まずは鹿児島のシンボル「桜島」

鹿児島県を訪れたなら、現在でも毎日のように活動を続けている火山「桜島」は外せません。鹿児島県内では、遠くからでも桜島を眺めることができますが、せっかくなら桜島の力強いエネルギーを近くで感じてみては？鹿児島市街地からフェリーで約15分、桜島に到着です。運が良ければ、野生のイルカと遭遇できるかも！

約2万6千年前に誕生して以来、幾度も噴火を繰り返してきた桜島。日常的に噴火をしている桜島で、観光しても大丈夫なの……？そういった声が聞こえてきそうですが、島内には現在でも4,000人以上の島民が暮らしおり、噴火はもはや生活の一部。観光も例外ではなく、レンタサイクルで島を巡ったり、海上からカヤックツアーで桜島を眺めたりと、桜島を満喫するおすすめアクティビティが充実しています。せっかく桜島を訪れたなら、桜島を遊びつくしましょう！

日本最大級の足湯も。「桜島溶岩なぎさ公園&足湯」

桜島フェリーターミナルから徒歩8分の海辺には「桜島溶岩なぎさ公園」が。おすすめは、全長約100mという日本最大級の足湯。地下1,000mから湧出する天然温泉を利用したというお湯は、薄く濁った赤褐色が特徴で、一息つけば身体がポカポカに温まる優れものです。

眼下に広がるのは、キラキラと輝く錦江湾と荒々しく活動を続ける桜島。桜島に広がる大自然の中で、のんびり過ごしてみてはいかがでしょうか。

鹿児島の名物スイーツといえば「しろくま」

鹿児島県を訪れたなら、食べておきたいおすすめ絶品スイーツも！鹿児島を代表する名物スイーツである「しろくま」は、冷たいふわふわのかき氷に練乳をかけ、新鮮なフルーツや寒天を盛り付けたもの。全国のスーパーやコンビニでも販売されており、パインやマンゴー、バナナなどの甘いフルーツとあずき、練乳を掛け合わせたおいしさが、多くの人々を魅了してきました。

鹿児島県内では、出来立てのあま〜いしろくまを楽しめるカフェが登場。しろくま発祥の地といわれているカフェ「天文館 むじゃき」や南国ムードたっぷりのカフェ「リゾートレストラン IL MOLE（イルモール）」では、お店ごとにオリジナルのしろくまを提供しています。せっかく鹿児島に来たのなら、ここでしか食べられないしろくまを味わってみては？

元祖しろくまを食べるなら「天然館 むじゃき」で

元祖しろくまを食べるなら、1946年創業の「天然館 むじゃき」がおすすめです。約14種類とバリエーション豊富なオリジナルしろくまを提供しており、チョコレートがトッピングされた「チョコレートしろくま」やプリンが乗った「プリンしろくま」など、さまざまな味わいが楽しめます。

もちろん、一番人気はスタンダードの「しろくま」。自家製のミルクと蜜、チェリーやバナナなど数種類のフルーツがふわふわのかき氷を彩ります。フレッシュで、だけどどこか懐かしい……また食べたくなるおすすめスイーツです。

温泉なら「指宿（いぶすき）」へ

鹿児島県で有名な温泉地といえば、薩摩半島の南側に位置する「指宿（いぶすき）温泉」です。指宿市内を1m掘れば、どこからでもお湯が湧き出るといわれているほど、豊富な湯量を蓄える指宿市。かつて薩摩藩が足しげく通った温泉は「殿様湯」と名付けられ、今でも多くの人々に愛されています。

他にも、西郷隆盛が訪れた鰻温泉（うなぎおんせん）や世界的に珍しい天然の砂蒸し温泉など、さまざまな温泉を楽しめる指宿。秋には、夜空に満開の花を約5,000発咲かせる指宿温泉祭が開催され、訪れる人々の心を掴みます。心も身体もポカポカになる指宿で、素敵な思い出を作ってみてはいかがでしょうか。

世界的に珍しい天然の砂蒸し温泉も

指宿では、世界的にみても珍しい天然の砂蒸し温泉を提供しています。砂蒸し温泉とは、浴衣を着たまま砂浜に寝そべり、スタッフの方に温かい砂をかけてもらうというもの。

約50〜55度に保たれた砂は、身体全体を優しく包み込み、10分ほどで全身から汗が吹き出してきます。デトックスや神経痛、リウマチ、腰痛などに効果があり、観光客をはじめとする多くの人々に人気の温泉です。指宿市内にあるいくつかの砂蒸し温泉をはしごする、というのもおすすめですよ。

素敵な思い出を、鹿児島県で

おいしいスイーツや身体も心もポカポカになる温泉、思い出に残るアクティビティなど、さまざまな魅力ある観光スポットが目白押しの鹿児島県。

今回ご紹介したおすすめスポットは、せっかく鹿児島県を訪れたのなら、足を運んでおきたいおすすめの場所です。一人でのんびり楽しむのもよし、気の知れた友人と楽しく過ごすのもよし、ぜひ素敵な思い出を鹿児島県で作ってみてくださいね！