見どころ満載の万博記念公園とエキスポシティを一通り回ってみたので紹介します!

大阪 #ららぽーと #万博記念公園 #動物園 #水族館
2022.06.05

今回は万博記念公園とその周辺施設を訪問してみました。そこで、実際に行ってみた感想と合わせて、見どころを紹介していきたいと思います。

万博記念公園は、1970年に開催された万国博覧会の跡地に造成された自然公園です。
広大な敷地の中にまるで山の中を歩いているような自然の風景が再現されていて、その中にいろいろな施設が点在しています。

また、万博記念公園の南側にあるエキスポシティは、元々遊園地だったエキスポランドの跡地に作られた商業施設やアトラクションで成り立つ複合施設です。

エキスポシティと万博記念公園は大阪モノレールの万博記念公園駅が最寄り駅。
万博記念公園駅の南側がエキスポシティ、北側が万博記念公園となります。今回はまず、エキスポシティを訪問してみました。

エキスポシティ

まずエキスポシティの施設をざっと紹介してみましょう。

ららぽーとEXPOCITY・ニフレル・REDHORSE OSAKA WHEEL(レッドホース オオサカホイール)

こちらは全国各地に施設がある三井ショッピングパークららぽーとの支店です。

関西ではここにしか出店していないショップがいくつもあって、いつも賑わいのあるスポットです。

ニフレルは水族館と動物園が融合したような、生き物の展示が中心の施設です。

たくさんの珍しい魚介類に加えて、虎の一種、ベンガルタイガーやミニカバ、イリエワニといった猛獣も展示されています。

高さが123mと、日本最大級の大きさを誇っています。
また、夜はかなり遅くまで営業しているので、大阪の夜景も楽しむことができます。

その他にもエキスポシティには楽しめる施設がいくつかあります。

金子半之助の天丼

今回、私はららぽーとに行ってフードコートで金子半之助の天丼を食べてきました。
金子半之助は東京の有名な天丼の店ですが、関西ではこちらだけに支店を出しています。

文句なしに美味しかったです。天ぷら好きな方でも満足できるでしょう。

その他にはつけ麺のつじ田というお店が隣にあって、こちらもかなり人気でした。

つじ田も関西ではららぽーとエキスポシティにだけ支店を出しています。

こちらのららぽーとのフードコートは席からの眺めも良く、居心地のいいところでした。

また、ららぽーとにはスーパーのイズミヤの中にパン屋があるので、ここでパンやジュースを買っておけば、万博公園での食事や飲み物代をちょっと節約できます。

万博記念公園へ

ららぽーとには連絡口があって、そのまま直通で万博記念公園まで行くことができます。

万博記念公園内の自然文化園と日本庭園、両方に入るには入場料は260円。
万博公園の入場料が比較的安いのは、この公園が大阪府の公営の施設だからです。

切符を買ってゲートを通ると、いきなり目の前に太陽の塔がドーンと現れてきます。

皆さんここで記念写真を撮影していました。

今回はまず、太陽の塔から東周りにぐるっと園内を回ることにしました。

EXPO’70パビリオン

万博おもしろ自転車広場を通り過ぎ、EXPO’70パビリオンの中に。

こちらは一階部分は無料で入れて、2階の展示エリアは210円で観覧することができます。

一階は狭いので、2階の観覧はどうしようかなと迷ったのですが、結局入ってみたら2階の方はかなり広くて色々なものを見ることができました。

スペースシアターホールでは、音楽とレーザー光を使った展示があります。なかなか幻想的でいい雰囲気でした。

50年前の万博の時に行われていたものを再現したそうです。

こちらは実際に1970年の万博に行ったことのある方には、思い出深いスポットでしょう。

日本庭園

そしてここから日本庭園に向かおうと思ったのですが、日本庭園は残念ながら正面入り口からしか入れません。
日本庭園も端の方から入れれば便利なのですが、それができないのがちょっと残念でした。

てくてくと歩いて日本庭園正面入り口まで向かいます。

正面入り口に到着したら、もうチケットは買ってあるのでバーコードを機械に通して日本庭園に入園。

日本庭園で一番美しい場所

入ってすぐのところに、心字池という美しい池を背景にした庭園が広がっています。

絵になる光景ですが、一番美しく見えるのは入り口から入ってすぐのところにある中央休憩所から見た風景です。
中央休憩所は高さのある建物なので、ここから見下した日本庭園は本当に見事で、心に残る風景でした。
また、ここはクーラーが夏でも入っているので、万博で休憩するには一番良い場所です。
夏や冬の気候が厳しい季節に訪れた際は、この休憩所でしばらく休むと良いでしょう。

日本庭園内の名所・松の州浜や木漏れ日の滝など

そして東回りにはす池や花しょうぶ田などを見ながらぐるっと回った後、今度は松の州浜や木漏れ日の滝などのスポットを眺めて再び中央休憩所に戻ってきました。

その後、日本庭園の門を出て、再び記念公園に戻ります。

日本庭園の正門からはちょうど太陽の塔の後ろ姿が見えます。後ろから見ても迫力のある塔です。

日本庭園の正門すぐ近くには国立民族学博物館がありました。ただ、今回は入館せず。

また、大阪日本民芸館もありましたが、こちらは夏の時期は休館となっていました。

自然文化園

そして、万博公園のあちこちにある池のそばを歩きながら、自然文化園を散策。

ここは広くて、一通り見るのに結構時間がかかりました。

自然文化園はありのままの自然の雰囲気を残した森になっているので、公園などの林とは違って本当に山の中を歩いているような感じです。

歩道もコケが生えたままになっていたりして、雰囲気も満点です。

本当に鬱蒼とした森となっているので、山の風景を気軽に味わいたい人にはぴったりのエリアです。

野鳥の森などを歩いた後、展望タワーに登ってみました。

展望タワー

展望タワーはかなり高いところまで上がるので、高所恐怖症気味の私にとってはちょっと怖かったですが、基本的には子供でも登れる安全なところです。

自然観察学習館

そこからまた南に下って自然観察学習館に行ったのですが、残念ながら16時過ぎていたので閉館していました。

万博公園に住む魚や生き物などが展示されている施設です。

ソラード (森の空中観察路)

自然観察学習館の近くにはソラード (森の空中観察路)があります。
よくハイキングコースなどに設置されている、木造りの遊歩道のようなものです。
こちらも山歩きをしている雰囲気が満喫できる心地の良い道です。

もみじの滝と森の足湯

そして空中観察路を途中で降りて、もみじの滝に向かいました。
もみじの滝は周囲に文字通り、もみじの木がたくさんあって紅葉の季節は美しそうです。
このあたりはもみじ谷という名前になっていて、川沿いにもみじがたくさん植えられています。

そして、そこからさらに正門に向かって歩いていくと、森の足湯が。

ただ、こちらは残念ながら夏の期間は休館していました。
興味のある方は寒い季節に行ってみてください。無料で利用できます。

そして茶つみの里、水車小屋を眺めながらしばらく歩くと、再び太陽の塔に閉園時間ギリギリで到着。
なんとかこの広大な万博記念公園を一通り回ることができました。

こちらの公園は夏でも17時と、かなり早い時間に閉園になってしまうので、あまり遅い時間からスタートすると全部見れなくなってしまいます。

やはりこれだけの広さだとかなり時間がかかります。
私の場合は13時頃から入って一通り回るのに4時間かかりました。

最後に

今回、万博記念公園を一通り巡ってみて思ったのは、自然がとても美しい公園だということです。
博物館などもそれなりにありますが、やはり鬱蒼と茂る森が印象に残りました。

また写真映えする風景がとても多いので、カメラが趣味の人には良いスポットです。
実際、日本庭園では大きな三脚を担いで写真を夢中で撮っている方があちこちで見受けられました。

ちょっと残念なのは、万博記念公園は動植物の採集は禁止されているので、昆虫採集などができないということです。
多分ここだといろんな虫がいるでしょうが、そこは残念ながら諦めないといけません。

また、万博の場合は年間パスポートが万博オールパスポートとして1年3,200円で販売されています。
これは近隣に住んでいる人などには本当に良いパスポートです。

万博公園駅の近くには無料の自転車置き場もあるので、自転車などで通える距離の人はパスポートを買って、園内をちょくちょく散歩してみるのも良いでしょう。

万博公園はたくさんの花や樹木が植えられているので、四季折々通ってみたいスポットですね!

※ご紹介した各施設の情報は2022年5月時点のものです。最新情報はホームページをご参照ください。