せっかく古都・京都を旅するなら、いつもと違う旅を楽しみたいですよね。
夏の京都でおすすめしたいのが、浴衣での観光。
女子旅ならかわいい浴衣を着て、街を散策しながら、写真を撮れば気分もアガります。
かといって、浴衣を持って行くのは荷物が増えるし、長い時間着ていたら着崩れも心配なところではないでしょうか。
目次
そこで活用したいのが浴衣のレンタルサービス。手ぶらで行けるお手軽さが今、旅好き女子の間で話題になっています。
この夏、レンタル浴衣で訪れたい京都の映えるフォト・スポット5選を紹介していきます!
浴衣が映えるフォト・スポットおすすめ5選
京都と言えば、神社仏閣が多数あり、古都としての風情を漂わせながらも新しいスポットやグルメが次々と生まれています。
浴衣や着物など、和風のものがぴったりする街並みが印象的。
そんな京都で浴衣が映えてフォトジェニックな写真が撮影できるスポット5選が、こちらです。
カラフルなくくり猿を背景に八坂庚申堂
清水寺や八坂神社など、京都でも代表的な寺院が多い東山エリアの八坂庚申堂。正式名称は「大黒山 金剛寺 庚申堂」で、猿を神の使いとする庚申信仰のお寺です。
境内には「見ざる、言わざる、聞かざる」の三猿の像が点在。
庚申堂にはお手玉のような大きさのカラフルな「くくり猿」が吊るされています。
「くくり猿」は動き回る猿が手足をくっつけて動けないさまが、人間の「欲」に例えられています。
願いごとをかなえるために欲望を抑えることも必要との教えから、「くくり猿」に願いごとを書いて吊るすことで、願い事が叶うと言われています。
赤や青、黄色などのカラフルなくくり猿をバックに浴衣で写真を撮れば、フォト・スタジオで撮影しているかのような幻想的な写真が撮れますよ。
「くくり猿」は一体500円。夕方行くと当日分は売り切れていることもあるので、早い時間に行くのがおすすめ。
願いごとを書いて奉納するもよし、お土産に持って帰るもよしです。
住所
京都府京都市東山区金園町390
拝観時間
9時~17時
アクセス
【電車】京阪本線「祇園四条駅」、阪急電鉄「京都河原町駅」より徒歩約20分
【バス】京都市バス急行100系統「清水道」、京都市バス206系統「東山安井」より徒歩約10分
HP
http://www.yasakakousinndou.sakura.ne.jp/
※拝観時間等の最新情報はHPでご確認ください。
水路閣でレトロなショット、南禅寺
京都の市街地から少し離れた、緑豊かな南禅寺。
日本三大門のひとつ、三門もフォト・スポットですが、おすすめしたいのは映画やドラマにもよく出てくる、水路閣。
1890年(明治23年)に琵琶湖から京都市内に水を引くために作られたものです。
鎌倉時代後期に建立された南禅寺は武家の香りがする禅寺ですが、水路閣は明治時代に作られただけに、レンガ造りのアーチの橋脚が西洋風です。
アーチの奥行をバックに写真を撮れば、浴衣の和の雰囲気とマッチしたレトロでアーティスティックな美しい写真が撮れるでしょう。
住所
京都府京都市左京区南禅寺福地町
拝観時間
9時30分~16時30分(受付は20分前まで)
拝観料
方丈庭園:大人600円、高校生500円、小中学生400円
三門:大人600円、高校生500円、小中学生400円
南禅院:大人400円、高校生350円、小中学生250円
アクセス
【電車】地下鉄東西線「蹴上駅」徒歩7分
【バス】京都市バス5系統「南禅寺・永観堂道」徒歩10分
※拝観時間等の最新情報はHPでご確認ください。
ポップでキュートに映える、パペポミュージアム
河原町エリアに2018年にオープンした、ピンクの背景がポップ、撮影可能なミュージアムです。
2021年にリニューアルオープンし、さらに進化しました。
インスタ等で見たことがある方も多くいらっしゃることでしょう。
ポップでキュートな写真や動画が撮影できるスポットとして話題です。
韓国制服レンタルサービスもあり、映え写真が撮影できること間違いなし。
パペポミュージアムでは貸切プランもあるので、かわいい写真を撮影したいという方は利用してみましょう。
浴衣を着てポップでかわいいピンクの背景やセットを前に記念撮影してみてはいかが?
住所
京都府京都市中京区室町通四条上ル菊水鉾町582 さがの館ビル2階
営業時間
12:00-18:00(17:30最終受付)
入場料
予約入場制
平日: 一般:1200円、小中高校生(1歳以上):1000円
土日祝日: 一般:1500円、小中高校生(1歳以上):1300円
アクセス
【電車】阪急「烏丸」駅、地下鉄「四条」駅下車24番出口から徒歩2分
阪急「河原町」駅から徒歩10分
※入場時間等の最新情報はHPでご確認ください。
京友禅の光林、キモノフォレスト
嵐山電鉄「嵐山」駅からすぐ、インテリアデザイナー・森田恭通さんが手掛けたことで知られる、キモノフォレスト。
京友禅の生地をアクリルで包んだ、高さ2mのポールが駅や線路脇に林のように建ち並ぶことからそうと呼ばれています。
京友禅が包まれたポールの数、600本、アクリルに包まれている京友禅の柄は32種類。
ポールにはLEDが入っており、夜になるとライトアップされ、幻想的な光を放ちます。
夜は着物の小径と呼ばれる、ポールの並木道が圧巻と評判です。
昼と夜で雰囲気がガラッと変わるので、浴衣で散策しながら着物の小径や嵐山周辺で映える写真を撮影してみましょう。
住所
京都府京都市右京区嵯峨天龍寺造路町20-2
営業時間
12:00-18:00(17:30最終受付)
見学時間
終日 ライトアップ:夕刻~21:00
※一部エリア 23:00まで点灯 ※冬季期間は変更あり
アクセス
【電車】京福電鉄嵐山本線「嵐山駅」すぐ
定番も外せない、竹林の道
キモノフォレストと同じく嵐山エリアにある竹林の道。嵐山の大定番観光スポットですね。
渡月橋を渡って北側には、数万本の竹が生い茂っています。
竹林を縫うように小径がはりめぐられており、古都・京都らしい「和」の雰囲気が楽しめます。
浴衣で訪れ、竹林のさわやかな空気を楽しみつつ、情緒あふれるベスト・ショットが撮影できるでしょう。
また観光人力車でまわるのもおすすめです。
車夫さんが持っている独自の観光情報を知れるうえに、人力車からの風景や乗車時の写真もロマンチックな旅の思い出になるでしょう。
住所
京都市右京区嵯峨小倉山田淵山町
見学時間
終日
アクセス
【電車】
嵯峨野観光線 「トロッコ嵐山駅」 徒歩3分
京福電鉄 「嵐山駅」 徒歩12分
JR山陰本線 「嵯峨嵐山駅」 徒歩17分
京都旅行で浴衣を着るならレンタルがおすすめの理由
ここまで、浴衣で行きたい京都のフォト・スポット5選を紹介してきました。
京都旅行で浴衣を着たいと思われるなら、断然レンタルがおすすめ。
なんといっても手ぶらで行けて、クリーニングなどのアフターケアの必要がないことが魅力です。
浴衣レンタルがおすすめの理由を紹介していきます。
手ぶらで行ける
旅行先での浴衣のレンタルがおすすめの理由、ひとつめは手ぶらでいけること。
旅行先で浴衣を着るとなると、浴衣だけでなく、着付け小物や帯、下駄やバッグなどさまざまな小物も必要になってきます。
なるべくなら荷物は減らして、身軽に旅に出たいもの。
旅行に行く、さらに浴衣を着て京都を散策する、非日常を思う存分楽しみたい!と思われるなら、手ぶらでOKなレンタル浴衣がおすすめです。
選べる浴衣の種類が豊富
旅行先での浴衣のレンタルがおすすめの理由、ふたつめは選べる浴衣の種類が豊富なこと。浴衣が好きでいくつか持っていると言っても、個人で買うには限界がありますよね。
レンタルなら何百種類の中から、お気に入りの1枚を選べます。
また普段なら、あまり着ない色や柄の浴衣にチャレンジすることもできます。
選べる浴衣の種類がたくさんあるのは、メリットのひとつと言えるでしょう。
プロが着付けるから着崩れなし
旅行先での浴衣のレンタルがおすすめの理由、3つめはプロが着付けてくれるので、着崩れしにくいこと。
観光で浴衣をレンタルする場合、着付けも料金に含まれています。
浴衣などの和服を着た際に最も気になることと言えば、やはり着崩れではないでしょうか。
浴衣や着物が好きでよく着ている方なら、慣れているので長時間着ていてもそれほど着崩れは気にならないかもしれません。
しかし浴衣や着物に慣れていない方にとっては、時間の経過と共に着崩れてしまわないか、着崩れを自分でうまく直せるか、が不安ですよね。
それではいい写真も撮れません。
浴衣のレンタルならプロが着付けてくれるので、着崩れしにくよう着付けてもらえます。着付けに関する知識がなくても、お任せできるので安心です。
クリーニング不要
旅行先での浴衣のレンタルがおすすめの理由、4つめはクリーニングが不要なこと。
自前の浴衣だと着用後は洗濯やクリーニングに出すなど、ケアしなくてはなりません。
また旅行が2泊以上となると、洗濯できない場合も考えられます。
夏の京都は暑く、浴衣を着て観光していれば、汗をかくでしょう。
汗をかいた浴衣を洗濯しないでいると、カビや傷みの原因になります。
レンタル浴衣なら、着用後はそのまま返却できるので、洗濯やクリーニングに出すといった手間を省けます。
クリーニングが不要な点も浴衣のレンタルサービスのメリットと言えます。
旅行先でのレンタル浴衣で注意したいこと
京都旅行でのレンタル浴衣がおすすめの理由は、おわかりいただけたことでしょう。
レンタル浴衣はメリットが多いように感じられますが、デメリットや注意しておきたいこともあります。
ここからは旅行先でレンタル浴衣をした場合に、注意しておきたいことを紹介してきます。
時間に制約がある
旅行先で浴衣をレンタルする際に注意したいことのひとつめは、時間に制約があること。当たり前のことですが、返却する時間は守らなくてはなりません。
観光で浴衣をレンタルする際、だいたい1日でレンタルするケースが多く、返却はお店の閉店時間30分前までなど、条件がついています。
延長となると延滞料金が発生するので、この点にも注意が必要です。
観光で浴衣をレンタルする場合、冠婚葬祭の着付けと違い、早朝や深夜の着付けはしていないので、お店が開店する時間から、レンタルがスタートになります。
浴衣をレンタルする際は、レンタル開始と返却時間、延長となった時のこともお店に確認しておきましょう。
着慣れていないので疲れることも
旅行先で浴衣をレンタルする際に注意したいことのふたつめは、着慣れていないために、洋服のときよりも疲れてしまうことが考えられます。
疲れてしまう理由は、洋服の時の所作と違い、注意することが多くなるからです。浴衣を着た際に注意したい点は次の通り。
- 大股で歩かず、歩幅を小さくする
- 袂の扱い
- 下駄や草履での歩き方
はきなれていない下駄や草履で長時間歩きまわっては、足を痛めてしまうこともありえる話です。
浴衣や和服そのものに慣れていない方は、なるべく疲れがたまらないよう、ゆとりを持った観光スケジュールを組むようにしましょう。
浴衣のレンタルなら京都きものレンタルwargoがおすすめ
旅行で浴衣をレンタルするおすすめの理由や注意すべき点は、おわかりいただけたことでしょう。
京都旅行で浴衣を着たい!と思われている方に、おすすめしたいのが京都きものレンタルwargo。
おすすめの理由を紹介していきます。
駅近で便利!
京都きものレンタルwargoは京都市内に4店舗あります。
- 京都タワー店
- 祇園錦店
- 清水坂店(現在予約停止中)
- 嵐山駅前店(現在予約停止中)
どのお店も駅から徒歩3分以内のところにあり、アクセス抜群。
観光スポットに近いところにあるので、例えば午前中に京都タワー店でレンタルして、店内で撮影。
その後バスで移動し、三十三間堂から清水寺などがある東山エリアを散策。
思う存分写真を撮ったら、返却して次のエリアへ移動。ということもできます。
あるいは返却時間までめいっぱい浴衣で京都を楽しむといったプランも可能です。
写真撮影してもらえる
ホームページやブログ、SNSへの掲載がOKなら、写真撮影してもらえます。
レトロモダンな雰囲気の店内や店頭で撮影した写真は、後日メールで送ってもらうこともできますよ。
お気に入りの浴衣を着た写真を写真館レベルの本格的カメラで撮影すれば、ステキな旅の思い出の1枚になるでしょう。
ヘアセットが無料
京都きものレンタルwargoの姉妹店「かんざし屋wargo」のかんざしを選ぶと、ヘアセットが無料になります。
自分でセットするのもよいですが、かんたんなセットでもプロの手にかかれば、より美しくなれますよ。
浴衣が似合う髪型にセットしてもらえるので、さらに気分が上がります。
浴衣のレンタルだけでなく、写真撮影・ヘアセットまでついている京都きものレンタルwargo。
京都旅行で浴衣を着る際にはぜひ利用してみてくださいね。
まとめ
この記事ではレンタル浴衣で京都旅行に行った際に訪れたいおすすめのフォト・スポット5選と、旅行ではレンタル浴衣がおすすめの理由やメリット・注意点を紹介してきました。
おすすめのフォト・スポットは次の通り。
- 八坂庚申堂
- 南禅寺
- パペポミュージアム
- キモノフォレスト
- 竹林の道
旅行先ではレンタル浴衣がおすすめの理由や注意点は次の通りです。
- 手ぶらで行ける
- 着崩れの心配がない
- クリーニング不要
- 時間に制約がある
- 着慣れていない方はゆとりのあるスケジュールを組む
京都旅行で浴衣を着たい!と思ったら、京都きものレンタルwargoがおすすめ。
浴衣レンタルして身軽に、いつもと違うフォトジェニックな旅を楽しんでくださいね。