都心から秩父へ!旅行初心者に優しい日帰り満足モデルコースを案内!

埼玉 #グルメ #プロジェクションマッピング #日帰り
2022.05.05

東京の都心からアクセスしやすい人気ある観光地の1つとして、埼玉・秩父が挙げられます。本記事では、秩父名物の祭の文化と自然を堪能できる日帰り旅行のモデルコースを紹介します。旅行初心者に優しいコースとなっていますので、次回の旅行先を検討する上で参考になれば幸いです。

ちちぶ号で到着!まずはグルメから攻める!

東京都内から秩父への観光は、西武鉄道を使うと便利です。今回は西武鉄道池袋駅から出発!

特急レッドアロー号の「ちちぶ号」に乗車し、全車指定席の車内でのんびりと埼玉の景色を眺めながら西武秩父駅を目指します。池袋と秩父はこの「ちちぶ号」まで最短78分で結ばれており、都心からも簡単に短時間でアクセスできます。

西武秩父駅に到着!

西武秩父駅に到着したら、まずは駅直結の温泉施設「西武秩父駅前温泉 祭の湯」に向かいます。秩父の名物である”祭”をテーマに掲げた施設で、たくさんの提灯が垂れ下がっている館内は明るい雰囲気が漂っています。また、温泉施設ではありますが、他にもフードコートがあります。※温泉以外のエリアは入館料無料

フードコートには、秩父名物を思う存分味わうことのできる7店舗が集結しています。秩父味噌つけ麺、みそぽてと、わらじかつ丼、炙り豚味噌丼、くるみだれそば、秩父味噌ラーメンなど、豊富に揃っていて選び放題です!

隣接するお土産売り場の一角には「まつり茶屋」という一服できるコーナーもあり、人気商品の豆乳ソフトをいただけます。味噌ピーナツが添えられていて、これまた秩父らしさを感じることのできる逸品です。

羊山公園で秩父の自然を独り占め!

腹ごしらえが終わり少し休憩したら、駅から徒歩20分の場所にある羊山公園を目指します。羊山公園は県立武甲山自然公園の西北部に含まれ、市民の憩いの場としても愛されています。

壮大な緑に囲まれており、秩父の自然を感じるのにぴったりの場所です。「見晴らしの丘」では、秩父市街の美しい景色を一望できます。山あいの町ならではのこじんまりとした市街地の風景は、眺めていると心落ち着かせるものがあります。

芝桜の丘

羊山公園で最も有名かつ人気のエリアが「芝桜の丘」です。春の季節に美しい色合いの芝桜が一面に広がる名所として知られています。関東でも有数の規模を誇る芝桜の植栽面積は、約17,600平方メートルにも及び、9種類40万株の花が咲いている姿は必見です。色とりどりの芝桜がデザイン化されて植えられているのが特徴で、「花のパッチワーク」とも呼ばれております。

甘い香り漂う優しい空間は癒し度100%です。芝桜の開花時期は4月中旬〜5月上旬。開花期間中には「秩父路の特産市」が毎年開催され、道の駅ちちぶに出店しているお店が集結します。秩父の名物グルメが勢揃いするので、時期が合えばぜひ立ち寄りたいですね。

羊山公園 詳細情報

詳細情報

料金
原則無料だが、芝桜の丘は「芝桜まつり」開催期間だけ営業時間を設けられて、入園料も発生する。
芝桜の丘(芝桜まつり期間)入園料:大人(高校生以上)300円(団体25名以上は250円)、中学生以下は無料、障がい者手帳をお持ちの方ならびに同伴の介護者1名は無料

定休日

営業時間
24時間 ※芝桜まつり期間中の芝桜の丘は、8:00-17:00

住所
〒368-0023 埼玉県秩父市大宮6175-1

電話
0494-26-6867

アクセス
・電車
西武鉄道「西武秩父駅」から徒歩約20分
西武鉄道「横瀬駅」から徒歩約20分
秩父鉄道御「花畑駅」から徒歩約20分
・車
関越自動車道「花園IC」から国道140号、皆野寄居バイパスを約25km
圏央道「狭山日高IC」から国道299号を約39km

駐車場

公式ホームページ:https://navi.city.chichibu.lg.jp/p_flower/1808/

※情報は2022年4月時点のものです。最新情報は、ホームページをご参照ください。

やまとあーとみゅーじあむ

園内には「やまとあーとみゅーじあむ」という美術館があります。こちらでは、20世紀の美術を代表する世界的巨匠の1人「棟方志功」の芸術品が多く展示されています。彼の代名詞でもある”板画”の世界観に浸るのもいいでしょう。

やまとあーとみゅーじあむ 詳細情報

詳細情報

料金
大人700円、大学生・高校生500円、中学生・小学生300円

定休日
火曜日(祝日の場合は翌日)、展示替え期間(年2回)、冬季休館

営業時間
10:00-16:00

住所
〒368-0023 埼玉県秩父市大宮6175-1

電話
0494-22-8822

アクセス
羊山公園内

駐車場
羊山公園の駐車場を利用

公式ホームページ:http://www.chichibu.ne.jp/~yamato-a-t/

※情報は2022年4月時点のものです。最新情報は、ホームページをご参照ください。

武甲山資料館

もう1つ隣接する施設に「武甲山資料館」があります。こちらの資料館では、秩父山地の生い立ちや秩父のシンボルである武甲山の動植物に関する資料が盛りだくさん展示されています。秩父の自然について学べる貴重な施設です。

武甲山資料館 詳細情報

詳細情報

料金
大人(高校生以上)210円(団体25名以上で100円)、中学生・小学生100円(団体25名以上で50円)

定休日
火曜日(祝日の場合は翌日)、12月29日~1月3日

営業時間
10:00-16:00

住所
〒368-0023 埼玉県秩父市大宮6175-1

電話
0494-24-7555

アクセス
羊山公園内

駐車場
羊山公園の駐車場を利用

公式ホームページ:http://www.bukohzan.jp/

※情報は2022年4月時点のものです。最新情報は、ホームページをご参照ください。

秩父神社で「和」を感じる

次に訪れるのは秩父神社です。秩父神社は三峯神社、宝登山神社と共に秩父三社の1つに当たります。権現造りの建築様式を用いた豪華な作りが特徴で、1592年に徳川家康公が寄進した由緒正しき歴史のある建物です。本殿の至るところに見られる色鮮やかな彫刻は、厳かなものから可愛らしいものまで私達を魅了してくれます。

特に目を引くのが「お元気三猿」と呼ばれる猿の彫刻です。日光東照宮で有名な「見ざる・言わざる・聞かざる」の逆に当たる「よく見・よく聞いて・よく話そう」を表したもので、不老長寿のご利益を期待できます。とてもユニークな表情をしているので、ぜひ生で見物してみてください。

そして、秩父神社でおすすめしたい体験が水占いです。水占いは本殿の横にある川の水に、おみくじの巻物を浸すことで文字が浮かんでくる仕組みとなっています。日本の和を感じられるほっこりとしたひと時を味わえるでしょう。今回は秩父神社のみを紹介しましたが、時間に余裕があれば三峯神社と宝登山神社も参拝してみてください。

秩父神社 詳細情報

詳細情報

料金
無料

定休日
年中無休

営業時間
神門開門5:00-20:00 ※冬季は6:00~

住所
〒368-0041  埼玉県秩父市番場町1-3

電話
0494-22-0262

アクセス
・電車
秩父鉄道「秩父駅」から徒歩約3分
西武秩父「西武秩父駅」から徒歩約15分
・車
関越自動車道「花園I.C」から国道140号線を経由して約30km

駐車場

公式ホームページ:http://www.chichibu-jinja.or.jp/

※情報は2022年4月時点のものです。最新情報は、ホームページをご参照ください。

まるで祭の本番!?秩父まつり会館

秩父まつり会館は、毎年12月2日と3日に開催される日本三大曳祭りの1つである「秩父夜祭」に関する資料や展示が行われています。日本が誇る伝統的なお祭りの1つ秩父夜祭は、2016年に「秩父祭の屋台行事と神楽」を含む「山・鉾・屋台行事」33件がユネスコ無形文化遺産に登録されました。ここでは祭ならではの屋台、笠鉾、幕、彫刻などがリアルに再現されています。

また、最新のプロジェクションマッピングが用いられ、秩父祭り囃子の賑やかな音楽をバックに花火が上がるクライマックスシーンまで、本当に夜のお祭りにいるかのような体験ができます。さらに、3Dシアターのコーナーでは、四季折々の秩父各地の祭風景が上映されるなど、まさに祭三昧なスポットといえるでしょう。バーチャルでのお祭り体験は、技術の進歩に驚くばかりです。

秩父まつり会館 詳細情報

詳細情報

料金
大人(高校生以上)500円(団体25名以上で450円)、中学生・小学生250円(団体25名以上で200円)
※障がい者手帳をお持ちの方ならびに同伴の介護者1名は無料

定休日
3月~11月:第4・第5火曜日、毎週火曜日(12月7日以降~2月) ※祝祭日は開館、12月29日~1月1日

開館時間
4月~11月:9:00-17:00(最終入館は16:30)
12月~3月:10:00-17:00(最終入館は16:30)

住所
〒368-0041 埼玉県秩父市番場町2−8

電話
0494-23-1110

アクセス
・電車
秩父鉄道「秩父駅」から徒歩約3分
西武秩父「西武秩父駅」から徒歩約15分
・車
関越自動車道「花園I.C」から国道140号線を経由して約30km

駐車場
無 ※秩父神社の駐車をおすすめ

公式ホームページ:https://www.chichibu-matsuri.jp/

※情報は2022年4月時点のものです。最新情報は、ホームページをご参照ください。

ラストは温泉に浸かって旅を締めくくる!

ラストは、西武秩父駅直結の「西武秩父駅前温泉 祭の湯」へ再び戻り、温泉に浸かって癒されて旅を締めくくります。広々とした露天風呂には岩風呂、花見湯、寝転び湯、つぼ湯があり、サウナや岩盤浴も充実しているので疲れをほぐすのに最適なスポットです。入浴後は、お祭りムード満載な館内で再び秩父グルメを楽しんでから帰るのもありですね。

西武秩父駅前温泉 祭の湯 詳細情報

詳細情報

料金(温泉エリア)
平日:大人(中学生以上)990円、子供(3歳~小学生)610円
土・日曜日・祝日・特定日:大人(中学生以上)1,100円、子供(3歳~小学生)730円
平日(タオルセット):大人(中学生以上)1,220円、子供(3歳~小学生)840円
土・日曜日・祝日・特定日(タオルセット):大人(中学生以上)1,330円、子供(3歳~小学生)960円
平日(館内着セット):大人(中学生以上)1,360円
土・日曜日・祝日・特定日(館内着セット):大人(中学生以上)1,470円

定休日
年中無休

営業時間
・祭の湯(温泉エリア):10:00-22:00(最終受付は21:30)、朝風呂(土休日)6:00-9:00(最終受付は8:30)、秩父湯台所は11:00-21:30(ラストオーダー21:00)
・呑喰処 祭の宴(フードコート):11:00-19:30
・ちちぶみやげ市(物販エリア):10:00-19:00

住所
〒368-0033 埼玉県秩父市野坂町1丁目16−15

電話
0494-23-1110

アクセス
・電車
秩父鉄道「秩父駅」から徒歩約3分
西武秩父「西武秩父駅」から徒歩約15分
・車
関越自動車道「花園I.C」から国道140号線を経由して約30km

駐車場

公式ホームページ:http://www.chichibu-jinja.or.jp/

※情報は2022年4月時点のものです。最新情報は、ホームページをご参照ください。

まとめ

埼玉屈指の観光地・秩父エリアを巡る旅を紹介してきました。伝統的な”祭”を大切にしている文化を肌で感じることができ、日帰り旅にぴったりな場所です。楽しい観光になること間違いないでしょう。