初心者登山者にも超おすすめ!飯能の天覧山に行ってきました!

埼玉 #川遊び #登山 #釣り
2022.08.20

埼玉県飯能市に位置する天覧山は、高さ197メートルという比較的低い山です。
そのため、登山は初心者という方でも非常に登りやすい山として有名。
舗装された道も多いので簡単に頂上まで登ることができ、手軽に達成感を味わうことができます!
今回はそんな天覧山と、隣の多峯主山を続けて登山してきました!
もちろん私も登山はド素人で、普通のスニーカーで挑みました。
果たしてそんな軽装備でも簡単に登れてしまうのか…?実際の体験談をご紹介します!

天覧山に到着

飯能駅から延々と歩く

天覧山のスタート地点は、飯能駅です。
飯能駅は西武池袋線の駅で、新宿からだとおよそ1時間程度電車にゆられた先にあります。

飯能駅から天覧山まで歩くとなんと40分!
行きの道は試しに歩いてみましたが、もうこの時点で疲れました。
元気が有り余っている人はぜひ歩いてふもとまで行ってみることをおすすめします。
ちなみにバスが出ていることを帰り際に知り、帰りはそそくさとバスに乗りました…。

そして天覧山のスタート地点、能仁寺に到着しました!
ここからいよいよ登山です!

春の天覧山

とにかく山道がすがすがしい

早速登山コースに入ります。しかし登山というよりはハイキングと言った印象。
傾斜はそこまでなく、ただのスニーカーでも余裕で歩けます!

また、春という季節も相俟って非常に空気も爽快でした。
あたりには木々が生い茂り、木漏れ日の中を縫うように進んでいく道は、涼しげで快適です。
そこまで暑さを感じることもなくサクサクと進めました!

舗装路も多く歩きやすい

天覧山の登山路は、ほとんどが舗装されていました。
後々調べてみると、山の中腹までは道が完全に舗装されているようです。
ネットではその後のコースには未舗装の道もあると記載がありますが、実際にそこまで険しい道はありませんでした。
傾斜も全体的にゆるく、非常に歩きやすいコースです。
道が入り組んでいるようなことなく、天覧山の場合は、広くてわかりやすいコースが1本のみ通っています。

初心者でも迷わない道

登山路の途中には、たびたび看板が出てきます。
道を案内してくれるものから頂上までの残りを示すものまで、他の山と比べて、看板の表示が非常に親切でした!
そのため超初心者で方向音痴の私でも迷わずに進むことが出来ました。

ちなみに登り始めて10分もしないうちに休憩所がありました。

非常に良心的です。
お子さん連れや、お年寄りにも丁度よい登山コースといえるでしょう。

あっという間に頂上に到着

頂上からの景色

登り始めてから10分程度でしょうか。
休憩所があまりにすぐ出てきたので予感はしていましたが、頂上に着きました!
たかが10分とはいえ達成感は抜群!
なんといっても山のふもとにいくまでに40分近く歩いているのですから…。

そして気になる景色ですが、眼下に飯能の町が広がります。
低い山といっても、その見晴らしはかなり雄大です!
かなり遠いところまで見渡せるその景色は、想像以上でした!

元気があったので多峯主山にチャレンジ

登山の時間よりも来るまでの時間の方が長いというのはなかなか悲しいものがあります。
そこで天覧山と続いている、多峯主山(とうのすやま)にも登ってみることにしました。
ちなみに多峯主山は標高271メートルと、天覧山よりも高い山です。
こちらは天覧山よりも登りごたえがありそう。
水分をとったら、間髪入れず出発です!

多峯主山の山道

傾斜はそこそこの良心的なコース

多峯主山の登山が始まりました!
険しい道を覚悟していましたが、コースは全体的になだらかです。
比較的歩きやすい道が長く続いていました。
木陰の道が多く、涼しい環境で歩けるのもありがたいポイントです。
かなり晴れている日でしたが、そこまで汗をかかずに登山できました。

また、天覧山と同様に随所に休憩スポットを配置してくれています。
開けた場所にベンチや屋根付き机が置いてあったりと、設備が良心的!
こちらもまたかなり登りやすい山でした!

水辺もあり涼しげ

とうのすやまの登山中には、水辺もいくつかありました。
水たまりのような池をよく見ると、小さなおたまじゃくしがいっぱい‼
春ということもあり、新しい命の息吹を感じることが出来ました。

山道では「ハチに注意」「マムシに注意」「クマに注意」などといった看板が立て続けに出てきたりしました。

そんなに危険な場所なのかと身構えましたが、オタマジャクシ以外には遭遇することなく無事に登山を終えられました。

30分程度で踏破

あれよあれよという間に山頂へ。
登り始めてから約30分程度で登頂できました!
かなり足早に進んでいたと思うので、普通に歩けば40分程度の道のりでしょうか。
いずれにしても、天覧山と併せても1時間足らずで登頂が可能です。
初心者にも非常に登りやすい山ですね。

ちなみに多峯主山の景色の方が、さすが高いだけあって見晴らしが良かったです!
この高さを自分で登ってきたと思うと、達成感もひとしお。
登山にハマってしまいそうです。

吾妻峡で一休み

とにかく綺麗な水

多峯主山から下りる際、突如目の前に渓谷が出てきました。
特に行く予定はなかったのですがその涼しげな風景に引き込まれ、行ってみることに。

ここはどうやら吾妻峡という川で、川遊びや釣り、キャンプなどが楽しめるスポットのようです。
川の音が疲れた体になんとも心地よく、ずっと眺めていられる美しい光景でした。
なんといっても水がきれい!
「秘境」という言葉が本当に似合う景色でした。
水は冷たく、野菜などを冷やして食べるのに良さそうな感じです。

テントを張っている家族もいました。
家族連れで来る際にはキャンプなども楽しそうです。

野性との遭遇

吾妻峡には「ドレミファ橋」という橋があります。
橋といっても、飛び石のようなもので足を広げて渡っていく必要があります。
そんなドレミファ橋で遭遇したのが、小さなカナヘビ。

ドレミファ橋のドの位置で立ちすくんでいました。
橋を渡りたいのか、動かないカナヘビ。
川の向こう側に渡してあげようと手を差し伸べると、するすると見事に泳いで岸に帰っていきました。

まとめ

天覧山の登山体験談をご紹介しました!
多峯主山も含めて初心者にも登りやすく、簡単なコースでした。
実際に、お年寄りや小さなお子さんも多く見かけたので、本当に初心者向けの山なのだと思います。

また、偶然出会えた吾妻峡も非常に綺麗な場所でした。
山登りの達成感、そして川の美しさが両方味わえる旅になりました!
是非自然に興味のある方はいってみてくださいね。