西日本最長クラスのロープウェイに乗って、四国八十八カ所の太龍寺へ行こう!

徳島 #パワースポット #四国八十八カ所めぐり #四国遍路
2022.03.06

インバウンド効果で今では外国人の方々にも大人気の「四国八十八カ所めぐり」。空海(弘法大師)ゆかりの地をたどりながら、徳島県からスタートし、霊場を巡拝していきます。本記事では、県内でも特に人気がある21番札所「太龍寺」をめぐります。

そもそも「四国八十八カ所めぐり」って何?

 

四国八十八カ所めぐりの歴史

 

「四国八十八カ所めぐり」は1200年以上の歴史があり、今も昔もたくさんの人々が愛した癒しの道となっています。別名「四国遍路」や「お遍路さん」とも呼ばれており、元は空海(弘法大師)が四国の地を修行の地として選び、八十八カ所の寺院を開創したそうです。

 

四国4県をまたぐ全長1200kmの旅は、全国の老若男女だけではなく、海外の旅行者からも支持されております。そのため、世界が注目するパワースポットとしても名高い人気があります。

 

第21番札所 太龍寺の歴史

 

太龍寺は、海抜600mの太龍寺山の山頂付近に位置しています。ふもとから境内までは4kmの急激な難所として知られており、険しい参道が続きます。四国八十八カ所めぐりでは、焼山寺(第12番札所)や鶴林寺(第20番札所)と並ぶ「阿波の三難所」になります。今ではロープウェイが設置されたため、気軽に境内まで進める様になりました。

 

  • 宗派「高野山真言宗」
  • 開基「桓武天皇」
  • 創建 延暦12年(793年)
  • 御詠歌「太龍の 常にすむぞやげに岩屋 舎心聞持は守護のためなり」

 

いざ「太龍寺ロープウェイ」へ

 

まずは、ふもとの施設「道の駅 鷲の里」で小休憩

 

筆者は主人と2人で万全体制の上、自家用車で訪れました。ロープウェイ乗り場でふもとの駅でもある大型平面駐車場からは、ゆっくりと進んでいく黄色のロープウェイが見え、幼少以来の光景にワクワクしていました。

 

そして、20分間隔で運転しているロープウェイが来るのを待つ間、「道の駅 鷲の里」を見学。併設されているトイレや広々としたソファー、観光資料展示ホールなどは綺麗に清掃されており、暑さ対策のために体力温存をする場としては大いに助かりました。お土産の売店や食堂らしき施設もありましたが、その時間には既に閉店されており、中には入れずじまいでした。※【喫茶軽食:菩提樹11時から14時まで営業(不定休)】

 

筆者はせっかくの徳島旅行ということで徳島ラーメンを食べ、お腹を満たしてからロープウェイへ乗り込みました。また、お遍路さん専用の「道の宿:そわか(営業日要問合せ)」も近くにあり、こちらは木の温もりを感じられる施設となっています。

 

※道の駅の詳細情報は、以下の通りです。

 

住所:徳島県那賀郡那賀町和食郷字田野89

TEL:0884-62-3109

URL:http://www.michi-no-eki.jp/

 

時間が来たら、ロープウェイへ乗ろう

 

 

ふもとの駅(徳島県那賀郡那賀町)から太龍寺駅(徳島県阿南市)までは、平成4年に開通した四国ケーブルが運営するロープウェイで行きます。この道のりは全長2,775mもあり、西日本で最長クラスとなります。規模は101人が乗車可能です。

 

この日は乗車率も少なめで、片道10分間の内に見えてくる四季折々の壮大な景色を眺めることができました。自然豊かなパノラマをじっくりと多方向から見ることができ、まさに驚きの連続です。また、新緑と青空にも恵まれているため、方々にそびえる山々と那賀川を越えていこうとする文明の利器に思う存分楽しめます。

 

空海(弘法大師)の修行の場 舎心ヶ嶽

 

ロープウェイから見える景色として有名なのは、過去100日間岩上修行していた空海(弘法大師)の様子「舎心ヶ嶽」が確認できることです。こちらはブロンズの座像で、「求聞持修行大師像」とも呼ばれています。

 

位置的には東を向いて小さく存在していますので、持参のオペラグラスがあれば、より楽しむことができるでしょう。ちなみに、このブロンズ像までは境内から徒歩15分程歩いていくと、より近くで見ることができます。体力に自信のある方には、是非とも挑戦して頂きたい場所です。

 

日本狼の生息した地 山犬ヶ嶽

 

そして、もう1つ有名な場所があります。それは段壁の真下に見える5頭の狼の像「山犬ヶ嶽」です。かつて、この山の地には日本狼の群れが生息していたと言われています。山犬ヶ嶽は日本狼の群れを象徴するものです。ただ、現在この地で日本狼の生存確認はできていないとのことです。貴重な生物の過去の歴史に、足を踏み入れた瞬間でした。

 

いざ到着!!「太龍寺」へ

 

階段も良い運動に

 

山頂の駅に到着!ここからは、平坦な道並びに少し長い階段を利用して境内まで歩くことになります。ふもとよりも少々涼しく、空気にも新鮮さがあったため、ゆっくりと深呼吸しながら気持ちよく運動することができました。

 

また、平日の夕方近くであったためか、観光客の方も少なめでした。静かな癒し空間は「自分達しかいない」・・まるで時間が止まった様な感覚でしたね。ふもとに帰りたくないほど充実した時間を過ごすことができました。

 

太龍寺の見どころは?

 

高低差に注意しながら歩いていくと、ついに「太龍寺」本編突入です。しっかりと生息した周りの大木ともマッチしつつ、ひっそりと存在しています。「遍路ころがし」と呼ばれるだけあり、徒歩で来ると難所中の難所です。ここに辿りつくまでのロープウェイには本当に助けてもらいました。

 

太龍寺敷地内は「西の高野山」とも呼ばれており、広大な伽藍には本堂や太師堂、多宝塔などがあります。中でも本尊である「虚空蔵菩薩」は、弘法大師が刻んだものです。

 

また、納経所の右側にある持仏堂には、高知県安芸市出身の日本画家である竹村松嶺が描いた大きな龍天井の絵が存在しています。敷地内は回りやすい様に道も整備されており、ストレス無く滞在することができます。今回はご朱印帳を持参していましたので、お願いすることとなり、また1ページ思い出を刻むこととなりました。

 

太龍寺に行くときの持ち物や天候、その他注意すべきこと

 

晴天でも相手は自然です。季節を問わずに、万全の用意をしてお出かけしたいものです。今回は自身が訪れた際に必要だったものを記載しておきますので、是非とも参考にしてみてください。

 

  • 長ズボン(自然の中のため、長袖もあればベター)
  • 帽子(日傘よりも手が空くため安全)
  • 歩きなれたスニーカー(ヒール、パンプス、サンダルは厳禁!!)
  • 折り畳み傘
  • 虫よけスプレー、日焼け止め
  • 飲み物(頂上にも自動販売機はあるが、念のため)
  • タオル
  • リュック又はショルダータイプの鞄(安全のために、手が空くタイプのものがベター)
  • オペラグラス(ロープウェイからの鑑賞用に)
  • 御朱印帳、小銭 など

 

太龍寺 詳細情報

 

太龍寺に行かれる際は、太龍寺ロープウェイに向かいましょう。本記事では太龍寺ロープウェイの詳細情報をまとめておきます。

 

詳細情報

ロープウェイ料金
大人:2,600円、中高生:1,950円、小学生:1,300円

※団体割引有
※小学生未満は乗車券1枚につき1名無料
※料金は往復となります。片道の場合、半額です。
乗車人数
101人
定休日

営業時間
8:00-16:40(上り最終)
住所
〒771-5203 徳島県那賀郡那賀町和食郷字田野76(ふもと 太龍寺ロープウェイ入口)

〒771-5173 徳島県阿南市加茂町龍山2(頂上 太龍寺)
電話
0884-62-3100(ふもと 太龍寺ロープウェイ入口)

0884-62-2021(頂上 太龍寺)
アクセス
・車(1番オススメです!!)

徳島自動車道徳島ICから国道55号・195号を経由し、約45km
(無料)普通車駐車場150台完備

・電車&バス

JR徳島駅から、徳島バス丹生谷線「川口行き」で約1.5時間乗車「和食東」下車。徒歩15分ほどで「太龍寺ロープウェイ入口」着
駐車場

公式ホームページ:http://www.shikoku-cable.co.jp/tairyuji/

※運行状況はこちらからご確認ください。

※情報は2022年3月時点のものです。最新情報は、ホームページをご参照ください。

 

まとめ

 

癒しの場「太龍寺」のご紹介はいかがでしたでしょうか?徳島県内でも、これだけの規模の霊場は他にはありません。緑豊かな季節でも良し、また紅葉シーズンでも感激できる名所です。ロープウェイの運行時間さえ間違いなくチェックできていれば、素敵な数時間の旅をあなたも体験できるでしょう。