増田まんが美術館が居心地よすぎ! カフェやグッズあり。漫画を読みに行こう♪

秋田 #アニメ #子連れ #漫画 #穴場スポット #美術館
2023.02.14

漫画の文化を守り伝えるための施設、「増田まんが美術館」は、漫画の奥深さを知る日本ならではのミュージアムです。

2019年5月にリニューアルオープンし、きれいに、そして漫画の良さを詰め込んで生まれ変わりました。

娯楽である漫画だけど、元気をもらったり、時には自分を変えるような出会いになったりしますよね。
漫画の世界に浸りに行きましょう!

増田まんが美術館へのアクセスは?基本情報

増田まんが美術館は、秋田県南部の横手市にあります。冬の風物詩「かまくら」で有名な町ですよ。
横手市は市町村合併によりとても広くなったのですが、増田地区はその中でも一番南にあります。

増田まんが美術館は、1995年に日本で初めての漫画の美術館として誕生しました。
旧増田町は「釣りキチ三平」の作者、矢口高雄さんの出身地で、その功績を紹介するためにオープンしたのが起源です。

現在では20万点以上の原画を所蔵し、アーカイブ保存などの作業を実際に見ることができます。

増田まんが美術館の入館料

増田まんが美術館の入館料は無料です。
先ほど触れたアーカイブ保存作業の様子も無料で見ることができるんです。

特別展示室のみ有料で、券売機でチケットを購入します。特別展示室の入館料は大人が800円です。

  • 大人:800円
  • 高校生:600円
  • 中学生:400円
  • 小学生:200円
  • 小学生未満:無料

※2023年1月現在

10人以上の団体利用の場合は割引になります。
さらに年間パスポートもあるので、何度も訪れるなら断然お得!大人用の年間パスポートは3,000円なので4回行けば元がとれる計算です。

増田まんが美術館へのアクセスと駐車場

  • 車でアクセスする場合
    秋田自動車道から湯沢横手自動車道路へ。1つめのIC「十文字IC」で一般道へ。国道13号線および342号線を通って向かいます。
    十文字ICから増田まんが美術館へは約10分です。
  • 電車でアクセスする場合
    各駅から横手駅へ。秋田新幹線を利用の場合は、大曲駅で奥羽本線へ乗り換えて横手駅へ。
    横手駅から増田まんが美術館へは、路線バスを利用して約30分。タクシーが便利です。
  • 飛行機でアクセスする場合
    秋田空港と増田まんが美術館を結ぶエアポートライナー(予約制)の利用がおすすめです。
    前日のお昼までの予約なので、忘れずに!予約先は湯沢タクシーです。
  • 駐車場
    約180台分の無料駐車場を併設。停められないことはほとんどないです。混雑が予想されるイベント時は臨時駐車場とシャトルバスが運行されます。

増田まんが美術館の館内を紹介

増田まんが美術館は無料だから、くまなく満喫したもん勝ち!
マストで抑えておきたい館内の施設を紹介します。

1F・資料展示

入館した正面が総合受付。そこから左手に進むと、「マンガの蔵」「マンガ文化展示室」といった漫画の資料を展示したスペースがあります。

ここでは、貴重な原画を多数保管し、紙の酸化を防ぐ保存やデジタルデータにアーカイブ保存していく工程を公開しています。
密閉された引き出しに1枚1枚原画を保存した「ヒキダシステム」は、実際に引き出しを出して原画を見ることができますよ。自分の好きな作家を探してみてくださいね。

漫画の資料展示をしているエリアは写真撮影ができませんのでご注意ください。

1F・グッズ売り場

総合受付の裏にあるのがミュージアムショップです。
漫画のかっこいい&かわいいグッズが並んでいて、どれにしようか迷ってしまいます。
クリアファイルなどの文房具から、携帯ケースなどの雑貨、Tシャツなど衣料品まで、ラインアップが豊富で見ているだけでも楽しいです。
ほかにはない美術館だから、オリジナルグッズも豊富です。

グッズ売り場の壁は、漫画のパネルがかけられたスタイリッシュな「マンガウォール」。
漫画の世界観に魅せられますね。

1F・マンガカフェ

総合受付から右手へ進んだ先にあるのが、「マンガカフェ」です。
壁やテーブルに漫画のコマがデザインされているほか、モニターでアニメーションを楽しむこともできます。

メニューももちろん漫画仕様。かわいいデザインやコースターなどの雑貨もオリジナリティにあふれ、インスタ映えしそうです。

特別展示が開催されているときには、コラボメニューが登場しますよ。
ランチメニューは限定数の場合があるので、早めの訪問がおすすめ。

2F・マンガライブラリー

増田まんが美術館の2階は、常設展示と「マンガライブラリー」がメインです。
マンガライブラリーは、言い換えれば「無料の読書室」。
約25,000冊の漫画が本棚に並び、全て無料で読むことができるんです。

ベンチスペースはもちろん、寝転がって読めるスペースまであって、「こんな贅沢していいの?!」というスペースになっています。

マンガライブラリーに漫画を読みに行くだけでも、増田まんが美術館に行く価値があります。海外の漫画もありますから、新しいジャンルを開拓してみるのもいいですね。

飲食物の持ち込みはできませんから、ルールを守って読みましょう。

増田まんが美術館のおすすめの楽しみ方

最後に、増田まんが美術館の楽しみ方をご紹介します。

増田まんが美術館では定期的に特別展示・イベントを開催していますので、まずはそちらをゆっくり観覧しましょう。漫画作家さんのサイン会やトークショーも数多く開催されていますよ。

続いて、漫画の資料展示へ。作家さんのお話や、作品を完成させるまでのストーリーに触れて感激した中で、実物の漫画原画を見ると漫画熱がピークに!
その漫画が消えてなくならないよう、保存活動を懸命に続けるスタッフの人々が輝いて見えます。

目や耳、そして心でたくさん情報を仕入れたら、少し休憩しにカフェへ。漫画への情熱を反芻しながらランチ&カフェタイムでゆっくりしましょう。
漫画コラボのメニューのほかに、増田産の食材を使ったメニューや季節限定メニューもあるので、そちらも楽しんでくださいね。

休憩を終えたら2階に行って漫画を読んで過ごしましょう。

漫画を読む前に見てほしいのが「名台詞ロード」。人気漫画の名台詞が吹き出しデザインで壁に描かれています。「わかるわかる!」というものもあれば、「素敵なセリフがあるんだな」と初めて知るものも。
「名前は知っている漫画だけどこんな名セリフが隠れていたとは!」と新たな発見をしたりします。

胸に刺さった名台詞の漫画を手にとって読んでみるのもいいですね。漫画との新しい出会いがある、それが増田まんが美術館の魅力です。

ちなみに、2階には授乳室もあり。漫画作成体験ができるワークショップが年に数回開催され、子供に大人気です。
授乳室があるから、小さなお子さんがいるパパママでも、安心してワークショップ参加や来館ができますね。

まとめ:漫画好きには夢の世界!

秋田の片田舎にある漫画の美術館。そこは夢の世界でした。読みたい漫画が多すぎて、時間が足りないくらいです。
しかもその夢の空間に、無料で飛び込めるのは嬉しいですよね。

オシャレなグッズからユニークなグッズまで揃うミュージアムショップも夢の空間。
増田まんが美術館を訪れたのをきっかけに、しばらく漫画ウィークになっちゃいそう。漫画好きなら絶対おさえておきたいスポットです。
みなさんも漫画の魅力を余すところなく堪能してくださいね。