渦潮の迫力に感動!徳島県「鳴門海峡」を見に行こう!

兵庫 徳島 #日本百景 #渦潮 #美術館
2022.03.05

徳島観光といえば、大きな渦潮を思い浮かべる人は多いのではないでしょうか?瀬戸内海に面した徳島県では、淡路島との間に掛かる大鳴門橋からダイナミックな渦潮を鑑賞することができます。そこで本記事では、鳴門海峡のおすすめ観光プランをご紹介します。徳島を訪れる際の参考にしてみてくださいね。

徳島観光と言えば!鳴門海峡

鳴門海峡とは?

鳴門海峡とは、兵庫県・淡路島と徳島県の大毛島・島田島を結ぶ海峡です。ちょうど瀬戸内海と太平洋の海水が混ざりあう場所であることから、1日に2度、海峡周辺では大きな渦潮が発生することで知られています。

その大きさは世界最大とも言われており、最近では国内のみならず海外からも多くの観光客が訪れています。日本を代表する百の名勝地として数えられる、日本百景にも選定されている鳴門海峡。ここから本格的に見どころをチェックしていきましょう!

鳴門海峡の見どころ

鳴門海峡の地上部分は車が行き交う自動車専用道路となっていますが、橋桁に「渦の道」という海上遊歩道が設置されております。渦潮を鑑賞したい人は、そこから歩いて瀬戸内海を見下ろすことができます。

渦潮の大きさは、直径20mにも達すると言われています。海水がうねる渦潮の光景はとってもダイナミックで、自然の威力に驚く瞬間です。遊歩道はガラス張りになっており、約45m下にある渦潮の様子を眺められる仕組みになっていました。渦潮発生時に歩くと、真下で発生する渦潮の迫力に興奮すること間違いなしです。

渦潮はいつも発生しているという訳ではなく、1日に2度、満潮と干潮の時刻に鑑賞することができます。時間帯は朝と昼だったり、昼と夕方だったり・・・と季節によって様々です。実際に訪れる際は、当日の見頃の時間帯を渦の道公式ホームページなどで公開されている「潮見表」で確認しておきましょう。

出典元:photoAC

「もっと近くで渦潮を見たい!」という方は、付近の停留場から運航している汽船に乗って渦潮の近くまで行ってみるのもおすすめです。一般的なクルーズでは、約20分かけて渦潮まで接近します。今にも渦潮に巻き込まれそうなスリルにドキドキします!デッキでは水しぶきがかかることもありますので、カメラで撮影される際はご注意くださいね。

大鳴門橋遊歩道~渦の道 詳細情報

渦潮をじっくり眺めたい方は、「大鳴門橋遊歩道 渦の道」に向かいましょう。詳細情報をまとめておきましたので、ご参照ください。

詳細情報

料金
大人510円(団体20名以上で410円)、中学生・高校生410円(団体20名以上で330円)、小学生260円(団体20名以上で200円)

休館日
3月、6月、9月、12月の第2月曜日

営業時間
3月-9月:9:00-18:00(最終入場は17:30まで)
GWと夏休み期間:8:00-19:00(最終入場は18:30まで)
冬季(10月-2月):9:00-17:00(最終入場は16:30まで)

住所
〒772-0053 徳島県鳴門市 鳴門公園内

電話
088-683-6262

アクセス
※鳴門海峡付近には電車は通っていませんので、車かバスでのアクセスが便利です。

・バス
JR徳島駅・鳴門駅・徳島阿波おどり空港から行く場合は「鳴門公園」の停留所で下車して徒歩5分ほど。
大阪や神戸からも高速バスが運行しており、こちらを利用する場合は淡路島から鳴門海峡を渡ってすぐの場所にある「鳴門公園口」の停留所で下車。

・車
鳴門北ICより約5分、鳴門公園前駐車場に駐車して徒歩5分

駐車場
無 ※鳴門公園の有料駐車場を利用

公式ホームページ:https://www.uzunomichi.jp/

※情報は2022年3月時点のものです。最新情報は、ホームページをご参照ください。

鳴門海峡周辺のおすすめスポット

鳴門海峡までお越しになられたのであれば、せっかくなので周辺スポットも回ってみたいですよね。本段落では、鳴門海峡周辺のスポットをいくつか紹介します。

大鳴門橋架橋記念館エディ

渦潮を見た後に、訪れていただきたいのが渦潮記念館のエディです。エディは鳴門公園内にあり、渦の道から歩いて5分ほどの場所にあります。館内では、鳴門海峡が開通するまでの歴史や瀬戸内海の水辺環境を展示物と共に分かりやすく解説されていました。

音や光と共に渦潮の迫力を体感できるスペースもあります。目を閉じて渦潮の水の音に耳をすませれば、実際に海の中にいるような感覚がしてドキドキします。渦の道と共に記念館もセットで訪れることで渦潮に関する知識が深まり、より観光が楽しくなるでしょう。渦潮観光の際はぜひ立ち寄ってみてくださいね。

大鳴門橋架橋記念館エディ 詳細情報

詳細情報

料金
大人620円(団体20名以上で490円)、中学生・高校生410円(団体20名以上で330円)、小学生260円(団体20名以上で200円)

休館日

営業時間
9:00-17:00(最終入場は16:30まで)
GWと夏休み期間:8:00-18:00(最終入場は17:30まで)

住所
〒772-0053 徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦福池65 鳴門公園内

電話
088-687-1330

アクセス
大鳴門橋遊歩道 渦の道から徒歩数分圏内

駐車場
無 ※鳴門公園の有料駐車場を利用

公式ホームページ:https://www.uzunomichi.jp/usage-guide-eddy/

※情報は2022年3月時点のものです。最新情報は、ホームページをご参照ください。

エスカヒル鳴門

記念館エディからほど近く、鳴門公園内(第一駐車場の前)にはエスカレーターで登る展望台「エスカヒル鳴門」もあります。エスカヒル鳴門の展望台からは、鳴門公園や瀬戸内海を一望できる絶景が広がっています。その景色の美しさから、ドラマやバラエティ番組のロケ地に選ばれることもあるそうです。天気の良い日は、青い海と同じ色の空の景色に感動できること間違いなしのスポットでしょう。

エスカヒル鳴門 詳細情報

詳細情報

料金
大人(高校生以上)400円(団体30名以上で350円)、小学生・中学生100円(団体30名以上で80円)、幼児無料

休館日

営業時間
夏季:8:00-17:00
冬季:9:00-17:00

住所
〒772-0053 徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦福池65(鳴門公園内)

電話
088-687-0222 ※鳴門観光興業(株)

アクセス
大鳴門橋遊歩道 渦の道から徒歩数分圏内

駐車場
無 ※鳴門公園の有料駐車場を利用

公式ホームページ:https://www.awanavi.jp/spot/21079.html

※情報は2022年3月時点のものです。最新情報は、ホームページをご参照ください。

大塚国際美術館

鳴門公園内には大塚製薬グループが運営する大塚国際美術館もあります。大塚国際美術館で展示されているのは1000点あまりの西洋名画です。大塚製薬独自の技術で原寸大の形で複製され、地下3階・地上2階の空間に展示されています。2018年のNHK紅白歌合戦では、徳島出身のアーティスト「米津玄師」が同地で中継を行い話題になりました。

展示されている作品は複製のため、館内では自由に写真を撮ったり作品に触れたりすることもできます。規模の大きさから一度で回りきるのは難しいと言われているほどなので、見たい作品を事前にチェックしてから行っても良いですね。一般的な美術館よりも気軽に絵画を楽しめるスポットとして、お子様連れの方にもおすすめしたい美術館です。

大塚国際美術館 詳細情報

詳細情報

料金
前売り券:一般3,160円、大学生2,140円、小学生・中学生・高校生530円
当日券:一般3,300円、大学生2,200円、小学生・中学生・高校生550円

休館日
月曜日(祝日の場合は翌日)

営業時間
9:30-17:30(入場券の購入は16:00まで)

住所
〒772-0053 徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦福池65-1(鳴門公園内)

電話
088-687-3737

アクセス
大鳴門橋遊歩道 渦の道から徒歩数分圏内

駐車場
無 ※鳴門公園の有料駐車場を利用

公式ホームページ:https://www.awanavi.jp/spot/21079.html

※情報は2022年3月時点のものです。最新情報は、ホームページをご参照ください。

足を伸ばして淡路島へ

出典元:photoAC

瀬戸内海に浮かぶ最大の島・淡路島。その面積は、シンガポールとほぼ同じとも言われています。鳴門海峡を訪れた際には、足を伸ばして淡路島まで出かけてみるのはいかがでしょうか?淡路島は豊かな水や自然に囲まれ、レタスやたまねぎなどの栽培が盛んです。島内には観光客向けのスポットも数多く存在します。

出典元:photoAC

中でもおすすめしたいのが、島の北部にある花の名所「あわじ花さじき」です。こちらは入園無料で、四季折々の花が楽しめる素敵なスポットとなっています。中にはハート型のかわいらしい花畑もあります。カップルや友達同士の思い出作りにピッタリの場所と言えるでしょう。淡路島や付近に住んでいない限りは普段なかなか行く機会が少ない場所なので、思い切って足を伸ばして訪れてみるのも良いかもしれませんね。

淡路島 詳細情報

詳細情報

料金
施設ごとに異なる

休館日
月曜日(祝日の場合は翌日)

営業時間
施設ごとに異なる

住所
〒656-0027兵庫県洲本市港2-26 ※洲本市健康福祉館1F

電話
0799-22-0742

アクセス
・中国自動車 大阪・名古屋からお越しの場合
吹田IC→西宮山口JCT→布施畑JC→明石海峡大橋 ※所要時間50分
神戸JCT→三木JCT→神戸西IC→明石海峡大橋 ※所要時間50分

・阪神高速 神戸・大阪方面より
須磨→名谷JCT→垂水JCT→明石海峡大橋 ※所要時間15分
・山陽自動車道 姫路・岡山方面より
三木JCT→神戸西IC→明石海峡大橋 ※所要時間30分
・第二神明 姫路方面より
伊川谷JCT→永井谷JCT→垂水JCT→明石海峡大橋 ※所要時間15分
駐車場
施設ごとに異なる

公式ホームページ:https://www.awajishima-kanko.jp/

※情報は2022年3月時点のものです。最新情報は、ホームページをご参照ください。

まとめ

今回は渦潮で有名な鳴門海峡の見どころとアクセス、渦潮観光とセットで訪れたい周辺の観光スポットをご紹介しました。前述しましたが、渦潮のベストタイムは1日に2回です。実際に行く際は、事前に見頃の時間帯を調べて足を運びたいところですね。

鳴門海峡(鳴門公園)では渦潮のみならず、雄大な瀬戸内海や遮るものが何もない美しい空の景色も楽しめるスポットとなっています。皆さんもぜひ美しい景色を見に、鳴門海峡まで足を運んでみてはいかがでしょうか?