仙台に行ったら瑞鳳(ずいほう)殿へ!伊達政宗の豪華絢爛な霊廟を訪れよう

宮城 #伊達政宗 #歴史 #瑞鳳殿
2022.03.17

宮城県仙台市にある霊廟瑞鳳殿。
桃山様式の華やかな霊廟は国宝に指定されていましたが、1945年に戦火で焼失しその後再建されました。

現在の瑞鳳殿は焼失前の規模や装飾を忠実に再現したもので、1979年に再建され、2001年の改修工事をもって建立時の姿に蘇りました。付近の感仙殿や善応殿などと共に「経ヶ峰建伊達家墓所」を形成しており、見どころ満載です。

本記事では、そんな瑞鳳殿についてご紹介します。

 

 

瑞鳳殿とは

瑞鳳殿は、杉木立に囲まれた伊達政宗公の御霊屋です。仙台藩祖である伊達政宗の遺命によって建立された霊廟で、1636年9月に着工し、その僅か1年後の1637年10月に完成しました。

瑞鳳殿の名前の由来は諸説ありますが、瑞鳳殿の「瑞」という字は伊達政宗の法名からとってきたもの、「鳳」という文字は古より中国の想像上の動物である瑞鳥「鳳凰」を表したものであると推測されています。

瑞鳳殿の見どころ

ここからは、瑞鳳殿の見どころを詳しく4つに分けてご紹介します。

瑞鳳殿

瑞鳳殿は、約70段の石造りの階段を登った先にあります。一番メインの見学スポットと言えるでしょう。
涅槃(ねはん)門、本殿の唐門をくぐった先で豪華絢爛な桃山様式の建築があなたを出迎えてくれます。

木造三間四方の瑞鳳殿ですが、下部は黒を基調としており、上部は漆極彩色で華やかな装飾が施されています。この装飾はとてもきめ細かなもので、間近で見ると安土・桃山時代の職人の技術力の高さについ思いを馳せてしまうでしょう。

瑞鳳寺

瑞鳳寺は臨済宗の仏教寺院で、境内にある梵鐘は宮城県指定の文化財となっています。
この寺では初代の政宗だけではなく、二代忠宗、三代綱宗の位牌(いはい)が安置されています。

感仙(かんせん)殿と善応(ぜんのう)殿

次にご紹介するのは、感仙殿ならびに善応殿です。

感仙殿は第二代仙台藩主忠宗を、善応殿は三代藩主綱宗を祀っています。
どちらも瑞鳳殿と向かい合うように、また正面が東向きになるように建設されました。瑞鳳殿と感仙殿は三手先の組物であるのに対し、善応殿だけは一手先の造りになっています。

同じ一族の霊屋で構造に違いがあるのはとても興味深いですね。

妙雲界廟(みょううんかいびょう)、御子様御廟(おこさまごびょう)、資料館

妙雲界廟は、4代目藩主の綱村が「御霊屋の建立は子孫にとって大変であるから自分の墓は簡素な瓦屋根で覆えばよい」という遺命を残したことから、御霊屋にかわって作られた建物です。
ここには綱村だけではなく、9代目藩主の周宗や11代目藩主斉義とその妻の墓があります。

続く御子様御廟は瑞鳳殿の参道入口に建っており、伊達一族の公子公女や側室、老女などの集団墓地です。

資料館には、戦災後の発掘調査で見つかった遺骨や副葬品などの資料が展示されています。また、復元された三藩主の容貌像なども展示されています。

アクセス

車で行く場合

瑞鳳殿への道路は複雑出入り組んでいるため、カーナビやグーグルマップを使って行くことをおすすめします。

ただし、カーナビに「瑞鳳殿」と入力すると駐車場のない裏側に案内されてしまうこともあります。カーナビに入力する際は、「仙台市青葉区霊屋下18-12」と住所を入力することで駐車場のある側に到着できます。

駐車場

瑞鳳殿には、正面入口の左手に無料の第一駐車場があります。

また、参道に行く手前の市道にも第二駐車場が整備されておりますが、こちらの駐車場は繁忙期のみしか利用できません。加えて、第二駐車場は瑞鳳殿の有料エリアを見学しなければ駐車代がかかるという点もあります。

駐車可能台数は、2箇所合計で48台の車を停めることが可能です。ただし、休日やハイシーズンではすぐに満車になってしまいますので注意が必要です。

公共交通機関で行く場合

公共交通機関を使う場合は、以下3つの方法があります。

1.るーぷる仙台(観光バス)を利用する場合

るーぷる仙台は、仙台市内観光をする際に便利な移動手段の一つです。
JR仙台駅西口のバスターミナルからこのるーぷる仙台に乗車し、「瑞鳳殿前」で下車後、徒歩約5分で瑞鳳殿に到着します。

バスは午前9時以降、平日は20分毎、休日は15分毎に出ています。料金は一回券が260円、一日券が630円です。

2.市営バスを利用する場合

JR仙台駅西口バスターミナルで乗車し、「霊屋橋・瑞鳳殿入口」で下車、徒歩10分で到着します。

3.電車を利用する場合

電車で向かう場合は、JR仙台駅より地下鉄東西線に乗り、大町西公園駅で下車します。その後、徒歩約15分で到着します。

 

以上、3つの公共交通機関を使ったアクセス方法をご紹介しました。
自家用車やレンタカーで訪れる場合は、休日やハイシーズンを避けたほうがいいでしょう。
瑞鳳殿以外の仙台観光も楽しむなら、1時間に3~4本の本数がある「るーぷる仙台」がおすすめです。

瑞鳳殿観光のための基本情報

瑞鳳殿基本情報

休館日
12月31日(資料館は1月1日)

営業時間
9:00-16:30(2月1日~11月30日)、9:00-16:00(12月1日~1月31日)

見学所要時間
40~60分

住所
宮城県仙台市青葉区霊屋下23-2

電話
022-262-6250

メールでのお問い合わせ
zuihoden@zuihoden.com

公式ホームページ
https://www.zuihoden.com/

※情報は2021年10月時点のものです。最新情報は、ホームページをご参照ください。

料金について
  • 個人の場合
    一般、大学生:570円
    高校生:410円
    小・中学生:210円
  • 団体(20人以上の場合)
    一般、大学生:460円
    高校生:310円
    小・中学生:160円
  • 団体(50人以上)及び、障害者
    一般、大学生:360円
    高校生:210円
    小・中学生:110円

※情報は2021年10月時点のものです。最新情報は、ホームページをご参照ください。

まとめ

本記事では、仙台の観光スポット瑞鳳殿についてご紹介しました。瑞鳳殿は杜の都、仙台に佇む豪華絢爛な霊廟だけではなく、その周辺にも感仙殿や善応殿、また資料館などもあって見どころ満載です。

また、季節に合わせたイベントも定期的に行われていますので、見学がてら楽しんでみてはいかがでしょうか?

仙台を訪れた際には、ぜひ瑞鳳殿を訪れ、伊達家の歴史を感じましょう。