【沖縄 離島旅行その4】沖縄で自然を満喫するなら大神島|島の頂上から見える宮古ブルーは格別

沖縄 #マリンスポーツ #大自然 #沖縄観光 #絶景 #離島
2022.12.16

大神島は宮古島の北東部に位置する小さな島。

宮古島は観光地としてとても有名ですが、宮古島から船でアクセスできる大神島についてはあまり知られていません。

大神島を訪れる観光客はもちろん、大神島のことを知らない人も多いため、大神島は穴場スポットとして一部の間では知られています。

今回は知る人ぞ知る大神島の楽しみ方や、島の詳細情報について紹介します。

宮古島からいける大神島ってどんなところ?

大神島は宮古島の北東部に位置する人口20人強の島で、島民の平均年齢は70歳以上と言われています。

都会の街並みや食を満喫したい方に大神島は向いていませんが、大神島では大自然を肌で感じられるでしょう。

さらに島人が住んでいるのは港付近のみであり、近代的な建物はありません。

大神島の住人はゴルフカートや、一見廃車済みのような車で島内を移動していることも。

島内は坂が非常に急なので、高齢者にとってゴルフカートや車は必要な移動手段です。

さらに大神島は島の総面積が0.24平方kmの小さな島でありながら、島の半分以上は入る事ができません。

大神島では島の中心に展望台がありますが、立ち入り禁止区域の撮影を防ぐためドローンでの撮影も禁止されています。

謎に満ちた大神島ですが人間の手があまり加えられていないため、沖縄本島や付近の宮古島とは異なる世界を感じられるでしょう。

大神島で絶対行くべき場所やおすすめの自然体験

大神島は0.24平方kmの非常に小さな島なので、3時間程度あれば島を満喫する事ができます。

大神島へ行くことを考えている方に向けて、絶対に訪れて欲しい場所やおすすめの自然体験について紹介します。

  • おぷゆう食堂
  • 遠見台
  • シュノーケリング

おぷゆう食堂

大神港から徒歩1〜2分程度に位置するおぷゆう食堂。

島唯一の食堂処でもあり、昼の時間帯は観光客が集まります。

沖縄の暑さにピッタリのかき氷や、宮古島の代表的な料理の宮古そばから、カレーライスまで食べることもできますが、最もおすすめなのは『カーキタコ丼』です。

カーキタコ丼とは、タコの燻製と玉ねぎを一緒に炒めた丼で、おぷゆう食堂のメイン料理です。

伝統のある大神島ではカーキタコが特産品として知られているため、大神島を訪れた際はぜひ食べてください。

また、おぷゆう食堂は食堂としての営業だけでなく、宿泊施設としても営業しています。

宿泊利用することで、大神島の静かな夜を体験してみてはいかがでしょうか。

遠見台

大神島の住宅街を抜けると、頂上に上がるための遠見台入り口が現れます。

大神島の住宅街は古い建物が多く、天候が良ければ扉が開いたままの家も。

鍵をかけなくても島は平和である事がわかります。

そして遠見台の入口はこのような感じ。

『遠見台はこちら』という目標が住宅街にも続いているため、迷うことはないでしょう。

しかし、大神島の遠見台への道のりは非常に険しく、途中の階段はかなり急で休憩が必須です。

上から見ると階段の急さがはっきりとわかります。

そして階段を登ること10分程度、大神島の頂上に到着です。

遠見台は大神島で標高が74.8mと最も高いため、島全体だけでなく、宮古島の海を一望できます。

大神島の頂上から見える宮古ブルーには感動間違いなし。

ただし、遠見台では風が強いため、帽子やアクセサリーが飛ばないように気をつけましょう。

大神島では大半の場所が立ち入り禁止エリアなので、ものが飛ばされると取りに行く事ができません。

大神島の遠見台から見える宮古島の海を目に焼き付けておきましょう。

シュノーケリング

大神島の海は人間の手が加えられていない大自然の海だからこそ、色とりどりの熱帯魚が多く、サンゴが海一面に広がっています。

運が良ければウミガメを見ることができるため、非常におすすめのシュノーケリングスポットです。

大神島のシュノーケリングプランには午前の部と午後の部があり、午前の部では宮古島の島尻漁港を9時に出発する必要があるため、少し早めかもしれません。

シュノーケリング中の写真は有料の会社も多いですが、大神島のシュノーケリングでは写真を無料で受け取る事ができます。

ジニアスマリンクラブ

9:00 or 11:00 島尻漁港発の船に乗船

昼食付き 3時間プラン

8,000円/1人

090-4075-0428(9:00~18:00)

乗船代は8,000円に含まれていないため、注意してください。

また、シュノーケリングの予約はwebサイトからはできないため、必ず事前に電話を入れておきましょう。

シュノーケリングは長袖長ズボンのラッシュガードを装着しない方もいますが、大神島だけでなく宮古島周辺でシュノーケリングされる方は着用することをおすすめします。

宮古島周辺の海はサンゴが多いため美しく見えるのは非常に魅力的なポイントですが、肌に当たると傷になるので注意してください。

大神島に行く際の注意点

大神島には広大な多目的広場があり、島の規模感からは想像できないほど広い土地に驚きです。

これだけ広大な広場があれば、テントを張ってキャンプやバーベキューを楽しみたいところですが、大神島の禁止事項はたくさん。

  • バーベキュー禁止
  • 野宿禁止
  • 自然の持ち帰り禁止

おぷゆう食堂で食事をせずに間食などを楽しみたい方は、広大な広場をピクニックに使うことができます。

ただ、大神島にはコンビニはもちろん、商店もないので飲食物を島で買うという考えはNG。

かつて、大神島にも商店がありましたが、現在は閉業しているようです。

大神島でピクニックや飲食物の購入を考えている人は、宮古島で購入してから大神島に行きましょう。

大神島は神様が宿る島と考えられているため、自然の扱いやゴミの処理には十分気をつけてください。

島にはゴミ箱がないため、ゴミは必ず持ち帰りましょう。

大神島へのアクセス方法

大神島へのアクセス方法は宮古島の島尻漁港からの船のみです。

宮古島の青い海を通り、約15分船に揺られて着くのが大神島。往復料金は670円なので非常に良心的ですね。

島民の方が食料品の買い出しで利用されることも多いため、日常的にも利用しやすい価格帯になっているのではないでしょうか。

船の時刻表は以下の通りです。

1日5往復運行している期間もありましたが、1日4往復の運行が基本なので利用の際は注意しましょう。

島尻漁港発 大神島発
9:00 08:15
11:30 10:45
14:00 13:30
16:35 16:10

島尻漁港には無料で駐車できるので、追加料金の心配はありません。

しかし、悪天候には注意が必要です。

船が終日出ていない場合や昼以降は運休の場合もあるので、船の運行状況は乗船時に必ず聞きましょう。

島尻漁港の方に聞くと、回答してくれます。

また、大神港に着くと入島料として100円必須なので、小銭があると便利ですね。

入島料については島の港整備などに使用されるため、必ず支払いましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?大神島は宮古島から船で15分程度の離島で、令和時代を忘れられるような時間を過ごせるでしょう。

観光客が比較的少ない離島なので、プライベートビーチのように満喫できる砂浜はもちろん、島全体の自然を独占できます。

宮古島を訪れる予定の方や、大神島に興味を惹かれた方は、ぜひ大神島に足を運んでみてはいかがでしょうか。