「岡山県」といえば「倉敷市」の印象が強い方が、多くいらっしゃるのではないでしょうか?
中でも、「倉敷美観地区」といえば、老若男女が集まる世界的にも有名なエリアですよね。
今回はそんな「倉敷美観地区」の中でも、筆者が前々から気になっていた珈琲専門店【倉敷珈琲館】へ、初めて足を踏み入れてみました。
何だか背伸びをした様な、少し大人の喫茶店へ。
皆さまも是非一緒に参りましょう!!
目次
「倉敷美観地区」に到着しました!!
今回は、車で「香川県高松市」から、高速道路を利用しました。途中サービスエリアにも立ち寄りながら、約2時間。安全面を考慮し、ゆっくりと「倉敷市」に向かいました。
到着後、写真の通り大きな歓迎印を見つけました。
たった数時間の遠出でも、この様な看板を見つけてしまうと、一層、旅行感が増してくるのは私だけでしょうか?
白壁の建物や、シンボル的な【倉敷川】など、綺麗に整備された街並みが注目の「倉敷美観地区」。
芸術や歴史はもちろんの事、食や季節の移ろいなど、多彩なアングルからも、追求することが可能です。
大人ならではの旅づくりを、是非とも考えてみてくださいね。
本題前の「素敵な寄り道」集め
【大原美術館】
「倉敷美観地区」内で、忘れてはならないスポットがあります。
それが【大原美術館】です。
外観を見ているだけでも、海外に来たのかと思ってしまうほど素敵な建物であり、優しさに溢れています。
そして、世界的にも有名なコレクションが揃う美術館としては、大いに価値ある存在です。
西洋近代美術を扱っているのは私立の美術館としては日本初。
ここならではのお土産を購入することも出来ますので、時間のある方は、是非ともゲットしてみてください。
住所
710-8575
岡山県倉敷市中央1-1-15
TEL
086-422-0005
開館時間
9時~17時(入館は16時30分まで)
休館日
毎週月曜日、冬季休館あり
休館日が祝日、振替休日と重なった場合は開館
7月下旬~8月、10月は無休
入館料
一般1,500円
高校・中学・小学生:500円
小学生未満は無料
【倉敷川】
次に、近くを歩いていると、沢山の人だかりが出来ていることに気が付きました。
その答えが、こちら!!
白くて可愛らしい、白鳥が生活していました。
時期が合えば、「ヒナが誕生!!」というニュースが流れることもあるそうです。
ただ、こちらのヒナは大きくなると、巣立ってしまいます。
この恵まれた地で生活している「現白鳥家族」を、我々も陰ながら大切に見守っていきましょう!!
【くらしき川舟流し】
威勢の良い船頭さんと、白壁の街並みを一緒に眺めてみてはいかがでしょうか?
いつもとは違った角度で視野を広げることが出来る【くらしき川舟流し】では、
川辺に垂れ下がる柳など、風情豊かな場面がいくつも登場します。
「JR倉敷駅」から徒歩約10分と好立地なうえ、川舟は30分間隔で出発していますから、プランにも組み込みやすいのが特徴的ですね。
TEL
086-422-0542
出発時間
9時30分(始発)~17時(最終)
所要時間
20分
休業日
3月~11月は、第2月曜日(祝日は除く)
12月~2月は、土・日・祝日のみ運行(年末年始は運休)
料金
大人500円、小人250円(5歳~小学生以下)、5歳未満は無料
そしてまた、少し歩きだすと、いよいよお目当ての場所に近づいてきましたよ。
【倉敷珈琲館】へ到着しました!!
ようやく本題のお店への到着となりました。
倉敷川沿い(中橋付近)にお店を構える、自家焙煎の珈琲専門店【倉敷珈琲館】です。
白壁と赤い門を目印に探してみてくださいね。
「自家焙煎」と言われるだけに、香ってくる豆の匂いには、こだわりが感じられます。
店外からは中の様子が少し見えづらいですが、その緊張感がまた面白さとなり、このお店のオリジナル性への期待にも繋がっていきました。
少しずつ足を進めながら、喉が乾いた珈琲好きの主人と2人。早速入店します!!
ドアを開けると、爽やかな風と共に、
スタッフさんから気持ちの良い「いらっしゃいませ」という挨拶がありました。
接客はとてもスムーズ。今回は1番奥のテーブル席に案内してくださいました。
店内のウッディな内装と、差し込んでくる木漏れ日が、良い意味で目に染みてきます。
少し照明を落としつつも、落ち着きある静かな店内は、それぞれ大切な時間を持つお客様同士が、共有しあう空間に思えました。
「何て、気持ちのよい昼なんだろう」
しばらくすると、注文を聞くために、スタッフさんがやって来てくださいます。
珈琲は豊富なメニューがあり、つい目移りしてしまいそうになりましたが、初回は、シンプルなものをチョイスしてみることに。
それがこちらです。
「ソフトブレンド」です。
混雑状況にもよるとは思いますが、この1杯を仕上げてもらうまでは、ゆっくりと待つことにしましょう。
ネルドリップで抽出された絶妙な完成品は、器にもこだわりがありました。
珈琲の艶っぽさとマッチしたシンプルな白色です。
最近では、安価で飲みやすいセルフ式のコーヒー店が多く存在していますが、時には、「時間をかけて1杯の珈琲」をどうぞ。
スタッフさんの佇まいも、お客様の邪魔にならない様にと、とてもシックなもので、1971年から営業されているからか、安定感のある接客を見ることが出来ました。
撮影についてお聞きした際も、店外及び注文した商品については、快く許可を頂きました。
本当にありがとうございました。
また明るいテラス席も用意されており、特に読書をする方にはおすすめの空間でした。
タイミング良く座席が空いていれば、また違った風景が見られそうですね。
まとめ
【珈琲を求めての大人旅】はいかがでしたか?
急な雨天や暑い夏、ひと休みがしたい時には、歴史ある接客を受けてみてはいかがでしょうか?
ただし、素敵なお店を応援していくために、くれぐれもマナーは守りましょう。
撮影前は、スタッフさんに一言確認してみてくださいね。
それでは、価値ある大人旅をお楽しみください!!