船に乗りながら、東京都内の街並みを楽しむことができる都内クルーズ!
春夏秋冬どの季節でも最高の景色を堪能できます。
今回は、季節ごとの都内クルーズの魅力に迫りたいと思います。
目次
春の目黒川クルーズ
都内屈指、いやもはや都内一とも言えるほど、春の季節に桜の花が美しい目黒川一帯。
川沿いに咲き誇る桜並木は本当に美しく、一面ピンク色で埋め尽くされます。
目黒川沿いの桜の景色は、ドラマや映画などでもよく使われていますよね。
そんな目黒川沿いの桜が開花する時期から満開の見頃真っ盛りを迎える時期に合わせて行なわれるのが目黒川クルーズです!
スタート地点は品川区の天王洲。
目黒川の水門をくぐり、大崎〜五反田を経由して目黒川をさかのぼり、再び天王洲へ戻ってくるという計70分にも及ぶコースです。
事前予約した場合の料金は大人1人3,900円で、当日だと4,500円かかるので事前予約をして行った方がかなりお得!
友達同士、恋人同士、家族連れでも、そして1名から予約可能です。
お一人様でも楽しめるというのは嬉しいですね。
全席自由席、またトイレも完備なので安心して乗船できます。
目黒川沿いの桜は、枝が水面に向かって伸びているのが特徴。
ゆったりと進みながら、垂れ下がっている桜を間近で見ることができ、水上ならではの視点での写真が撮れるでしょう。
そして一番の見どころと言えば、桜の花びらが水面いっぱいに散って浮かんでいる”花筏”!
淡いピンク色の花びらがゆらゆらと一面に浮かぶ姿は見ているだけで心洗われます。
日本らしさも感じることができますね。
ちなみに期間中は夜桜を楽しめる夜行便も運行され、ネオンに灯された幻想的な桜並木は必見です!
※情報は2022年6月時点のものです。最新情報はホームページをご参照ください。
公式サイト:https://www.tokyowaterways.com/services-1
夏の東京湾納涼船
夏は東京湾納涼船で思いっきり夏の夜を楽しみましょう!
期間は毎年6月下旬もしくは7月頭〜9月下旬ごろまで。
新型コロナウイルスの影響により、今年は実に3年ぶりの運行となります。
竹芝客船ターミナルから出航し、期間中は毎日19時15分に出発し、21時に戻ってきます。
船内では毎日日替わりで音楽などのイベントが行なわれ、様々な形で私たちを楽しませてくれますよ。
名物は浴衣ダンサーズ!
料金は大人一人1,500円。ドリンクやフードは別途有料となります。
web予約限定で1,000円になるのでとってもお得です。
また、4名〜、8名〜、16名〜など規定人数以上の利用で個室やお座敷、レストランプランなどがあり、大人数での宴会にもぴったり!
春の穏やかなクルーズとは打って変わって、スケールの大きな東京湾で東京のネオンを眺めながら、一晩限り陸から離れて”非日常”を味わうことができるでしょう。
また日〜木曜日限定で、浴衣姿で入場した場合に500円オフになるというユニークなサービスも魅力的!
まさに夏の風物詩と言えますね。
東京タワー、レインボーブリッジ、大井コンテナ埠頭などなど…海から眺める日本が誇る大都会の夜景を、目に心に焼きつけちゃいましょう!
公式サイト:https://www.nouryousen.jp/
秋のシンフォニー東京湾クルーズ
春はのんびりと、夏はワイワイとそれぞれのクルーズの魅力を満喫したら、次は秋の東京湾クルーズはいかがでしょうか?
「食欲の秋」ということで、少しだけ贅沢して美味しいものを…。
そんな時は思い切って奮発して、フレンチ懐石をいただきながらゆったりとした時間を過ごせる「シンフォニー東京湾クルーズ」がおすすめ!
発着場所は、JR浜松町駅より徒歩12分、ゆりかもめ・日の出駅からは徒歩1分に位置しています。
ランチやディナータイムの時間帯のクルーズもありますが、16時20分〜18時20分のサンセットクルーズでは、秋の季節だとちょうど夕暮れ時と重なるので、美しい夕焼けを眺めなら2時間の船旅を楽しむのに最適だと言えます。
航路は日の出桟橋を出発し、東京ディズニーリゾートを通り過ぎ、中央防波堤越しに東京都内の風景や羽田空港を一望することができます。
羽田空港通過後は、今度は東京タワーや東京スカイツリーが現れます。
心地よい海風と夕日を背に、食事を終えたらぜひデッキで秋の東京の姿を眺めたいところ。
夕日に染まる東京の情緒あふれる風景は格別です!
公式サイト:https://www.symphony-cruise.co.jp/index.php
冬の屋形船「ユメミヅキ」
ラストにご紹介するのは冬の季節の屋形船!
もはや見るだけでも観光気分が味わえるほど魅力たっぷりな屋形船ですが、実際に乗ってみると昔ながらの”江戸の雰囲気”を体感できてとてもおすすめです。
特に冬はゆったりと進む船の上でお酒を飲みながら東京の冬の景観を眺められることで人気があり、忘年会シーズンは特に賑わいをみせます。
そんな冬の屋形船で特に推したいのが「ユメミヅキ」!
この船は、利用人数が最大で20名までという、東京湾で唯一の小型屋形船として有名。
数種類あるコースのうち、隅田川北上コースは、古い歴史のある勝鬨橋や永代橋などの下をくぐり抜け、下町ならではの味のある船旅を楽しめます。
橋の下をくぐり抜けられるのは、屋形船の特権とも言えますよね。
クリスマス前には日に日に高まるクリスマス感を、年末年始にはお正月感満載な風景に様変わりした街並みを眺めながら…と、普段過ごしている街の景色を、水上から客観的に見てみると、新たな発見があってとても面白いです。
冬は豊富なグルメを堪能できるのもこの季節ならではの醍醐味!
畳の敷き詰められた船内で美味しい料理とお酒を片手に過ごす夜は、古き良き日本の姿を思い出させるような風情豊かなひとときとなることでしょう!
まとめ
以上、春夏秋冬で楽しむ東京都内クルーズの魅力を、シーズンごとに分けてご紹介しました。
下町風情溢れるものからちょっとリッチなものまで、季節ごとにガラリと姿を変える大都会・東京を船の上から堪能できるクルーズ旅。
水の上で過ごす数時間の非日常を楽しんでみてください。