北の大地を守る北海道神宮!開拓の神を参拝しよう

北海道 #パワースポット #リフレッシュ #御朱印 #神宮
2022.06.30

新鮮な海の幸や美しい風景、多くの魅力的な遊びスポットを持つ北海道。

楽しいスポットを巡ることが多いので、たまには気持ちをリセットするのにぴったりの神聖な場所に行きたいと思い、北海道神宮を参拝しました。

北海道開拓民の魂の拠り所、北海道神宮。
御朱印や行き方を紹介しつつ、その魅力を紹介します。

北海道神宮の歴史を簡単解説!

北海道神宮は明治時代に建てられました。
1869年に明治天皇が北海道に「開拓三神」を祀るよう命じられ、1871年に完成しました。
三神とは「大国魂神(おおくにたまのかみ」「大那牟遅神(おおなむちのかみ)」「少彦名神(すくなひこなのかみ)」です。

当初は「札幌神社」という名称でしたが、1964年に北海道神宮と改名、その際に祖である明治天皇も祀っています。

北海道の大地を開拓してきた民を守り、寄り添い続けている神社です。

北海道神宮はのんびり散歩しながら参拝へ

北海道神宮のすぐ横には広大な円山公園があり、神宮自体も緑に包まれ、自然豊かな気持ちの良いスポットです。
ゆっくりとした速度で、散歩するかのように観光するのがおすすめ。
のんびり気分で参拝へ出かけましょう。

御朱印は2種類!

北海道神宮でいただくことができる御朱印は2種類です。
一つは北海道神宮のもの、もう一つは敷地内にある「開拓神社」のものです。

開拓神社は、本殿の南側、第三鳥居のあたりにあるので、本殿とあわせてしっかりお参りしてから御朱印をいただきに行きましょう。

御朱印は本殿の右横、「祈祷受付」で拝領することができます。
本殿に入る神門をくぐると、すぐ右手にお守りを授与している場所がありますが、そことは別なので注意してくださいね。
年末年始やイベントの時を除いてほとんど混雑しておらず、スムーズにいただくことができます。

祈祷初穂料は5000円、受付時間は9時から17時までです。
冬季(11月から2月)は、9時から16時までと時間が変更になりますので注意してください。

※情報は2022年6月時点のものです。最新情報はホームページをご参照ください。

ご利益は?パワースポットなの?

北海道神宮のご利益はさまざまあります。
金運や勝負運、仕事運、開運など。さらには恋愛成就や子孫繫栄など女子が気になるご利益もあるそうです。

北海道神宮の特徴は、「どの鳥居を通って参拝するかでご利益が変わる」と言われていること。

北海道神宮には「公園口鳥居」「第二鳥居」「第三鳥居」の3つの鳥居があり、表参道に通じるのは第二鳥居です。
この第二鳥居には縁切りのご利益があると言われ、人に限らず病気や厄など何か切り離したいものがある人が、その縁を断ち切ることができると言われています。

第三鳥居から境内に入ると金運アップのご利益があるのだそう!
開拓神社にも仕事運や勝負運のご利益があると言われているので、縁切りの必要がない人は第三鳥居から入り、開拓神社を先に参拝するのがおすすめです。

例祭は地域の一大イベント!

北海道神宮では、毎年6/14~6/16の3日間に渡り例祭が開催されます。
「札幌まつり」とも呼ばれ、札幌市を代表するお祭りです。
100年以上続く歴史あるお祭りであり、地域の人が多くかけつけます。

筆者が参拝したのは例祭の直前で、準備の真っ最中でした。
当日には煌びやかな衣装と神輿で札幌の街を練り歩くとあり、高揚感が伝わってきました。

北海道神宮を出発した神輿は、札幌大通り沿いなどを歩いて頓宮へ。
そしてまた折り返してきます。
屋台もたくさん並ぶ賑やかな一大イベントです。

※2022年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、参列や出店する露店数などに制限が設けられる予定です。詳しくは公式HPをご確認ください。

時間があれば頓宮へ

北海道神宮頓宮は、中央区南2条の、札幌駅にも近い中心エリアにあります。

頓宮(とんぐう)とは仮の宮、一時的な宮のこと。
開拓当初の北海道において、円山エリアは、簡単には行けない遠い場所であり、冬に雪が積もればなかなか参拝できない場所でした。
そのため、中心エリアに頓宮ができたのです。

札幌駅から徒歩で約6分、地下鉄大通駅から徒歩で約4分で行くことができます。
時間があればぜひ頓宮も訪れてみてください。
また北海道神宮自体に行く時間がない場合も、頓宮なら繁華街に近いですからぜひ立ち寄ってみてくださいね。

ちなみに頓宮は恋愛や子宝のご利益が強いとされ、札幌最古の狛犬がある場所でもあります。
また、頓宮オリジナルの御朱印もいただくことができますよ。

北海道神宮のアクセス情報

北海道神宮の最寄り駅は、地下鉄円山公園駅です。
神宮は駅から徒歩圏内ですし、駐車場も完備されていてアクセスしやすいです。

札幌駅からの行き方

札幌駅から行く場合は、まずは地下鉄大通駅へ徒歩で向かいます。時間は約15分です。

地下鉄大通駅からは地下鉄東西線を利用して円山公園駅へ。乗車時間は6分です。

円山公園駅からは、円山公園の豊かな自然を感じながら15分ほど歩いて向かいます。
地下鉄円山公園駅を出てまもなく公園が見えるので、とても近く感じました。

また北海道神宮へは、札幌駅からバスで向かうこともできますよ。
神宮前停留所で降りて徒歩約1分、バスの乗車時間は15〜20分程です。

駐車場は近くて広い

北海道神宮は、境内の東西に駐車場があります。西駐車場は170台、東駐車場は70台駐車可能です。
西駐車場のほうが神宮近辺のメインストリート沿いです。
もし第三鳥居から入りたい場合は東駐車場の方がいいですよ。

また、東駐車場沿いの道を進むと円山動物園があります。
あわせて観光する場合にも東駐車場がおすすめです。

西駐車場は神門のすぐ近くにあり、そのまま参道へ入ると第二鳥居をくぐりません。
もし鳥居のご利益を授かりたい場合は一旦徒歩で南へ歩いてから第二鳥居をくぐってくださいね。

アクセスにかかる時間や参拝時間

札幌から北海道神宮へのアクセスは30分程度です。
少し足を延ばして訪れてみてくださいね。

参拝時間は、神宮の本殿を参拝するだけなら30分もあれば充分です。
敷地内の開拓神社のほか、札幌鉱霊社、穂多木神社を全て見て回るとしても、1時間あればじっくり観光できます。

隣の円山公園は、地域の親子連れや学校帰りのカップルが立ち寄っていて、大きく快適で、なおかつローカル感のある居心地の良い公園でした。
思わずベンチで小休憩。
筆者は1時間半ほどの時間でお参りしてきました。

まとめ:北海道神宮で気持ちを新たに!

筆者は第三鳥居から入り、ゆっくり歩いて回って第二鳥居から出ました。
第二鳥居と神門を結ぶ長い参道は、どこまでも真っ直ぐ伸びていて、両脇に美しい木々が立ち、深呼吸したくなる景色。

第二鳥居を出ると地元のおばあさまがちょうど通りかかり、立ち止まって神宮へ一礼していきました。
おばあさまのとても気高い芯の強さを感じ、とても感激しました。

北海道神宮は思い切り深呼吸して、体中の空気を入れ替えて新たに歩き出すのにぴったりのスポット。
北海道へ行ったら絶対に一度は訪れてもらいたいと思います。