贅沢な海鮮を堪能できる!北海道の有名観光スポット「小樽」ならではのグルメと名所をご紹介

北海道 #ご当地グルメ #体験 #海鮮 #観光
2024.04.29

北海道の有名観光スポットである小樽には、グルメやお土産、景色などの見どころが満載。北海道はとても広いですが、小樽なら1日で十分満喫できます。

写真映えするスポットも多いので、フォトジェニックな写真を撮りたい方も必見です。今回は、小樽ならではのグルメや名所をご紹介します。

 

小樽のアクセスと概要

小樽市は北海道の北西部、石狩湾に面する場所に位置しています。本州から小樽へ行くには、札幌を経由すると便利です。

快速エアポートという電車を利用すれば、札幌から30分ほどで到着します。電車の他に、バスで行くことも可能です。

おすすめなのは、札幌に発着する「高速おたる号」というバス。このバスに乗れば、1時間ほどで小樽に到着することができます。小樽は港町で海に面しているので、内陸とはまた違った風景を楽しめることも魅力です。

小樽といえば運河

小樽といえば、「小樽運河」が有名です。ここからは、小樽運河の概要や見どころをご紹介します。

小樽運河概要

小樽運河は、全長1km超えのとても長い運河です。小樽港から内陸部にまで続いており、緩やかなカーブを描いています。この形は、沖を埋め立てて作ったからなのだそうです。

もともと北海道の玄関口として多くの船が停泊していた小樽港ですが、より接岸できる船を増やすためにこの小樽運河が作られました。

ちなみに、今は運河沿いに歩道が設けられています。このような姿になったのは、運河としての役割を終えた昭和61年以降。

さらに運河沿いにガス灯が建てられるなどして、小樽運河は歴史的な観光名所となりました。そして、姿が変わった今でもなお、小樽市民を静かに見守っています。

小樽運河 詳細情報

詳細情報

料金
見学自由
定休日
通年散策可能
営業時間
通年散策可能
住所
〒047-0007 小樽市港町5 小樽運河
電話
0134-33-1661 (運河プラザ観光案内所)
アクセス
・電車&バス
JR小樽駅から徒歩約10分

・車
札樽道小樽ICから道道17号経由3km10分
駐車場

公式ホームページ
https://www.city.otaru.lg.jp/docs/2020100900367/

※情報は2024年4月時点のものです。最新情報は、ホームページをご参照ください。

レトロな雰囲気がお洒落

港から続く運河を、日常生活の中で見ることは少ないですよね。特に小樽運河のような、カーブを描く運河は珍しいものです。運河沿いに建てられたガス灯がまた、レトロでお洒落。

夜に訪れればこのガス灯が点灯し、暖かい光を発します。その光が運河に映り込み、幻想的な光景を見せてくれます。

また、運河周辺に建てられたレンガ造りの倉庫も魅力的です。昔から変わらない赤茶色のレンガ倉庫も、貿易の拠点として栄えていた小樽運河を象徴するもののひとつ。今やこうした建物は倉庫としてではなく、レストランやコンサート会場などに再利用されています。

小樽グルメといえば海鮮丼!活気あふれる市場へ

北海道といえば魚介ですよね。特に小樽は海に面した港町なので、新鮮な魚介類がたくさん獲れることでも有名です。

小樽には魚介を多く扱う市場がたくさん有りますが、中でもおすすめなのが「三角市場」です。駅から近いので、観光ついでに訪れるのにもぴったりです。ここからは、三角市場の魅力をご紹介します。

三角市場で昼食

三角市場の中には様々な店が軒を連ねており、それぞれが店頭に魚や干物、貝類などを並べて売り出しています。生け簀で泳いでいる魚をその場で締めてくれるお店もありますよ。にぎやかな狭い通路を通って行くと、食堂がいくつかあるのが分かります。

食事ができるところは全部で6店舗。どの食堂も、とれたての海鮮を存分に使ったメニューを豊富に取り揃えています。

いくらとウニを存分に堪能

今回の昼食に選んだのは、「鮮魚食堂かわしま」というお店です。注文したのは、好みのネタを選べる3色丼。

サーモン・本マグロ・カニ・イカ・ウニ・イクラ・ホタテ・ボタンエビ・ツブ・シャコ・トビッコ・松前漬けの中から選べて、2,200円です。

その中から今回は、イクラ・ウニ・ホタテを選びました。写真の通り、ご飯の上には3色の海の幸がふんだんに乗せられています。

ぷつんと勢いよく弾けたイクラの中からは、旨味がぎっしり詰まった濃厚な卵液が出てきます。ミョウバンが一切使われていないウニは苦味が一切なく、とろりとしたまろやかな味わい大ぶりのホタテは歯応えも良く、淡白ながらに旨みを感じます。

3,000円以内でこんなに贅沢な海鮮丼が食べられるなんて、さすがは小樽!訪れた際には、ぜひその美味しさを味わってみてくださいね。

<三角市場 基本情報>
・営業時間 :【市場】6:00~17:00【食事】7:00〜17:00
・定休日  :年中無休
・住所   :北海道小樽市稲穂3丁目10-16
・公式サイト:http://otaru-sankaku.com/

小樽には他にも見どころがたくさん

小樽には、景色やグルメ以外にも見どころがたくさんあります。ここからは、旧国鉄手宮線やガラス細工店をご紹介します。

旧手宮線跡

鉄道マニアには有名な旧手宮線。この路線は明治13年に、物資の輸送を主な目的として開通されました。

しかし、後にトラックなど他の輸送手段が発達したことで、昭和60年には廃線になってしまったのです。現役の線路として105年間もの長い間、北海道の物流や開発を支えてきました。

そんな旧手宮線ですが、実は今もなおその線路が残されているのです。線路の後は散歩道のようになっており、誰でも出入りすることができます。今は使われない線路の上に緑が茂っている様子は、なんだか不思議な光景です。

廃線を自由に散策できるのは、全国的にも珍しいと言えます。写真を撮るスポットとしても人気で、多くの観光客で賑わっています。ところどころに手宮線の解説パネルがあるので、興味のある方はぜひ読んでみてくださいね。

旧国鉄手宮線 詳細情報

詳細情報

料金
散策自由
休業日
通年散策可能
営業時間
通年散策可能
住所
〒047-0031 北海道小樽市色内1丁目
電話
0134-32-4111
アクセス
・電車&バス
JR小樽駅から徒歩約15分

・車
札樽自動車道小樽ICから約5分
駐車場

公式ホームページ

https://otaru.gr.jp/shop/temiya-line

※情報は2024年4月時点のものです。最新情報は、ホームページをご参照ください。

手作りガラス工芸

小樽はガラス工芸の街としても知られています。ガラス細工を販売する工房は、市内で10店舗以上。どこへ行ってもクオリティの高いガラス細工に出会えるので、ぜひ訪れた際は近くのお店に立ち寄ってみてください。

今回訪れたのは、「北一硝子」というガラス工房です。グラス・お皿・花瓶・アクセサリーなど、さまざまなガラス細工を販売しています。

繊細な技法により造形されたガラスアートは、見ているだけでも楽しめます。どれも手作りの一点ものなので、同じ商品でも模様のちょっとした違いがありますよ。気になる商品があった際は、ぜひ見比べてみてくださいね。

<北一硝子 基本情報>
・営業時間 :9:00~18:00
・定休日  :年中無休
・住所   :北海道小樽市堺町7番26号
・公式サイト:https://kitaichiglass.co.jp/

まとめ

小樽は写真映えするフォトスポットが多く、若い方にも人気があります。新鮮な魚介も豊富にあるため、魚介好きの方にもぜひ訪れてほしいスポットです。市内だけで十分に1日満喫できるので、北海道観光に迷った際はぜひ参考にしてみてくださいね。