盛岡には、じゃじゃ麺や椀子そばといった名物があります。
一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
ただ、具体的にどんな食べ物か・・と聞かれたら詳しくない人もいるでしょう。
そこで本記事では、盛岡の名物「じゃじゃ麺」と「椀子そば」をピックアップしていきます。
また、名物を楽しみつつも、秋田県有数の観光地「田沢湖」にも立ち寄りましたので、そちらも紹介いたします。
目次
盛岡じゃじゃ麺
じゃじゃ麺とは
じゃじゃ麺とは、うどんのような麺に、特製の肉味噌とキュウリ、ネギをかけ、好みに合わせてラー油やおろしショウガやニンニクや酢をかけて食べる麺です。
盛岡冷麺や椀子そばと並んで盛岡の名物として挙げられます。
本記事では、盛岡駅近くのおすすめのじゃじゃ麺屋さんを紹介します。
実際に食べてみた
今回じゃじゃ麺をいただくのは「盛岡じゃじゃ麺 HOT JaJa」さん。
HOT JaJaさんは、盛岡駅から徒歩2分の好立地のお店です。
こちらのお店ではじゃじゃ麺を頼む際、卓上に置かれた調味料で自分好みに味付けするか、お店の人にオススメの味にしてもらうかを選びます。
肉味噌、ネギ、生姜、追加の調味料をしっかりと混ぜて口の中へと運ぶと、スパイシーな肉味噌と麺がよく絡み、そこにネギときゅうりのシャキシャキ感がいいアクセントになって食欲が湧いてきます。
麺を食べ終わると、その器に卵を割り肉味噌を加えて、茹で汁を注いでかき混ぜたスープである「鶏蛋湯(チータンタン)」を作ってくれます。
生姜がよく効いているため、飲むととても身体が温まりました。
また、筆者は今回単品を頼みましたが、HOT JaJaさんでは他にもチャーハンセットや焼ギョーザセットなどがあります。
じゃじゃ麺だけでは物足りないという人は、チャーハンや焼ギョーザのセットを頼むといいでしょう。
アクセス
盛岡駅から徒歩2分
車でお越しの場合、駐車場が近くにないため有料パーキングに止める必要がある
営業時間
11:00-15:00(ラストオーダーは14:00)、17:00-23:00(ラストオーダー22:00)
定休日
なし
料金
660円(じゃじゃ麺 普通盛りの場合) 平均予算は1,000円
総席数
43席
住所
〒020-0034 岩手県盛岡市盛岡駅前通9-5 佐川ビル 1F
電話
019-606-1068
公式ホームページ
https://www.hotpepper.jp/strJ000100829/
※情報は2021年10月時点のものです。最新情報は、ホームページをご参照ください。
田沢湖
田沢湖とは
田沢湖は、日本で一番深い湖として知られております。
世界で一番深い湖であるバイカル湖の名前を取って、日本のバイカル湖とも呼ばれています。
田沢湖には遊覧船やボート、有名なたつこ像、御座石神社があります。
御座石神社は美貌成就・不老長寿のご利益があり、また田沢湖自体もパワースポットとして有名です。
そのため、女性を中心に多くの人が参拝しています。
御座石神社と辰子姫伝説
御座石神社には龍神・辰子姫を祀っており、こちらはたつこ像のモデルです。
辰子姫は、田沢湖に伝わる辰子姫伝説に登場します。
以下、辰子姫伝説のあらすじです。
昔、田沢湖の近くに、辰子という非常に美しい娘がいました。
辰子はその美しさを永遠に保ちたいと思い、百日百夜大蔵観音に願い続けました。
すると、満願の夜に「北の山を越えたところに湧く泉の水を飲めば願いは叶う」というお告げがありました。
辰子はお告げの泉を求め、山を超え探しに行きました。
途中の小川で魚を見つけ食べていると喉が乾き、お告げの泉にたどり着いた途端、がぶがぶと水を飲みました。
しかし、何故かどれだけ水を飲んでも喉の渇きは治らず、飲めば飲むほど喉が渇き、ついに泉の水を飲みほしてしまいました。
すると、辰子は大きな龍になり、それがきっかけで田沢湖ができたそうです。
そして、辰子は辰子姫となり田沢湖の主になりました。
田沢湖の楽しみ方
田沢湖を楽しむにはドライブが一番です。
車で田沢湖を一周しながら、以下のように楽しんでみてはいかがでしょうか?
- 駐車場に車を止めて遊覧船やボートを楽しむ
- レストハウスで田沢湖を眺めながらゆっくりと食事をする
- キャンプ場で本格的なキャンプをする
- たつこ像や御座石神社を巡って田沢湖のパワーを感じる
このように、楽しみ方は様々あります。
田沢湖一周線
車で田沢湖に行くことができない人でも田沢湖を楽しむことはできます。
その方法とは、路線バスの1つ田沢湖一周線です。
田沢湖一周線は田沢湖駅を出発し、田沢湖レストハウスやキャンプ場を経由します。
そして、たつこ像の近くで20分の散策時間、御座石神社の近くで10分の散策時間を取るため、効率よく田沢湖の周りの観光地を巡ることができます。
また、ゆっくり見たい場合は次のバスで田沢湖駅まで帰ることもできるので、自分のスタイルに合わせて旅程を組むこともできます。
筆者も田沢湖一周線を使って田沢湖を観光してみましたが、たつこ像や御座石神社などをしっかり見ることができました。
田沢湖一周サイクリング
田沢湖を楽しむもう一つの方法がサイクリングです。
田沢湖にはレンタルサイクルもあるので、バスで田沢湖畔まで行き、自転車を借りて田沢湖を一周すれば自由に田沢湖を楽しむことができます。
例えば、こんな楽しみ方があります。
- 自転車で田沢湖の周りを風を切りながら走っていくのはとても気持ちよく、気に入ったところで止まってじっくりと田沢湖を眺める
- 途中にあるレストハウスで休憩する
- たつこ像をじっくり眺めてから御座石神社に参拝する
サイクリングが好きな人は、レンタルサイクルで楽しんでみてはいかがでしょうか?
アクセス
田沢湖への行き方は、基本的に車かバスのいずれかとなります。
車
国道341号を経由して国道46号に入る。その後、駅野中線に入って直進。
近くには無料、有料の駐車場あり
バス
JR田沢湖駅から向かう場合:羽後交通バス「田沢湖一周線」に乗車し、田沢湖畔にて下車 約15分
秋田空港から向かう場合:あきたエアポートライナーに乗車し、田沢湖付近にて下車 約100分
時間や効率良く回ることを考えたら、田沢湖一周線を推奨します。ただ、田沢湖一周線は本数が少ないので、旅程を立てる際は注意してください。
田沢湖一周線の時刻表や運行時期などは、以下のリンクを参考にしてください。
https://ugokotsu.co.jp/wp-content/jikoku/latest/tazawa2020.pdf
住所
〒014-1204 秋田県仙北市田沢湖田沢
電話(仙北市総務部総務課)
0187-43-1111
公式ホームページ
https://www.city.semboku.akita.jp/sightseeing/spot/04_tazawako.html
※情報は2021年10月時点のものです。最新情報は、ホームページをご参照ください。
椀子そば
椀子そばとは
田沢湖を満喫したところで、もう1度グルメを堪能してきました!
最後に紹介するのは、じゃじゃ麺に並ぶ盛岡の名物椀子そばです。
椀子そばは給仕さんの掛け声に合わせて、一口サイズのそばをどんどんと口へと運んでいきます。
盛岡に来たら是非とも一度は挑戦してみたいと考えている方も多いのではないでしょうか?
本段落では、椀子そばを盛岡駅内で食べられるお店をご紹介します。
実際に食べてみた
観光客向けに盛岡駅前には、いくつか椀子そばを提供する蕎麦屋があります。
その中では、飛躍的穴場なのが盛岡駅の地下にある「やぶ屋 盛岡駅ビル フェザン店」です。
やぶ屋では本格的な食べ放題の椀子そばはもちろん、少量の椀子そばを楽しみたい人のために数を限定して安くなっている椀子そばもあります。
筆者は、本格的な食べ放題の椀子そばにチャレンジしてきました。
椀子そばといえば、ひたすらお椀に入れられるそばを食べていくというのをイメージしていました。
しかし、実際は目の前にはたくさんの薬味が並び、中には刺身やイクラなどもありました。
そして、いざ挑戦!
最初の10杯を食べた感じでは、100くらいは簡単に行けそうだなと思いました。
ところが、結構お腹にたまるもので70くらいからだんだんと辛くなり、80でギブアップ・・。
100は行きたかったですが、久しぶりにそばを思う存分食べることができて筆者は大満足です!
アクセス
電車
盛岡駅より徒歩1分
車
盛岡ICより約20分
営業時間
10:00-22:00(ラストオーダーは21:30)
定休日
不定休
料金(椀子そば)
・フェザン店限定 お試し10杯コース 1,500円 ※おかわり10杯 500円
・お子様椀子そば(食べ放題) 2,500円
・わんこそば(食べ放題) 3,000円
住所
〒020-0034 岩手県盛岡市盛岡駅前通1−44
電話
019-654-7689
公式ホームページ
https://yabuya.jp/free/fesan
※情報は2021年10月時点のものです。最新情報は、ホームページをご参照ください。
まとめ
本記事では、盛岡駅周辺で気軽に食べられる盛岡名物と、盛岡駅からアクセスの良い観光地、田沢湖を紹介しました。
お昼にじゃじゃ麺を食べてから田沢湖を訪れ、盛岡に帰ってきて椀子そばを楽しむという1日を送ってみませんか?
次の旅行先は、ぜひ盛岡を候補に入れてみてください。