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美しい自然とともに季節の移り変わりを感じることができる東北地方。春は桜、夏は海、秋は紅葉、冬は雪と、季節ごとに違った美しさを堪能できるのは東北地方の魅力の一つです。
自然、温泉、グルメ、観光とあらゆる魅力が目白押しの東北地方への旅行を検討する中で、おすすめの旅行先を知りたいという方もいるでしょう。そこで本記事では、東北旅行を検討している方々に向けて、岩手県八幡平市の美しい大自然とそこで楽しめるアクティビティを3つ紹介します。
八幡平はどんなところ?


八幡平は、岩手県西部の秋田県との県境に程近い山間部に位置しています。東洋一の硫黄鉱山と謳われた松尾鉱山を擁し、昭和初期には標高1,000メートルの高地に建てられた巨大なアパート群に約15,000人が暮らしていたことから「雲上の楽園」として名を馳せました。
1970年代以降に温泉郷やスキー場などの観光事業が相次いで開業し、現在はリゾート地として全国的に知られています。山あいの豊かな自然が大きな魅力の一つであり、季節ごとに違った楽しみ方ができるリゾート地です。


八幡平のおすすめスポット・アクティビティ3選
八幡平のおすすめスポット・アクティビティは以下の3つです。
- 安比高原でゴルフ!スキー!釣り!
- 茶臼岳でキャットガイドツアー
- 七滝氷瀑スノーシューツアー
安比高原でゴルフ!スキー!釣り!

安比高原には広大なスキー場の周りにおしゃれなホテルや北欧風のペンションが建ち並んでおり、豊かな大自然の中でスキーやゴルフ、釣りなどのアクティビティを楽しむことができます。
冬にはスキーができることはもちろん、春・夏・秋はブナの二次林やダケカンバの原生林で、森林浴や山菜取りをしたり、ゴンドラで前森山山頂に登って景色を楽しんだり、牛が放牧されている牧場でできたての牛乳やアイスクリームを味わったりと、四季折々の自然を堪能できるでしょう。

茶臼岳に行くキャットガイドツアー


八幡平では「キャット」という雪上車で雪山を楽しむことができます。キャットガイドツアーには、標高1,440メートル付近までキャットで登り、そこからはスノーシューを履いて茶臼岳(標高1,578メートル)方面まで1時間程度歩いて登るというツアーがあります。
雪上を自分で歩くことができるツアーに加えて、キャットに乗ったまま雪山を楽しむことができるツアーもあるため、お子様やご高齢の方でも無理なく楽しむことができるでしょう。


七滝氷瀑スノーシューツアー

七滝氷瀑とは、岩手山から流れる落差30メートルの七滝が厳冬期に凍りつき巨大な氷瀑になった状態のことです。七滝氷瀑は温泉成分を含んでいるため凍った滝が青白く見えるのが特徴で、八幡平の大自然が創り出した壮大な芸術ともいえます。
七滝氷瀑スノーシューツアーは、スノーシューを履いて緩やかな登山道を90分ほど歩くツアーです。高低差が少ないため初心者でも十分に楽しむことができるでしょう。
まとめ
リゾート地として全国的に名高く、春夏秋冬ぞれぞれで違った楽しみ方ができる壮大な自然に囲まれた八幡平には毎年数多くの観光客が国内外から訪れています。
八幡平は観光地にとどまらず移住先としても非常に魅力的な場所として注目されているエリアの一つです。ワーケーションの一環として八幡平に移住してみると、温泉や大自然の中でのびのびと仕事も休暇も満喫できるでしょう。
実際に東京や台湾から八幡平に移住してきて、観光や移住についてのPR活動をしたり移住の相談を受けたりしている方もいます。
東京から移住した阿部さんは八幡平ガイドの仕事をしており、旅行や移住についてご自身の移住経験も踏まえた相談サービスも行っています。八幡平への移住をご検討中の方は一度相談してみると有益な情報が得られるでしょう。
台湾から移住をしてきた楊(よう)さんは、ワーキングホリデーで日本に来たことをきっかけに日本で働きはじめ、東京・大阪で過ごした後に八幡平に移住し、現在は八幡平のPR活動をしています。
楊さんは東京で働いていた時に八幡平で募集されていた台湾人向けの求人広告が目に留まり、実際に八幡平に行ってみたところ、季節によって移り変わる大自然の美しさと現地の方々の温かさ・寛容さに魅力を感じて八幡平への移住を決めたと語ります。


※八幡平の観光をPRする楊さん
八幡平には外から旅行や移住で来る人を受け入れる姿勢が強い方が多く、旅行客・移住者向けのイベントも開催されています。人と自然に恵まれた八幡平への旅行・移住を是非一度ご検討してみてはいかがでしょうか?