都心から日帰りOK!自然豊かな筑波山観光の魅力【地元民おすすめ】前編

茨城 #パワースポット #大自然 #温泉 #登山 #縁結び #都心から1時間以内
2022.07.01

東京から1時間以内で行くことができる茨城県つくば市。
つくば市にある筑波山は、自然・遊び・食、そして地酒までおいしい魅力的なスポットです。

都内から日帰りで非日常体験ができる筑波山観光の魅力を、元ミス茨城・いばらき観光マイスターの筆者が前編・後編の第2回連載でお届けします!

筑波山観光の魅力

茨城県つくば市へはTXつくばエクスプレス線快速で秋葉原から45分。

つくば駅周辺は筑波研究学園都市として、学術や科学の最先端として知られていますが、筑波山方面に向かうと、ガラッと雰囲気が変わります。

道中には都心から1時間以内とは思えない豊かな自然が美しい田舎風景が広がります。
都会ではあまり見ることのできない昆虫の姿も…!

朝に東京を出れば、夕方まで充分に満喫できる、週末のお出かけにもってこいのスポットなのが筑波山。
忙しくて忘れてしまっていた大自然のパワーに触れることができます。

都会の喧騒から離れて普段とは一味違った癒しの時を過ごしたい方は、読み進めてみてくださいね。

筑波山のここが魅力的!

それでは筑波山の魅力的を

  • パワースポット
  • 縁結びの筑波山神社
  • 筑波山登山・山頂からの絶景
  • 登山後の温泉

の4つの面からお伝えします。

パワースポット

筑波山は山そのものが御神山といわれている、関東でも屈指のパワースポットです。
山の中には、神聖な清水の源泉や、樹齢800年にも及ぶ大きな杉の木、どこからやってきたのか分からないような奇岩・怪石と呼ばれる大きな岩など、神秘的な光景が広がっています。

中でも、弁慶七戻りは天と俗世を分ける神聖な場で有名です。
大きな岩が落ちてきそうで、弁慶も7回後ずさりをしたということから「弁慶七戻り」と呼ばれ、現在ではこれを見るために筑波山を訪れる人がいるほどです。

筑波山の自然の中に一歩入れば、あなたも御神山としてのパワーを感じられるはずです。

縁結びの筑波山神社

筑波山は、二つのコブが連なったような形になっています。

向かって左側は男体山、右側は女体山と呼ばれていて、その各々の山頂に筑波男大神(イザナギノミコト)と筑波女大神(イザナミノミコト)が祀られています。

その男体山と女体山の間を源流として流れているのが、小倉百人一首で恋の歌として読まれた男女川(ミナノガワ)です。

筑波男大神(イザナギノミコト)と筑波女大神(イザナミノミコト)は、結婚して神と国を生んだと言い伝えられています。

そう、筑波山は縁結びにご利益があるんです。

歴史ある神社ですから、地元の人は季節の変わり目や、人生の節目、商売や健康を祈る時には、代々この筑波山に参拝しています。
縁結びで有名ではありますが、どんなことにもご利益があるので、訪れた際にはお手を合わせてみてください。

筑波山神社 基本情報

住所
茨城県つくば市筑波1番地

電話番号
029-866-0502

HP
https://www.tsukubasanjinja.jp/

筑波山登山・山頂からの絶景

筑波山登山をしながら神社に立ち寄ったり、パワースポットに触れながら1時間半〜2時間ほど登ると、山頂に着きます。
山頂からの絶景を眺めたいなら、女体山山頂がおすすめです。

女体山山頂からは、息をのむような絶景が味わえます。
関東平野を見渡すことができ、晴れている日にはスカイツリーまで見えることも。大変美しいスカイラインを見ることができ、汗を流しながら登った疲れも吹き飛んでしまいます。

実は、筑波山は日本百名山だとご存知でしたか?
そして、日本百名山の中では一番低い山なんです。

高さが低い筑波山では、お子様やご年配の方の姿も見かけます。
地元の小学生たちは学校行事で毎年登っているんだそう。
お子様連れの方でも挑戦しやすい山ですね。

ケーブルカーやロープウェイを利用して、山頂近くまで登ることもできます。
登山は下山の方が難しいので、行きは足で、帰りはケーブルカーやロープウェイで景色を楽しみながら降りてくるのも良いかもしれません。
行きとは違った景色を楽しむことができますよ。

登山後の温泉

筑波山には温泉郷もあります。
源泉は「双神の湯」といわれる筑波山の中腹から湧いているものだそう。
泉質はph10以上でアルカリ性が強く、肌がすべすべになると美肌の湯としても有名です。
肌の古い角質を落としてくれますよ。

いくつかの露天風呂からは、美しい絶景を一望することもできます。
宿泊もできるので、お泊まりも良いでしょう。
筑波山を登った後に立ち寄れば、疲れた体も癒されますよ。

尚、トラディショナルな雰囲気で老舗宿の温泉を楽しみたいなら、江戸時代創業の「江戸屋」がおすすめです。
美しい自然を眺めながら入浴することができます。

関東平野を露天風呂から一望できる絶景が見られるのは「青木屋」です。
空気が澄んだ日には富士山が見えることもあるのだとか。

どちらも筑波山神社から徒歩2〜3分なので、下山後に汗を流すのに最高な立地です。

江戸屋 基本情報

住所
茨城県つくば市筑波728

時間
日帰り入浴:11:30~15:00(受付は11:30~14:00)

電話番号
029-866-0321

HP
http://www.tsukubasan.co.jp/

青木屋 基本情報

住所
茨城県つくば市筑波753-1

時間
日帰り入浴:12:00~15:00

電話番号
029-866-0311

HP
https://aokiya-hotel.com/

※日帰り入浴には事前の予約が必要です。詳細は公式HPをご覧ください。

筑波山観光の魅力前編・まとめ

筑波山観光の魅力についてお伝えしました。

筆者自身、筑波山の麓で生まれ育ったのですが、お恥ずかしいことにその良さを実感できたのは大学進学時に上京した後のことでした。
現在は地元への帰省のたびに筑波山神社にお参りし、筑波山の自然とパワーに浄化されています。
筑波山を訪れたなら、あなたもきっと癒されること間違いありません。

週末のお出かけ先にマンネリしている方は、筑波山に訪れてみてはいかがでしょうか。
プチ旅行気分で家族、お友達、恋人と楽しめることでしょう。

後編では、お子様連れの方も楽しむことのできる自然一体型の遊びのスポット、おせんべい作り体験のできるお洒落な古民家カフェ、そしてデートで行けばいい思い出になること間違いなしな地酒を嗜める酒蔵について紹介をしていきます。

次回の記事をお楽しみに。