長崎の王道観光地を巡る旅パート2!歴史スポットを歩く

長崎 #出島 #平和公園 #教会
2022.03.06

長崎県は江戸時代から外国との交流の玄関口としての役割を果たし、異国情緒溢れる土地として現在まで発展してきました。歴史的にカトリック教会が多く点在し、五島列島の教会群も今では広く知られるようになり、観光客が訪れるようになりました。

また、長崎市は多くの観光地がある一方で、第二次世界大戦中には2発目の原子爆弾が投下された被爆地として、平和の尊さと核兵器や戦争の悲惨さを今に伝える役割も大きく担っています。本記事では、そんな長崎市の観光地の紹介(パート2)を行っていきます。

長崎県は江戸時代から外国との交流の玄関口としての役割を果たし、異国情緒溢れる土地として現在まで発展してきました。歴史的にカトリック教会が多く点在し、五島列島の教会群も今では広く知られるようになり、観光客が訪れるようになりました。

また、長崎市は多くの観光地がある一方で、第二次世界大戦中には2発目の原子爆弾が投下された被爆地として、平和の尊さと核兵器や戦争の悲惨さを今に伝える役割も大きく担っています。本記事では、そんな長崎市の観光地の紹介(パート2)を行っていきます。

平和公園、長崎原爆資料館

平和公園とは

平和公園は長崎の原爆で亡くなった方、また先の大戦で亡くなった全ての人を偲び、戦争の悲惨さと平和の尊さを今に伝えるために作られました。平和公園内には平和を願うモニュメントや芸術作品が展示されており、公園の中心には平和祈念像が建てられています。

平和祈念像は「右手は原爆を示し、左手は平和を、顔は戦争犠牲者の冥福を祈る」という作者の言葉が台座の裏に刻まれています。楽しい観光ももちろん楽しいですが、平和公園は今に生きる私達が忘れてはならないことがあるということを思い出させてくれる場所です。長崎に来たら、必ず一度は訪れたい場所といえるでしょう。

平和公園 詳細情報

詳細情報

料金
無料 ※駐車料金は別途必要

休園日

入園時間
24時間

住所
長崎県長崎市松山町 平和公園内

電話
095-829-1162

アクセス
・路面電車
JR長崎駅前から路面電車「赤迫行」で平和公園を下車、そこから徒歩3分

・車
長崎ICから「ながさき出島道路」へ入り、長崎中心部に。JR長崎駅前を通過し、国道202号線ならびに国道206号線を道なりに進む

駐車場
有 ※有料

公式ホームページ:https://www.nagasaki-tabinet.com/guide/130

※情報は2022年2月時点のものです。最新情報は、ホームページをご参照ください。

長崎原爆資料館

長崎原爆資料館とは

長崎は、広島と共に原子爆弾が投下された街でもあります。核兵器の悲惨さと平和の尊さを被爆した実際の生活品や当時の写真を用いて伝えています。さらに、原子爆弾の原理や放射能の恐ろしさなども伝えられています。

長崎に原子爆弾が投下されるに至った経緯や、その後の復興の様子、後遺症についてなどの記録もしっかりと残されています。館内にはボランティアのガイドさんもおり、見るだけではわからない展示の解説などを丁寧にしてくれます。

2-2.長崎原爆資料館 詳細情報

詳細情報

料金
一般200円(団体15名以上で160円)、小学生・中学生・高校生100円(団体15名以上で80円)、小学生未満は無料

休館日
12月29日~31日

開館時間
4月~9月から翌3月:8:30-17:30(入館は17:00まで)
5月~8月:8:30-18:30(入館は18:00まで)
8月7日~9日:8:30-20:00(入館は19:30まで)

住所
〒852-8117 長崎県長崎市平野町7-8

電話
095-844-1231

アクセス
・路面電車
JR長崎駅前から路面電車「赤迫行」で「原爆資料館」を下車、そこから徒歩5分

・バス
JR長崎駅前から路面バス「滑石(なめし)・時津(とぎつ)・長与(ながよ)・女の都(めのと)方面行」に乗車し、「浜口町」を下車、そこから徒歩5分

・車
長崎ICから「長崎バイパス」へ入り、「川平IC(平和公園・昭和町方面)」出口より市内中心部へ 約5分

駐車場
有 ※有料

公式ホームページ:https://nabmuseum.jp/genbaku/

※情報は2022年2月時点のものです。最新情報は、ホームページをご参照ください。

浦上教会

浦上教会とは

浦上教会はキリシタン達と外国人宣教師によって、1914年に東洋一のレンガ造りの大聖堂として完成しました。しかし、1945年に原爆により建物は破壊され、殆どが見る影もなくなってしまいました。

現在の建物は1959年に鉄筋コンクリートで再建されたもので、1980年にはレンガタイルで改装工事を行い、当時の姿に似せて復元されました。浦上教会の周りには原爆で破壊されたかつての浦上天主堂の跡地や痕跡があり、原爆の悲惨さをここでも知ることができます。ちなみに、教会内は観光客は手前までしか入れず、内部の見学はできません。

3-2.浦上教会 詳細情報

詳細情報

料金
無料

休館日

内覧時間
9:00-17:00

住所
〒852-8112 長崎県長崎市本尾町1-79

電話
095-844-1777

アクセス
・電車(路面電車)
JR長崎駅前から路面電車「赤迫行」に乗車し、「平和公園」を下車、そこから徒歩8分

・バス
JR長崎駅前から路面バス「下大橋行」に乗車し、「浦上天主堂前」を下車、そこから徒歩1分

・車
長崎ICから「長崎バイパス」へ入り、「川平IC(平和公園・昭和町方面)」出口より約1.5km走行

駐車場
無 ※近くのパーキングエリアを利用

公式ホームページ:https://www.nagasaki-tabinet.com/junrei/122

※情報は2022年2月時点のものです。最新情報は、ホームページをご参照ください。

出島

出島とは

出島は江戸時代、唯一の外国との交流の場として外国人が住み、貿易が行われていました。開国後は長崎の発展に伴い、周辺が埋め立てられていき、一度は姿を消します。しかし、第二次世界大戦後には出島の復元作業が本格化し、当時の出島の様子を今に伝える博物館的な役割を果たすようになります。復元とはいえ、当時の様子や実際に使われていた道具、発掘調査で出土した交易品なども見ることができます。

出島 詳細情報

詳細情報

料金
大人520円(団体15人以上で410円)、高校生200円(団体15人以上で120円)、小学生・中学生100円(団体15人以上で60円)、小学生未満は無料
※学生は特定の条件、日付次第では無料になる。詳しくはホームページを参照

休業日

入場時間
8:00-21:00(最終入場は20:40)

住所
〒850-0862 長崎県長崎市出島町6-1

電話
095-821-7200

アクセス
・電車(路面電車)
JR長崎駅前から路面電車「崇福寺行」で「出島」を下車、徒歩すぐ

・バス
JR長崎駅前から路面バス「新地ターミナル行」に乗車し、「長崎新地ターミナル」を下車、そこから徒歩5分

・車
長崎ICを経由し、出島道路から1分

駐車場
無 ※近くのパーキングエリアを利用
公式ホームページ:https://nagasakidejima.jp/

※情報は2022年2月時点のものです。最新情報は、ホームページをご参照ください。

グラバー園

グラバー園とは

グラバー園はスコットランドの貿易商人グラバー、リンガー、オルトの旧邸があった敷地に、長崎市内の歴史建造物を移築した野外博物館です。グラバー邸をメインに、3つの国指定重要文化財の住宅と長崎市内に残る貴重な洋風建築を見ることができます。中でもグラバー邸は、現存する日本最古の木造洋風建築で世界遺産にも登録されています。

グラバー園の中は日本というよりは、ヨーロッパのような雰囲気が広がっています。日本が開国した当時の外国人の暮らしを知ることができます。また、園内のどこかの石畳の中には、ハート型の敷石が2ヶ所埋め込まれているそうです。ハート形の敷石を探し出して手で触れると、恋愛が成就するとも言われているためか周りには若い男女を多く見かけました。

グラバー園 詳細情報

詳細情報

料金
大人620円(団体15名以上で520円)、高校生310円(団体15名以上で250円)、小学生・中学生180円(団体15名以上で140円)、小学生未満は無料

休業日

入場時間
8:00-18:00(最終入場は17:40)
※時期によっては夜間開園(20:30まで)を行っている

住所
〒850-0931 長崎県長崎市南山手町8番1号

電話
095-822-8223

アクセス
・電車(路面電車)
JR長崎駅前から路面電車「崇福寺行」に乗車し、「新地中華街」を下車。「石橋行」に乗り換えて「大浦天主堂」を下車、徒歩7分

・バス
JR長崎駅前から路面バス「樺島行」に乗車し、「グラバー園入口」で下車、徒歩すぐ

・車
長崎ICから「ながさき出島道路」を経由して5分

駐車場
無 ※近くのパーキングエリアを利用

公式ホームページ:http://www.glover-garden.jp/about

※情報は2022年2月時点のものです。最新情報は、ホームページをご参照ください。

まとめ

今回も長崎市内の観光地をご紹介してきました。パート1とは違い、今回紹介した観光地は遊びというよりは学びが多い場所だったといえます。その分、長崎の歴史や文化を知りたいと思っている方には興味を持って頂けたとのではないかと思っています。少しでも興味を持っていただけたようでしたら、次の旅行先は長崎を選んでみてはいかがでしょうか?