青森県と言えばりんごで有名ですが、それくらいしか知らないよって人も多いのではないでしょうか。
しかし、青森県は青森駅付近だけでも、楽しめるスポットがたくさんあります。
本記事では、そんな青森駅周辺の楽しみ方をお伝えします
目次
元祖 青森のっけ丼
「元祖 青森のっけ丼」は、青森駅から徒歩7分ほどの青森魚菜センター内にあるレストランです。
のっけ丼とは
のっけ丼とは、その名の通り具材をご飯の上に乗っけて作る丼のことです。
丼といえばカツ丼ならカツ、天丼なら天ぷらを載せますが、のっけ丼では様々な魚介類を自分好みに乗せることができます。
しかも、乗せられるのは青森で取れた新鮮な魚介類ばかりです。
のっけ丼を食べるには?
のっけ丼を食べるには、まず入り口を入ってすぐの案内所で食券を購入します。この際、スタッフが丁寧に対応してくれるので、分からないことがありましたら何でも聞いてください。
食券は10枚券:1,500円、5枚券:750円です。※2021年10月時点
食事券の枚数に応じて、ご飯の量を増やせたり多くの具材を乗せられたりします。
市場内には約30店舗のお店がありますので、自分好みの具材を乗せてみてください。
量としては、1,500円で海鮮丼の並くらいの量が作れます。そのため、「大盛りにしたい」、「贅沢に海鮮をたくさん乗せたい」という人は、15枚の食券を買うと豪華な海鮮丼ができるでしょう!
筆者は15枚購入して海鮮丼を作ってみました。マグロの赤身やイクラ、ネギトロ、甘エビ、サーモン、だし巻き卵などをふんだんに使い、人生で最も贅沢な海鮮丼を作ることができました。
また、市場内では他にも味噌汁やコロッケ、青森名物イカメンチなどの惣菜も置いてあります。家族の中に魚介類が苦手な人がいても安心です。
アクセス
電車
JR奥羽本線「青森」駅から徒歩7分
車
駐車場はありませんが、市場の前に有料の駐車場があります。
元祖 青森のっけ丼詳細情報
営業時間
7:00-16:00 ※日によって変動することがあります。
定休日
火曜日 ※ねぶた祭りなどの行楽シーズンは営業していることがあります。
料金
10枚券:1,500円、5枚券:750円
住所
〒030-0862 青森県青森市古川1-11-16
電話
017-763-0085
公式ホームページ
https://nokkedon.jp
※情報は2021年10月時点のものです。最新情報は、ホームページをご参照ください。
三内丸山遺跡
続いて紹介するのは、三内丸山遺跡です。
三内丸山遺跡とは
三内丸山遺跡は、日本最大級の縄文集落跡跡地です。発掘調査により、当時の自然環境や生活、ムラの様子などの研究が進められています。
遺跡の一部が観光用に公開され、自由に見学することができます。
また、実際の遺跡だけではなく、当時の村を再現して作られた住居や建屋などがあり、縄文時代当時の生活を垣間見ることができます。
現在でも発掘調査が進められており、行く度に新しい発見のある、一回だけではなく何度も行くことで楽しめる古代遺跡です。
三内丸山遺跡の見どころ
三内丸山遺跡では、毎日決まった時間に豊富な知識を持ったガイドさんによる観光ツアーが行われています。ガイドさんと共に、三内丸山遺跡の復元された遺跡と発掘後を巡ります。
観光ツアーでは、ガイドさんなしでは見逃してしまうような場所の紹介はもちろん、解説版に書いていないような知識、採掘や発掘の歴史や、青森についての豆知識など、色々と教えてくれます。
長時間聞いていても飽きるどころか、どんどん話の虜になってしまったぐらいです。
ツアー自体は1時間ほどですが、これだけで三内丸山遺跡は終わりません。
ツアー後には、ゆっくりと博物館を見て回ることができます。
博物館には出土品を始め、縄文時代日本についての基礎知識、東北・北海道地方にあるその他の遺跡の紹介などがされております。筆者は1時間ほどかけてじっくりと見学しました。
博物館内には、縄文時代の食事を味わえるレストランや当時の時代を体験できる体験工房もあります。体験工房では、自分が行った際には中学生が何やら集団で研修を受けていました。
また、時期によっては特別展示も行われているみたいです。
アクセス
電車
最寄りの駅はなし。車かバスでお越しいただく形となります。
車
JR青森駅から車で約20分(約7キロメートル)
JR新青森駅から車で約10分(約2.5キロメートル)
駐車場有:大型車約10台、普通車約500台
シャトルバス
市営バス 約30~40分
「三内丸山遺跡」行き
青森駅前「⑥青森市営バス乗り場」から乗車、「三内丸山遺跡前」下車(310円)
ねぶたん号(シャトル・ルートバス)約30~40分
青森駅前「⑦シャトルバス乗り場」から乗車、「三内丸山遺跡前」下車(300円)
ねぶたん号(シャトル・ルートバス)で約15分
東口3番乗り場から乗車、「三内丸山遺跡前」下車(300円)
バスの時刻表等は、以下のサイトをご参照ください。
https://sannaimaruyama.pref.aomori.jp/information/access/
三内丸山遺跡詳細情報
見学時間
9:00~17:00
休館日
毎月第4月曜日(祝日の場合は翌日)、12月30日~1月1日
料金
一般:410円(330円)、高校生・大学生:200円(160円)、中学生以下無料
※()は20名以上の団体利用、特別展の観覧料は別途
住所
〒038-0031 青森県青森市三内字丸山305
電話
017-766-8282
公式ホームページ
https://sannaimaruyama.pref.aomori.jp/
※情報は2021年10月時点のものです。最新情報は、ホームページをご参照ください。
青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸
最後に連絡船の八甲田丸をご紹介いたします。
八甲田丸とは
現在、青森と北海道は青函トンネルによって繋がれています。青函トンネルによって本州と北海道は鉄道によって繋がりましたが、それ以前は青森から客車を船へと乗せ、北海道の函館駅まで運んでいました。
その鉄道輸送に使われていたのが八甲田丸です。
青函トンネルの開通により八甲田丸は引退しましたが、その後青森駅のすぐ横に展示され、メモリアルシップとして当時の八甲田丸の様子を今に伝える博物館として使われています。
八甲田丸の見どころ
八甲田丸は一見普通の船に見えますが、多くの魅力があります。
船ではあるものの、旧国鉄が運営していたため、鉄道と同様の切符や座席が使われていました。館内では実際に使われていた座席に座ることもでき、当時の切符や八甲田丸の歴史なども丁寧に紹介されています。
また、操舵室には当時の機材がそのまま残っているため、子供はもちろん、大人もまるで自分が船長になったような気分を味わえます。操舵室から眺める綺麗な海はとても綺麗でした!
そして、八甲田丸一番の見どころは車両甲板です。
車両甲板では、普通の船にはない電車の車両を積み込むためのスペースが用意されています。車両看板はかつて使われていた車両が展示されているだけではなく、船と地上の線路を繋ぐ線路が甲板の床に残っています。
さらに、車両甲板の下にあるエンジンルームは当時のエンジン設備がそのまま残っているので、多くのシステムが船の航行に関わっていることが分かります。
アクセス
電車
JR青森駅から徒歩5分
車
JR新青森駅から車で20分
青森中央IC(青森自動車道)から20分
青森空港から車で30分
青森空港から車で30分
無料駐車場有:乗用車 約20台、大型バス 約3台 ※満車の場合は近くの有料駐車場をご利用ください。
八甲田丸詳細情報
見学時間
夏季(4月1日~10月31日):9:00~19:00(入館受付は18:00まで)、冬季(11月1日~3月31日まで):9:00~17:00(入館受付は16:30まで)
休館日
夏季はなし、冬季は毎週月曜日、その他:12月31日、1月1日、3月第2週の月~金曜日
料金
・八甲田丸(有料展示コーナー)観覧料:大人510円(460円)、高校生310円(220円)、中学生310円(220円)、小学生110円(80円)
・2館共通券(八甲田丸・ワ・ラッセ):大人930円、高校生620円、中学生470円、小学生270円
・3館共通券(八甲田丸・アスパム・ワ・ラッセ):大人1,380円、高校生970円、中学生770円、小学生570円
・青函連絡船共通券(八甲田丸・摩周丸):大人700円 ※大人券のみ
・年間パスポート:1,020円(同伴2名様まで)、10,200円(同伴4名様まで)
※()の料金は団体割引、乳幼児は無料
住所
〒038-0012 青森市柳川一丁目112-15地先
電話
017-735-8150
公式ホームページ
https://aomori-hakkoudamaru.com/index.html
※情報は2021年10月時点のものです。最新情報は、ホームページをご参照ください。
まとめ
本記事では「元祖 青森のっけ丼」、「三内丸山遺跡」、「八甲田丸」の3箇所を紹介いたしました。
青森駅周辺だけでも色々な観光地がありますが、他にもねぶた祭の歴史を知ることができるねぶたの家や青森県立美術館、青森の名産品を取り扱うアスパムなどがあります。時間がある方はそちらも回ってみるといいでしょう。
また、青森はりんごの名産地と言われるだけあって、青森駅にはりんごジュースしか売っていない自動販売機もありますので要チェックですよ。
是非次の旅行に青森を検討してみてください。