境港市街全体がゲゲゲの鬼太郎テーマパーク?レトロ感漂う「水木しげるロード」を散策

鳥取 #ゲゲゲの鬼太郎 #妖怪
2022.03.13

山陰屈指の漁港で物流の要所として栄えた境港市は、往年の人気アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」を生み出した水木しげる生誕の地でもあります。3世代に渡って愛される鬼太郎の世界が、作者所縁のこの町全土に繰り広げられ、町の人気観光スポットとなっています。お馴染みのキャラクター達が出迎える、お茶目な妖怪ワールド「水木しげるロード」にはどんな世界が待っているのか紹介します。

 

山陰屈指の漁港で物流の要所として栄えた境港市は、往年の人気アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」を生み出した水木しげる生誕の地でもあります。

 

3世代に渡って愛される鬼太郎の世界が、作者所縁のこの町全土に繰り広げられ、町の人気観光スポットとなっています。お馴染みのキャラクター達が出迎える、お茶目な妖怪ワールド「水木しげるロード」にはどんな世界が待っているのでしょう。

 

歴史と変遷

 

ゲゲゲの鬼太郎

 

1954年に水木しげる原作の紙芝居として登場した「ゲゲゲの鬼太郎」は、主人公鬼太郎と様々な妖怪たちが繰り広げるヒーローものの妖怪漫画として、最初の妖怪ブームを巻き起こしました。漫画、アニメ、映画、ゲームなど、多様な分野で半世紀以上も愛され続けている人気漫画です。

 

水木しげるロード

 

水木しげるロードとは、境港市にある全長800mの商店街を町おこしの一環として「ゲゲゲの鬼太郎」の登場人物やモニュメントを町に設置し、1993年に誕生しました。2010年にはNHK連続ドラマ「ゲゲゲの女房」が大ヒットして注目が集まり、観光客も急増しました。

 

また、2018年には誕生25周年を祝うリニューアル工事が完成し、妖怪ブロンズ像も増設され全部で177体が設置されています。2004年には「美しい日本の歩きたくなるみち500選」、2006年には「がんばる商店街77選」、2017年には「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」などに選ばれています。

 

水木しげるロードの見所

 

ここからは水木しげるロードの見どころを詳しく紹介していきます。

 

妖怪神社

妖怪神社は、妖怪の故郷として妖怪達が住みやすい自然環境を守るため、2000年に創建されました。一反もめんを象った鳥居の先には、高さ約3mの黒御影石や樹齢300年の欅が立ち、水木しげるが入魂の際転げ落ちたという「目玉石」が祀られています。神社の前にある「目玉おやじ清めの水」では、目玉おやじをイメージした御影石の球がクルクルと回っています。

 

河童の泉

 

妖怪広場内にある泉で、「河童の三平」の主人公・三平や河童、小便小僧など、水に纏わるブロンズ像が9体設置されています。塔は高いところで3m、泉の深さは30cmで4か所から霧が噴き出る仕掛けになっており、ファンタジーな妖怪の世界を演出しています。

 

ゲゲゲの妖怪楽園

 

妖怪世界に纏わる展示やゲーム、写真撮影やグルメが楽しめる入場無料の公園です。鬼太郎の家や一反もめんの遊具の他、妖怪縁日で射的やスマートボールなどの娯楽、遊戯施設も充実しています。妖怪茶屋やイートスペースでいただく「妖怪ラテ」や「妖怪おでん」もお薦めです。巨大な「がしゃどくろ」の前は、子供たちにも人気の記念写真スポットです。

 

水木しげる記念館

「ゲゲゲの鬼太郎」の原作者水木しげるが創造した妖怪の世界を体現した博物館です。同氏の肖像写真や貴重な漫画作品・原画などが展示されている水木ギャラリーの他、漫画に登場する妖怪たちの棲家を再現した洞窟など、遊び心満載の水木ワールドが広がります。

 

日本各地の妖怪を全都道府県から集めた展示や水木しげるのユーモア溢れる人生語録など。また、アニメ化50周年を記念して、第1作から最新作までのアニメ作品を上映するなど、1日中楽しめるミュージアムです。

 

水木しげる記念館 詳細情報

 

詳細情報

料金
一般700円、中学生・高校生500円、小学生300円、障がいのある方ならびに同行者300円

※団体20名以上でお越しの場合、1人につき100円値引き
※とっとり花回廊友の会の会員証ならびに、島根県立美術館ミュージアムパスポートの掲示で100円値引き
休館日

営業時間
9:30-17:00
住所
〒684-0025 鳥取県境港市本町5番地
電話
0859-42-2171
アクセス
JR境港駅より徒歩約10分
駐車場
無 ※近くにある境港駅前駐車場、日ノ出駐車場、大正町駐車場を利用
公式ホームページ:https://www.awajishima-kanko.jp/

※情報は2022年3月時点のものです。最新情報は、ホームページをご参照ください。

 

妖怪ブロンズ像

水木しげるロードのあちこちで目にするのが、ゲゲゲの鬼太郎に登場するキャラクターをあしらったブロンズ像です。鬼太郎を始め、ねずみ男、目玉おやじ、猫娘など、当初は23体しかなかった妖怪ブロンズ像は年々増え続け、今では177体になりました。鬼太郎だけでも10体あるそうなので、散歩がてら全部の像を見つけるのも楽しみの1つですね。

 

妖怪グッズ

 

商店街ではこの町でしか手に入らない妖怪グッズを、是非お土産に買ってみてはいかがでしょうか?「鬼太郎下駄」や「妖怪Tシャツ」、とぼけた表情が可愛い「ぬりかべバッグ」、目玉おやじにちなんだ「爪楊枝入れ」や「目玉ヘアクリップ」、絵柄の美しい「妖怪花札」など、パラエティに飛んだ雑貨が溢れています。

 

妖怪グルメ

商店街には沢山の菓子屋、土産物屋などが立ち並んでいます。鬼太郎にちなんだこの町ならではのスナックやスイーツを見つけて、是非食べ歩きを楽しんでみて下さい。

 

以下、鬼太郎グルメの一例です。

 

  • 一反もめんに模したイカ焼き「一反もめん」
  • 目玉おやじにちなんだちょっと不気味な和菓子「目玉おやじ饅頭」、洋菓子「目玉のばうむ」
  • 小腹が空いたときに食べたい「鬼太郎パン」や「でこ饅頭」
  • お土産にも喜ばれる「妖怪饅頭」や「妖怪壺入り地酒」など

 

妖怪ワールド体験

 

妖怪スタンプラリー

 

観光案内所やお店で最初に「妖怪ガイドブック」(120円)を購入し、通りの各所に置いてある妖怪スタンプを集めるという遊びです。37種類を全て集めると「妖怪博士」に認定され、認証スタンプと「完走証」がもらえます。20種類以上集めた人には「呑気シール」がプレゼントされます。

 

妖怪ポスト

 

「鬼太郎の家」の横にある妖怪ポストに郵便を投函することもできます。妖怪消印が押されて届くので、旅の良い思い出になるでしょう。

 

妖怪レンタサイクル・妖怪人力車

 

アニメに登場する人気キャラクターのプレートが自転車に付いて、500円(1台)で町のサイクリングを楽しめます。ゆっくり周りたい人には、1日5,000円で貸切の「妖怪人力車」もおすすめです。

 

水木しげるロード 詳細情報

 

水木しげるロードの詳細情報です。

 

詳細情報

料金
店舗や施設ごとに異なる
休館日
店舗や施設ごとに異なる
営業時間
店舗や施設ごとに異なる
住所
〒684-0004 鳥取県境港市大正町
電話
0859-47-0121 ※境港観光案内所
アクセス
・電車

JR山陰本線境港駅[出口]から徒歩約1分

・車

JR山陰本線境港駅を下車すぐ
駐車場
無 ※近くにある境港駅前駐車場、日ノ出駐車場、大正町駐車場を利用
公式ホームページ:http://www.sakaiminato.net/c817/roadmap/map/

※情報は2022年3月時点のものです。最新情報は、ホームページをご参照ください。

 

まとめ

 

境港市といえば、ダイハツのCMで話題となった「ペタ踏み坂」こと江島大橋でも有名です。しかし、あの急勾配の向こうには、こんな神秘的な妖怪の世界が待ち構えています。

 

水木しげるロードは、子供のためだけのテーマパークではありません。水木しげるのブロンズ碑に刻まれた名言「なまけ者になりなさい」は、日常の煩雑に追われ、心に余裕のなくなっている現代人に優しく語りかけているようです。