見どころいっぱい!日帰りでも大満足!風情ある温泉町【山中温泉】の楽しみかた

石川 #そば #山中グルメ #散策 #温泉
2022.11.22

石川県加賀市の豊かな自然と伝統文化を合わせ持つ温泉地である「山中温泉(やまなかおんせん)」は粟津温泉、山代温泉、片山津温泉と共に「加賀温泉郷」の1つに入る北陸でも有数の情緒あふれる名湯です。温泉街とその周辺には名所や見どころがいっぱいあります。

ゆったりと温泉に浸かり、浴衣を着てのんびりと温泉街をそぞろ歩きするのもよし、アクティブにトレッキング気分で散策するのもよし!ご自身のスタイルで、好きな散策をできるのが山中温泉の良いところです。本記事では、山中温泉を満喫できる旅をたっぷりご紹介していきます。

山中温泉の魅力

山々に囲まれ、清らかな川が流れ、しっとりした街並みが魅力の温泉地「山中温泉」は、日本の伝統文化が今もなお息づく街です。季節を問わず自然の素晴らしさを目にできる絶景ポイントも多く、カメラを片手に歩く観光客の方も多く見られます。

また、情緒あふれる高級旅館から、お手頃な価格で宿泊できる旅館までさまざまな魅力のある旅館が立ち並んでいます。温泉街には「山中漆器」、「九谷焼」などを展示しているギャラリーも多く、山中に伝わる伝統美を身近にふれることができます。

さらに、山間にありながらも日本海との距離が近いのが特徴です。冬の食の王様であるズワイガニや香箱ガニ、ブリ、甘エビ、カレイなど、加賀の橋立港で水揚げされる新鮮な魚介類は1年を通して楽しめます。

山中温泉の歴史と湯の泉質は?

出典元:ほっと石川旅ねっと

山中温泉の歴史は開湯から1300年と古く、奥の細道の途中、松尾芭蕉が湯治の為に滞在したことでも有名です。山中の温泉は体の芯まで温まるといわれ、「山中や 菊は手折らじ 湯の匂い」という芭蕉の句から命名された総湯の「菊の湯」は、多くの人達に親しまれています。

泉質は「カルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉」。そのお湯は無色透明で無臭、サラリとした感触です。主に神経痛や、五十肩、慢性皮膚病、切り傷などに効能が期待できます。

山中温泉 詳細情報

詳細情報

旅館一覧
お花見久兵衛、かがり吉祥亭、かよう亭、吉祥やまなか、厨八十八、胡蝶、白鷺湯たわらや、翠明、すゞや今日楼、セレクトグランド加賀山中、お祝いの宿、花紫、みやこわすれの宿こおろぎ楼、湯快リゾート 山中グランドホテル、湯快リゾート 山中温泉 花・彩朝楽、湯快リゾート よしのや依緑園、湯畑の宿 花つばき、Royal Hotel 山中温泉河鹿荘

料金
旅館ごとに異なる

休業日

旅館ごとに異なる

営業時間

旅館ごとに異なる

住所

〒253-0000 神奈川県茅ヶ崎市茅ヶ崎1丁目1

電話

0761-78-0330 ※山中温泉観光協会・山中温泉旅館協同組合

アクセス

・電車&バス
加賀温泉駅から加賀温泉バス「山中温泉行き」に乗車し、「山中温泉バスターミナル」で下車
金沢駅西口から山中温泉特急バスに乗車し、「山中温泉」で下車
・車
北陸自動車道「加賀IC」を経由して約30分
北陸自動車道「小松IC」を経由して約30分
北陸自動車道「福井北IC」を経由して約30分

駐車場
観光客用無料駐車場有

公式ホームページ:
https://www.yamanaka-spa.or.jp/

※情報は2022年4月時点のものです。最新情報は、ホームページをご参照ください。

山中温泉を散策する

魅力のある観光スポットが盛りだくさんな山中温泉を満喫するには、たっぷりと時間を取っておきたいものです。加賀温泉郷の中でも規模が一番大きな山中温泉は、季節ごとに素晴らしい景色を見せてくれる自然に囲まれております。散策コースも充実していているので、歩いて楽しめる温泉地です。ただ、散策をする際は、なるべく歩きやすい靴で出かけることをおすすめします。

鶴仙渓(かくせんけい)

出典元:ほっと石川旅ねっと

鶴仙渓とは、山中温泉に沿って流れる大聖寺川(だいしょうじがわ)の上流にある「こおろぎ橋」から「黒谷橋」まで約1kmの区間をいいます。渓谷沿いには遊歩道が整備されているため、深い緑の木々や澄み渡る川の流れをゆったりと楽しみながら散策ができます。

あやとりはし

「あやとりはし」は、草月流家元勅使河原宏さんがデザインした、S字型がモダンでユニークな形の橋です。橋の上からの景色はまさしく絶景で、なかなか前に進んで行けないくらい見とれてしまいます。

季節ごとに移り変わる山の景色と清流は情緒たっぷりです。橋を降りて行くと川床に設置された赤いお座敷があり、お茶やスイーツを楽しむことができます。夜にはライトアップもされ、昼とはまた違った幻想的な雰囲気も楽しめます。旅館での美味しい食事後の散歩にぜひおすすめです。

山中温泉芭蕉の館

山中温泉芭蕉の館は、松尾芭蕉が山中温泉を訪れた際泊まった「泉屋」の横に隣接された別荘「扇谷」を改築した建物です。明治中期の宿屋古建築が特徴で、松尾芭蕉の資料や山中漆器の作品が展示されています。お茶を飲みながら美しい庭園が眺められますよ。

山中温泉芭蕉 詳細情報

詳細情報

入館料金
大人300円、高校生以下ならびに障がい者と介護者は無料

休館日
水曜日

入館時間

9:00-17:00

住所

〒922-0115 石川県加賀市山中温泉本町2丁目86−1

電話

0761-78-1720

アクセス

・電車&バス
加賀温泉駅から加賀温泉バス「山中温泉行き」に乗車し、「山中温泉バスターミナル」で下車、そこから徒歩約5分
・車
北陸自動車道「加賀IC」を経由して約30分
北陸自動車道「小松IC」を経由して約30分
北陸自動車道「福井北IC」を経由して約30分

駐車場

施設の裏側に有料駐車場有

公式ホームページ:
http://basyoyamanaka.com/

※情報は2022年4月時点のものです。最新情報は、ホームページをご参照ください。

山中うるし座(山中漆器伝統産業会館)

伝統工芸である山中漆器のすべてが詳しく展示、説明してある施設です。職人の技の実演や製造過程のビデオ紹介が興味深いですよ。ぜひこの機会に今もなお大事に受け継がれている伝統工芸に触れてみてはいかがでしょうか?また、こちらでは山中漆器を産地価格で販売しています。お気に入りの一品を見つけるのも、1つの楽しみ方と言えるでしょう。

山中うるし座 詳細情報

詳細情報

入館料金
無料 ※商品は別途発生

休館日
12月30日~1月3日

入館時間

9:00-17:30

住所

〒922-0111 石川県加賀市山中温泉塚谷町イ268−2 山中温泉マップ内・A-1

電話

0761-78-0305

アクセス

・電車&バス
加賀温泉駅から加賀温泉バス「温泉山中」に乗車し「塚谷バス停」で下車、徒歩約5分
・車
北陸自動車道「加賀IC」を経由して約30分
北陸自動車道「小松IC」を経由して約30分
北陸自動車道「福井北IC」を経由して約30分

駐車場



公式ホームページ:
https://www.tabimati.net/gourmet/detail.php?p=1891

※情報は2022年4月時点のものです。最新情報は、ホームページをご参照ください。

ゆげ街道と山中グルメ


出典元:ほっと石川旅ねっと

「ゆげ街道」は山中温泉の祖である長谷部神社を中心に、山中漆器や九谷焼のギャラリー、飲食店、土産店がずらりと並んでいます。肉屋さんの人気揚げたてコロッケや、酒屋の大吟醸ソフト、焼きたてのお団子など食べ歩きをしながら散策するのもおすすめです。

最近では「山中温泉アイスストリート」と名付けられ、28種類の個性あるアイスクリームが販売されています。温泉に浸かった後の冷たいアイスクリームは格別です。色々な味を食べ比べするのも楽しいですよ。

もちろん旅館では、橋立港で獲れた新鮮な魚介類や地元の食材をふんだんに使った贅沢な料理が味わえます。

出典元:photoAC

ゆげ街道沿いや温泉街の中にはたくさんのお食事処がありますので、お好みのお店を探しながら散策するのも楽しいですよ。本記事では、お蕎麦屋さんで頂いた天ざるとビール、蕎麦味噌を紹介いたします。

まとめ

本記事では、春夏秋冬どの季節に訪れても風情があり、たっぷりと満足できる「山中温泉」をご紹介しました。金沢に観光の際はひと足伸ばして、自然に囲まれた情緒あふれる山中温泉に宿泊されてはいかがでしょうか?

日帰りプチ旅行としてもとてもおすすめですし、見どころいっぱいのスポットを散策しながらのんびりとグルメや湯めぐりを楽しむことができます。ぜひ山中温泉にお越しいただき、日頃の疲れをリフレッシュしてみませんか?