富山のパワースポット!【雨晴海岸】から眺める神秘的な絶景と氷見グルメの旅

富山 #グルメ #パワースポット #植物園 #絶景スポット
2022.05.13

海から立山連峰が見える絶景スポット「雨晴海岸(あまはらしかいがん)」をご存じでしょうか?雨晴海岸はパワースポットとしても有名です。絶景を見ながらパワーチャージをして、その後は美味しいものがいっぱいある氷見でグルメを堪能します。本記事では、そんな身も心も元気になるオトナ旅をご紹介していきます。

パワースポットである雨晴海岸とは?

 

富山県高岡市に位置する雨晴海岸は、浜から富山湾越しに3,000m級の雄大な立山連峰を眺められる絶景スポットです。標高3,000m級の山を海から見えるのは、イタリアのベネチアから見えるアルプス山脈、チリのバルパライソ市から見えるアンデスの屋根に並び、世界でも3か所しかないと言われています。富山には、世界にも誇れる素晴らしい場所があったのです。

 

その絶景は圧巻で青い海と綺麗な砂浜が視界に広がり、大きなパワーに包まれる感じがします。元旦には、神秘的な初日の出を見ようと多くの人が集まります。また、「けあらし」といわれる日本海の蒸気を見るために、冬場多くのカメラマンが集まる場所でもあります。雨晴海岸から氷見市の松田江の長浜までは、「白砂青松(はくしゃせいしょう)百選」、「日本の渚百選」に選ばれてもいます。

 

雨晴海岸の伝説と歴史

 

万葉の歌人であり、奈良時代に越中国守であった大伴家持(おおとものやかもち)は、雨晴海岸の景色を気に入り、多くの歌を詠んでいます。また、「雨晴」という地名は、牛若丸で知られる源義経とも大きく関係しているといわれています。

 

1187年、源義経達が追われて東北へと逃げている時、雨晴海岸で雨が降りました。その時に弁慶が大きな石を積み上げて、屋根を作って雨宿りしたという伝説があります。人の力では到底不可能な大きな石を積み上げたものが現在も残っています。その名は「義経岩」と呼ばれており、この地「雨晴」の由来ともなっています。

 

海の見える駅「雨晴駅」

 

雨晴海岸から徒歩5分のJR氷見線「雨晴駅」は、明治45年に開設された歴史の長い駅です。開業当時に建てられた木造の駅舎に、ノスタルジックな赤色の電車が行き交います。まず目に入るのは、駅前に設置されている記念撮影用の大きな雨晴海岸のパネルです。このパネルの前で記念撮影をすると、本当の風景に見えるくらい自然に写ります。

 

また、舎内にはたくさんの雨晴海岸の写真が飾られてありました。そして、ホームに出ると目の前に海が見えます。海とレトロな駅舎と電車が映画のワンシーンのようで、潮風を感じながらゆっくりとした時間を過ごすことができます。

 

雨晴海岸を楽しむ

雨晴駅から雨晴海岸へ向かうまでの道中で既に絶景は始まっています。朝日や夕日に照らされる時間に訪れると、また格別です。そして、海岸に着くとダイナミックな「義経岩」がお出迎えしてくれます。富山湾、また天気の良い日には立山連峰が視界いっぱいに広がるので、大きく深呼吸をしてパワーチャージをしましょう!大自然を体いっぱいに感じてリフレッシュできること間違いないです。

 

雨晴海岸へのアクセス

 

電車でお越しになる場合、JR氷見線雨晴駅から徒歩約5分です。

 

車でお越しになる場合は、能越自動車道「高岡IC」を経由して約15分です。

 

氷見の魅力を知ろう

 

雨晴海岸で身も心もリフレッシュしたら、JR氷見線で8分の氷見駅へ向かいます。氷見は、新鮮な海の幸が豊富な富山湾の港町です。潮の香りを感じながら、美味しいものを食べて至福の時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。また、躍動感あふれる漁港、自然を感じる観光スポットや情緒のある商店街など、見て回りたいたいスポットが氷見にはたくさんあります。

 

 

氷見へのアクセス方法

 

電車でお越しになる場合は、JR氷見駅から徒歩約15分です。

 

車でお越しになる場合は、能越自動車道「氷見IC」を経由して約10分です。

 

氷見の観光スポットを散策(氷見市海浜植物園)

 

「氷見市海浜公園」は、松田江の長浜(まつだえのながはま)にある海浜植物の保護や育成をしながら多くの植物が植栽展示してある植物園です。ヤシの木やハイビスカスなど、亜熱帯植物が展示してある温室は、まるで南の国に来たかのような気分を感じさせてくれます。併設されたカフェでは、海を眺めながらイタリアンを味わうことができます。

 

ちなみに、筆者は氷見駅でレンタサイクルを借り、海沿いを走ってこちらまで来ました。思ったより距離はありましたが、風がとても気持ちよく最高の思い出になりました。天気が良いにはぜひおすすめです!また、この地は万葉集にも詠まれた白砂青松(はくしゃせいしょう)地として知られています。

 

氷見市海浜植物園 詳細情報

 

詳細情報

料金
無料
定休日
毎週火曜日(国民の祝日は開園)、国民の祝日の翌日(土日祝日は開園)、12月29日~1月3日、その他臨時休館有り

※ゴールデンウィークと夏休み期間(7月~8月)は休園なし
入園時間
10:00-16:00(最終入園は15:30)
住所
〒935-0031 富山県氷見市柳田3583
電話
0766-91-0100
アクセス
・電車

JR島尾駅から徒歩約17分

JR氷見駅から徒歩約30分

・バス

加越能バスに乗車して「柳田バス停」を下車、そこから徒歩約17分

・車

北陸自動車道「小杉IC」を経由して約45分

能越自動車道「氷見IC」を経由して約10分

能越自動車道「高岡北IC」を経由して約15分
駐車場

公式ホームページ:https://www.himi-kaihin.com/

※情報は2022年4月時点のものです。最新情報は、ホームページをご参照ください。

 

氷見沖クルージング

出典元:きときとひみどっとこむ

 

氷見へ来たら絶対に外せないのが「氷見沖クルージング」です。氷見の道の駅の所に遊覧船乗り場があり、唐島や阿尾城跡、氷見沖設置された定置網などをゆったりと約25分かけて巡ります。料金も大人1,200円と気軽に乗ることができます

 

天気が良い日には立山連峰を眺めながら波しぶきを感じ、最高のクルージングを楽しめます。近くに寄って来る可愛いかもめの餌やりも楽しいです。ちなみに、船内で売っている餌は、かっぱえびせんでした。

 

氷見沖クルージング 詳細情報

 

詳細情報

料金
通常コース(約25分):大人(中学生以上)1,200円、小学生600円、未就学児無料、障がい者(中学生以上)600円、障がい者(小学生)300円、障がい者介護人600円

短時間コース(約15分):大人(中学生以上)600円、小学生300円、未就学児無料、障がい者(中学生以上)300円、障がい者(小学生)150円、障がい者介護人300円

※一般の大人は団体15名以上で100円引き、小学生は団体15名以上で50円引き
運航期間
5月1日~10月23日 ※令和4年度
定休日
不定休、冬季期間
出発時間
9:00、10:00、11:00、13:00、14:00、15:00 ※1日6便
住所
〒935-0011 富山県氷見市中央町7-1
電話
0766-74-5250 ※氷見市観光協会
アクセス
・電車

JR氷見駅から徒歩約20分

・車

能越自動車道「氷見IC」を経由して約8分
駐車場

公式ホームページ:https://www.kitokitohimi.com/site/taiken/himioki-cruising.html

※情報は2022年4月時点のものです。最新情報は、ホームページをご参照ください。

 

ハットリくんに出会える街

氷見といえば「藤子不二雄(A)」先生の故郷でも有名です。ご生家である「光禅寺」は、650年以上の歴史を誇る加賀藩前田家ゆかりの曹洞宗(古刹)でもあります。山門から進むと、そこには藤子不二雄A先生が手がけた漫画のキャラクター4体の大きな石造が見られます。撮影必須スポットです!

 

境内の中は、とても手入れが行き届いていて素晴らしいお寺でした。また、お寺の前の商店街は「まんがロード」と名付けられており、あちこちで漫画のキャラクターに出会えます。

 

そして、「氷見市潮風ギャラリー」では藤子不二雄A先生のアートコレクションが展示されています。館内には「忍者ハットリくん」や「怪物くん」など、代表作のモニュメントや有名な「ときわ荘14号室」が再現されています。さらに、「まんが図書館」や「デジタルスクリーン」もあり、大人も子供も一緒になって楽しめます。ここでしか買えないグッズもあるので要チェックです。

 

 

光禅寺 詳細情報

 

詳細情報

料金
無料
定休日

拝観時間
24時間
住所
〒935-0017 富山県氷見市丸の内1-35
電話
0766-72-1842
アクセス
・電車

JR氷見駅から徒歩約20分

・バス

JR氷見駅から市街地周遊バス「氷見駅前」に乗車して「氷見中央」で下車、そこから徒歩約2分

・車

能越自動車道「氷見IC」を経由して約10分
駐車場
無 ※寺院横の無料駐車場「まちなか駐車場」を利用
公式ホームページ:https://fujikoworld.com/road/spot01/

※情報は2022年4月時点のものです。最新情報は、ホームページをご参照ください。

 

氷見市潮風ギャラリー 詳細情報

 

詳細情報

料金
大人200円、高校生以下ならびに障がい者手帳をお持ちの方は無料
休館日
12月29日~1月3日
開館時間
10:00-17:00
住所
〒935-0011 富山県氷見市中央町3番4号
電話
0766-72-4800
アクセス
・電車

JR氷見駅から徒歩約16分

・バス

JR氷見駅から市街地周遊バス「氷見駅前」に乗車して「氷見中央」で下車、徒歩すぐ

・車

能越自動車道「氷見IC」を経由して約10分
駐車場

公式ホームページ:https://fujikoworld.com/road/spot01/

※情報は2022年4月時点のものです。最新情報は、ホームページをご参照ください。

 

氷見グルメを堪能!ひみ番屋番屋街

 

 

ここからは氷見グルメを紹介いたします。「道の駅 氷見」、「氷見漁港」のすぐ近くには、氷見漁港場外市場「ひみ番屋街」があり、富山湾の魚や氷見牛、地元の野菜や特産物が一同に集まっています。本格的な寒ブリ料理を味わえるお店や気軽に食べ歩きができる串焼き、浜焼き屋台、人気の回転寿司などがあり、何を食べるか本当に迷います。

 

また、鮮魚店や干物店は20以上の販売店があり、朝どれの新鮮な魚介類も多数販売しています。その場で食べられる岩ガキの美味しさには感動しました。こちらで富山の味覚を思う存分しっかり味わってくださいね。

 

出典元:PIXTA

 

上記写真は「氷見うどん」です。氷見うどんはコシがあり、つるつるとしたのど越しとなっています。フードコートなどでも気軽に食べることができ、乾麺なのでお土産にも人気です。また、ひみ番屋街から道の駅に向かう途中に、無料で誰でも気軽に立ち寄れる足湯コーナーがあります。散策で疲れた足を休ませるのにもピッタリですよ。

 

ひみ番屋街 詳細情報

 

詳細情報

料金
施設ごとに異なる
定休日
1月1日、施設メンテナンスによる臨時休業有り
営業時間
物販施設:8:30-18:00

鮮魚施設:8:30-18:00(鮮魚は売り切れ次第終了)

フードコート:8:30-18:00

飲食施設:11:00-18:00

回転寿司:10:00-20:00
住所
〒935-0004 富山県氷見市北大町25-5
電話
0766-72-3400
アクセス
・電車

JR氷見駅から徒歩約20分

・バス

JR氷見駅から市街地周遊バス「氷見駅前」に乗車して「氷見中央」で下車、そこから徒歩約10分

・車

能越自動車道「氷見IC」を経由して約8分
駐車場

公式ホームページ:https://himi-banya.jp/

※情報は2022年4月時点のものです。最新情報は、ホームページをご参照ください。

 

まとめ

出典元:雨晴海岸写真

本記事では、絶景のパワースポット「雨晴海岸」と楽しいスポットと美味しいグルメが盛りだくさんの「氷見周辺」をご紹介しました。大自然でリフレッシュした後は、氷見の新鮮な魚介を堪能するといいでしょう。富山県の魅力がいっぱいの氷見をぜひ訪れてみてくださいね。