綺麗な海とのんびりとした空気。そんな漁港の雰囲気ってなんだか素敵ですよね♪
潮風と美味しい海の幸!
でも、関東を出て地方に行かないとそんな体験は出来ない…。
そう思っていませんか?
実は千葉県の房総半島なら都心からも手軽にいけちゃいます!しかも漁港の雰囲気も抜群!
そこで今回は千葉県の房総半島に行ってきた体験談をご紹介していきます!
目次
都心から車で1時間半のアクセス
千葉県の房総半島は、都心から約1時間半。
ちなみに私の出発地点は東京都の天現寺エリア。
「東京事変」というバンドの「入水願い」という曲をご存知でしょうか。
「天現寺経って房総半島へ」という歌詞があるのですが、今回はその歌詞通りの旅となりました。
かなりニッチですが聖地巡礼ともいえる今回の小旅行。
とりあえず房総半島の最南端をカーナビにセットして車を走らせます!
この日の出発は平日の深夜だったので道路はガラガラでした!
東京方面から行くなら海ほたる経由!
東京から房総半島へ行く道ですが、アクアラインという海を突っ切るトンネルを通っていくのが断然早いです。
内陸を経由するとどうしても回り道になってしまいます。
連休や土日は少々混雑するのが玉に瑕ですが、アクアラインを通っていけば大幅な時短になります!
アクアラインには途中に海ほたるという海に浮かぶPAがあります。そこには飲食店からお土産屋さん、フォトスポットなどが充実!
私も思わず記念に立ち寄って写真を撮りました。
夜だというのにここは人が大勢!
周囲に広がる海と、海上に光りながら浮かぶ海ほたるはなんだか幻想的な光景です。
野島埼灯台に到着!
そして予定通り1時間半足らずで房総半島に到着しました!ひとまずここで仮眠を取り、行動は朝から開始することとします。
ちなみに到着したのは房総半島最南端の野島崎という場所。
海があるので非常に潮風の気持ちいいエリアです。
そしてここには有名な「野島埼灯台」という灯台があります!
「日本の灯台50選」にも認定
野島埼灯台は、白くて八角形の形をしているのが特徴。
日本ではじめて建設された洋式灯台としても有名な灯台なのです!
私はそこまで灯台に詳しいわけではないのですが、ちょっと調べただけでも野島埼灯台を観光スポットとして紹介している記事は多数です。
現在は一般人の立ち入りも出来るスポットとなっています。
営業時間は10月〜4月は9時〜16時、5月〜9月は9時〜16時30分です。
私が入ったときは朝でしたが、ほぼ人はいませんでした!
※情報は2022年4月時点のものです。最新情報はホームページをご参照ください。
見晴らしのいい景色
野島埼灯台からの景色は本当に見事です!
展望フロアは360度パノラマになっており、太平洋を一望できます。
高台になっている地面からの高さは24メートル。かなり遠くまで房総の街を見下ろすことが出来ます。
このときはかなり風が強く、空の雲がどんどん流れていました。
海は比較的穏やかで、青く澄んでいて絵画のよう。
どこかとても遠くの地に来たかのようでした。
広がる潮だまり
野島埼灯台の周辺はしっかりと管理されており、海の方へ続く遊歩道なども完備されています。
芝生も敷かれ、周辺が広い自然公園のようになっています。
私が行った時もその道を地元の方とおぼしき人が散歩していました。
なんとものどかな光景です。
私も灯台からちょっと歩いて海に行ってみることにしました。
磯遊びには最適
近くの海は砂浜ではなく、岩がごつごつした潮だまりでした。
丁度干潮の時間だったようで濡れた岩肌が水面から顔を出します。
岩を渡り歩いて海の中へと入っていくことも出来、子供連れにも楽しく過ごせそうな場所です。
私が潮だまりを覗いた時にも、小魚やカニがたくさんいました!
さすが房総半島、自然が豊かです。
生き物もたくさんいて、その上水が綺麗なので1日磯遊びをするのもアリでしょう。
釣りの初心者にもおすすめのスポット
ちなみにこの野島崎の近くには、「乙浜」と呼ばれる漁港があります。
乙浜は千葉県最南端の漁港で、多くの船が停泊しています。
その乙浜港の堤防は釣り人に人気のスポットなんだそうです。
今回は釣り道具を持って行かなかったので釣りが出来ず残念でした。
シーズンによって釣れる魚も異なるようですが、「アジ」や「メジナ」、「クロダイ」などが主に釣れるそうです。
釣りの初心者にもおすすめのスポットということで、家族連れで行く人もかなりいるんだとか。
房総半島グルメ!
旅の醍醐味はやはり、食事です!それは今回も例外ではありません。
長時間運転でお腹はペコペコ。
房総半島のグルメをしっかりと味わって帰りたいと思います。
場所は乙浜港に移り、昼食を探します。
お昼になるにつれて、港は潮の香りと浜焼きのような香ばしい匂いで満たされていきました。
房総半島の名物は伊勢海老!
房総半島の名物と言えばやはり「魚介」です!特に有名なのが「伊勢海老」!
高級品の伊勢海老は、ここ房総半島でも多く水揚げされています。
これは食べないわけにはいきませんね。
ましてやここ乙浜港は港なので、とれたて新鮮な魚介が毎日入ってきます。
港周辺にある食事処ではそういった本当に新鮮なお魚を提供しているのでおすすめです!
魚介好きにはたまらない房総半島
港周辺の飲食店では比較的どこも伊勢海老や新鮮な魚を出しているようでした。
ちまたのネット記事などでは「漁協直営の食堂がおすすめ!」と書いてあったりしますが、魚の単価や量のコスパはどこも抜群です。
都心と比較すればどこで食べても損はないようなそんな感じ。
迷っていたら近くの食堂のおばちゃんに声を掛けられたので言われるがままにお店に入りました。
とりあえず食べたいのが伊勢海老!
新鮮な海老の味を食べるため、少々値が張りましたが迷わず注文!
そして来たのがこちら。
身がプリップリで白く、とても綺麗です。盛り付けもお洒落で贅沢感満載!
歯ごたえもちょっとした繊維質を感じる、程よい歯ざわりでなんとも言えませんでした。
さらに注文したのはあわび。
ボイルしたあわびにレモンを掛けていただきます。
日常的に食べるものでもないのであまり都心で食べるあわびとの違いが分かりませんでしたがとにかく美味しい!
もっとコリコリしているものかと思いましたが、思いのほか柔らかくてコクのある味でした。
そして最後は先ほどの伊勢海老をお味噌汁にしてもらいました!
伊勢海老を出汁につかうなんて贅沢の極みです。心もお腹もいっぱいでお店を後にしました。
平日は空いていてのんびり
食後に港周辺を散策しましたが、非常に穏やかでした。
平日の昼間ということもあり、人はまばら。これが休日や連休になれば比較的混むのでしょう。
波の音と潮風が絶え間なく聞こえる港町は本当に風情があります。
たまに釣り人やツーリングで立ち寄る人も見受けられました。
猫が気ままに散歩している姿もあり、ここが関東だということを忘れそうです。
まとめ
南房総の旅についてレポートしていきました。
中でも野島埼灯台は南房総の有名な観光名所なので、行った際には立ち寄ってみてください。
さらに釣りをする方は、ターゲットに合わせて時期を選んでいくといいかもしれません。
今回は初夏でかなり陽気がいい頃だったので、とても穏やかな南房総を旅することが出来ました。
都心から約90分の港町、是非小旅行を楽しんでみてくださいね。