南薩摩（指宿、頴娃）の魅力

指宿市は、薩摩半島最南端。東シナ海を望む事ができ、薩摩富士で知られる「開聞岳」や南国ムード漂う「長崎鼻」、多種多様のヤシの木やハイビスカス、ブーゲンビリアなどを眺めていると、まるでハワイにいるような気分。

指宿のシンボルでもある、「開聞岳」は山岳信仰でも知られていて、パワーに満ち溢れています。

温泉天国で知られる鹿児島ですが、南薩摩も指宿温泉、枕崎温泉、山川温泉、ウナギ温泉などなど、たくさんの温泉があります。

指宿のパワースポット

今回は３つのパワースポットを紹介します。

長崎鼻

薩摩半島の最南端の岬。東シナ海の美しい景色と、開聞岳が目の前に望めるところ。夏にはウミガメが産卵に訪れます。

「鼻」とは岬の事で、先端近くに灯台があります。こちらの灯台は日本ロマンチスト協会により「恋する灯台」に認定されました。

ごつごつですが、岬先端まで歩けます。

こちらがパワースポットとして知られている「竜宮神社」。浦島太郎がここから竜宮城に旅立ったところという伝説も残されています。浦島太郎と乙姫の出会いの場ということで、縁結びにご利益があるそうです。

貝殻に願い事を書いて、壺に入れると願い事が叶うと言われています。

２回まわって、亀の頭をなでると願い事が叶うとか。

長崎鼻はご利益、パワーを授かりそうなものがいっぱいです。カップルにも人気のパワースポットですが、出会いを求めてる方にも良縁がありそう。

枚聞神社

枚聞神社は開聞岳をご神体とする山岳信仰の神社です。本殿の後ろに開聞岳がそびえ、開聞岳のパワーを感じることのできるパワースポットとして知られています。

薩摩国の一宮で、大変格式高い神社です。

朱色が鮮やか。枚聞神社の神様は、最高神の天照大神。

ご神木のクスノキ。樹齢１０００年以上。樹木のパワーを感じます。

西大山駅

JR西大山駅。日本最南端の駅です。一日約１５本のみ列車が停車するという無人駅。お天気が良いと目の前に開聞岳が望め、季節によっては菜の花が咲いていて美しい景色が楽しめます。こちらもパワースポットとして知られています。

幸せの黄色いポスト。近くの売店で販売されている、マンゴーのジェラートは濃厚なマンゴー果実味がとってもおいしい！おすすめです。

この鐘をならすと幸せになれると言われていますよ。

頴娃町のパワースポット

指宿市から車で３０分ほどのところにある頴娃（えい）町。こちらでは２つのパワースポットをご紹介します。

番所鼻自然公園

番所鼻自然公園は昔、薩摩藩の番所があったことからこのような名前がつきました。日本国中を測量して回った伊能忠敬に「天下の絶景なり」と言わせるほどの景色を見る事ができるスポットです。

海の池（ドラゴンホール）は１０万年前の火山活動で形成された珍しい地形で、干潮時には岩の上を一周歩くこともできます。竜宮城の入り口だったのでは？という伝説もあります。今回は、干潮ではなかったので、先端までしか行くことができませんでしたが、まるで海の上を歩いているような感覚。

大自然のパワーを強く感じる、パワースポットです。

展望台「番所の鐘」。鳴らす回数に意味があり、１回：幸運、２回：健康、３回：恋愛成就、夫婦円満、４回：子宝、５回：安産の祈願だとか。

遊歩道を進むと、タツノオトシゴハウスがあります。タツノオトシゴは夫婦仲が良く、雄が子供を身ごもるという変わった生き物。幸運のシンボルと言われています。

ハウスの一階部分に「タツの願掛け社」があります。タツノオトシゴの形の絵馬がかわいらしいですね。

２階はカフェとショップ、タツノオトシゴの生態を見学できる水槽があります。日本で唯一、タツノオトシゴを養殖しているところです。

タツノオトシゴのグッズが多種あるので、目移りしてしまうほど。

釜蓋神社

釜蓋神社の名で知られる、射楯兵主神社は南九州市の頴娃町にあります。

釜の蓋を頭の上にのせて、お参りする独特のスタイルから釜蓋神社と呼ばれるようになりました。

この神社はパワースポットとして知られており、以前、なでしこジャパンの選手たちが、釜蓋神社で勝利を祈願したことでも知られています。

釜の蓋を頭にのせて、鳥居から本殿まで歩きます。蓋はつるつるしていて、何度も落としながらの挑戦。

神社の裏手からは東シナ海の景色と遠くに開聞岳が見えます。こちらは「希望の岬」という場所で自然からの新しいパワーが湧き、浄化してくれる場所です。

南薩摩へのアクセス

列車：ＪＲ鹿児島中央駅からＪＲ指宿駅まで、特急快速列車で５５分。普通列車で１時間１５分。

車：鹿児島空港から指宿市まで約１時間４０分。
鹿児島央駅から指宿市まで約１時間２０分。

まとめ

南薩摩の絶景、穴場パワースポットをご紹介しましたがいかがでしたか？

海と山に囲まれた大自然から感じるパワーは日常のストレスから解放してくれること間違いなし。

薩摩半島最南端、南薩摩を旅してみてはいかがでしょうか。