【沖縄 離島旅行3!】屋我地島の塩工場の見学&試食が面白い!おしゃれなカフェもたくさんある秘島♡

沖縄 #カフェ #マリンスポーツ #海水浴 #自然 #見学ツアー
2022.12.10

沖縄北部の玄関口であり中心部である、名護市。
その北部沿岸にあるのが屋我地島です。

二本の橋で繋がった、車で行ける離島。さらにその向こうには古宇利島があります。

古宇利島への経由地として素通りされがちな屋我地島は、沖縄の伝統と穏やかに流れる時間を感じられる場所。
今回は沖縄離島旅行のラスト第三弾として、屋我地島の観光ポイントを紹介します。

屋我地島の塩工場「沖縄ベルク」が見逃せない!

屋我地島をWEB検索してみると、観光スポットに混じって紹介されているのが「屋我地島の塩」。

雪塩入りちんすこうなどはよく目にするけど、屋我地島の塩とは?
屋我地島の塩を作る「沖縄ベルク」に行ってきました。

製造過程を見学

沖縄ベルクでは、屋我地島の塩の製造過程を見ることができます。
見学の予定はなく訪れたのですが、スタッフさんが「見学しますか?」と快く声をかけてくださり、前のめりでお願いしました。

短い時間に簡単ではありますが、スタッフさんのガイド付きで無料の工場見学へ。
工場と言っても大きな建物が建っているのではなく、貯水、火入れ、乾燥の各工程の小屋が並んでいます。

屋我地島の塩はピンク色。それは鉄釜を使用することで鉄の成分が染み込むから。

さらに、太陽の光がたっぷり入るハウスで乾燥します。
この太陽の光が、屋我地島の塩のまろやかな甘みを作るんだそう。

この製法は、例えば貯水装置など現代の技術を取り入れながら、基本的な流れは大昔から変わっていません。
沖縄の海、風、太陽、そして土によって作られる、自慢の塩です。

窯の中で轟々と燃える火と、小屋いっぱいに立ち込める湯気、そうして出来あがるピンク色の鮮やかな塩を自信を持って伝えてくれるスタッフさん。
長年受け継がれる職人たちの聖域のような空気でした。

塩を試食しながらお土産選び

塩の製造過程を見学したら、直売所で実際に食べたりお土産を選んだりしましょう。
海水を汲み上げてから約1カ月で塩になるそうで、今見た過程を経てきたのかと思うと、手に取る商品が宝石のように輝いて見えますよ。

ちょっぴりしょっぱいけど、試食タイム。粗塩や粒子の細かいさらさらな塩を食べ比べします。
塩は細かいほどしょっぱさが増すそうで、その味や口当たりの違いがあまりにも鮮明で驚きました。

そして、太陽の光をたっぷりと浴びた屋我地島の塩は、本当にまろやか!ファンが多いのも納得です。

屋我地島の塩アイスも食べてみて

直売所では、屋我地島の塩入りのアイスクリームを販売していますから、ぜひ食べてみてくださいね。
ほんのり感じるしょっぱさが爽やかで、どんどん食べられます。
沖縄の暑い夏の日には特にぴったり!しょっぱさは、最後には軽やかな甘さで口に残ります。

普段見ることのない塩の製造過程見学と、美味しいスイーツで充実した時間を過ごせました。

沖縄ベルクへのアクセス

屋我地島は、名護側から奥武島を通ってアクセスする方法と本部側から渡る方法の2つがあります。
奥武島を通って「屋我地大橋」から屋我地島に入り、道なりに進むと「沖縄ベルク」の看板が登場。
細い小道へと曲がれば間もなくして沖縄ベルクです。

塩アイスクリームの看板が目印。
一見、観光客が入っていいのか迷う雰囲気ですが、直売所もあって快く迎えてくれます。
車は直売所の前に停めましょう。

沖縄ベルクHPはこちら

屋我地島でおすすめのおしゃれなカフェ

屋我地島には、おしゃれなカフェが続々とオープンしています。
観光客が多くない穴場な島なので、静かで穏やかな沖縄カフェを満喫したい人におすすめ。
ぜひ訪れてほしいカフェを3つピックアップしました。

CALiN(カラン)

屋我地の沿岸部から中に入ったところにあるカフェCALiN(カラン)は、古民家を使ったおしゃれなカフェ。雑貨や食器も並ぶお店です。
大きなドーナツが乗ったパフェは、かわいくてインスタ映えしそうなスイーツメニューで人気があります。

4人用テーブル席、ソファ席、そして小上がりもあって、誰と行っても寛げそう。
外観は沖縄らしい古民家だけど、中は北欧の田舎町のような温もりです。

カラカラと音をたててまわるアイスコーヒーの氷が、心地良く響く上質な空間でした。

古民家cafe喜色(Kiiro)

古民家cafe喜色(Kiiro)も、沿岸部から少し離れたカフェ。
カランと同じく古民家風のカフェで、内部も沖縄へ帰省したかのような居心地の良さです。

緑溢れる庭を眺められる2人用のテーブルがフォトジェニックでおすすめの席。

古民家cafe喜色の魅力は、地元の食材をふんだんに使ったヘルシーなランチ。そして、こだわりの陶器です。
テーブルの上を彩る全てのものに、おもてなしの心を感じます。

※現在はオーナーが産休・育児のため一時休業されています。

avocafe沖縄店

avocafe(アボカフェ)沖縄店は、古民家cafe喜色のすぐそばにあるアボカド専門店。
東京にも店舗を構えるavocafeの沖縄店では、沖縄らしい味も堪能しながら自慢のアボカドメニューを楽しむことができます。

古民家風の店構えはインスタ映えしそうなおしゃれな外観。
器からこぼれ落ちそうなかき氷にはもちろんアボカドソースがたっぷりかかって、こちらもインスタ映え!
テイクアウトメニューもあるのでぜひ立ち寄ってみてくださいね。

屋我地島の観光はここも見どころ!

穏やかな空気に包まれた屋我地島には、塩工場やカフェのほかにもおすすめのスポットがたくさんあります。
絶景が広がる2つのスポットを紹介します。

屋我地ビーチは穴場

屋我地島の北東にある屋我地ビーチは、夏のアクティビティを満喫できる穴場スポットです。

とにかくビーチが多い沖縄ですが、リゾートエリアから少し離れた屋我地ビーチは観光客が少なめ。
アクティビティプランは、バナナボートやシュノーケルなど豊富にあるから、しっかりビーチリゾートを満喫できます。

もちろん、海もとてもきれいですよ。

ワルミ大橋からの絶景

屋我地島と本部半島をつなぐのが「ワルミ大橋」です。
2010年に開通した比較的新しい橋で、丘から丘へとかけられているため高い位置から海を眺められることが特徴。

右を見ても左を見てもエメラルドの海が広がる絶景です。
沖縄の橋は海に近い橋が多く、上から景色を眺める橋は意外と珍しいんです。

有名なところだと南城市のニライカナイ橋がありますが、陸地にある橋です。
ワルミ大橋は海上の高い橋で、美しい羽地内海を一望できます。

300m以上ある橋ですが、車で走ると思ったよりもすぐに渡り切ってしまいます。
運転に注意しながらゆっくりと走り、その風景を目に焼き付けてください。

まとめ:屋我地島にしかない景色とグルメに会いに行こう!

沖縄の豊かな風土に育まれた屋我地島の景色と食材は、長い時間変わらずに私たちの心を豊かにしてくれます。

毎日の仕事や家事を忘れて、すっぽりと静穏に包まれたくなる屋我地島。
沖縄らしいのんびりした時間を五感で感じる旅へ出かけてみませんか?