うどん県で有名な香川県。その香川県で3年に一度開催される「瀬戸内国際芸術祭」をご存知でしょうか?
瀬戸内海に浮かぶ島々を中心にアートのトリエンナーレ。
瀬戸内国際芸術祭=通称「瀬戸芸(せとげい)」は、2019年で第4回を迎えました。
本記事では、女木島・男木島のアートフォトスポット(撮影可)をご紹介します。
目次
瀬戸内国際芸術祭とは?
瀬戸内国際芸術祭とは、2010年から始まった3年に一度開催されているアートの芸術祭です。通称「瀬戸芸」とも言います。
瀬戸芸の舞台は、今回ご紹介する女木島・男木島を含む島々、港です。
瀬戸内国際芸術祭は、「海の復権」というテーマで始まりました。
2019年は、春会期・夏会期・秋会期の3シーズンに渡って開催され、シーズンごとに見られる作品も違います。
春会期は4月26日から5月26日、夏会期は7月19日から8月25日、秋会期は9月28日から11月4日の間で開催されました。
島々に散らばっているアートを求めて島を巡り、地域の方々と交流して、その土地の文化や雰囲気を体験!気分は地図を片手に宝探しをする冒険家といっても悪くありません!
「これから瀬戸芸に行く!」という方はもちろん、「今日初めて知った!」という方も、ぜひこの機会に素敵な祭典をチェックしてほしいです。
本記事では高松港から一番近い島、女木島と隣の島の男木島を紹介いたします。
参考URL:https://setouchi-artfest.jp
女木島・男木島に行ったら絶対行きたいフォトスポット(撮影可)
アートの島に行って早速写真を撮ろうとしても、撮影NG作品が多数存在しております。
そこで今回は、女木島・男木島の撮影OKスポットをご紹介させていただきます!
[女木島]カモメの駐車場 ※無料※
カモメの駐車場は、目には見えない風の形をカモメの向きで視覚化し、感覚を刺激する作品です。
女木港と防波堤に、約300ものカモメがずらりと並びます。風が吹くタイミングを逃さないようにしましょう!
[女木島]20世紀の回想 ※無料※
20世紀の回想はピアノと波の音のコラボレーションで、女木島港から徒歩5分圏内にあるアート作品です。大きなモアイ像のすぐ近くにあります。
芸祭期間なら海の波と呼応しながら旋律を奏でるそうです。
[女木島]女木島名画座 ※入館料300円※
女木島名画座は昔倉庫として使われていた場所を活用して、絵画と映像の作品が展示されています。
長年映画で活躍されてきた俳優の絵画の展示が1Fに展示され、2Fに上がるとそこはもう映画館!
映像(10~20分程度)も流れていて、座って鑑賞できます。
[男木島]男木島の魂 ※無料※
男木島の魂は、男木島港に一際目立っているアート作品です。
日本語、英語、ロシア語、アラビア語など世界中の文字を見つけることができ、店内はフェリーのチケット販売所や軽食の販売、男木島グッズの販売、トイレも用意されてます。
[男木島]路地壁画プロジェクトwallalley ※無料※
路地壁画プロジェクトwallalleyは、男木島のアップダウンの激しい路地を抜けていくと突如となく現れます。
風景のシルエットが描かれており、島の景観の一部になっている感じがお洒落な作品です。
[男木島]歩く方舟 ※無料※
歩く方舟は、男木島港から約10分歩いたところにポツンと佇むモダン作品です。
青と白を基調に作られた作品が、瀬戸内海と夏の空を思わせてくれます。
女木島・男木島夏会期NEWアートスポット
瀬戸内国際芸術祭2019、夏会期のNEWアートスポット一覧です!
女木島
- オニノコプロダクション
- 平尾成志×瀬ト内工芸ズ。
- 「島の中の小さなお店」プロジェクト(8作品)
- 家舟
- 瀬戸内ガストロミー
参考URL:https://setouchi-artfest.jp/artworks-artists/artworks/megijima/
男木島
- 生成するウォールドローイングー日本家屋のために
- うちの海 うちの見
- 未知の作品 2019
- Triebー家
- タコツボル
- The Space Flower・Dance・Ring
- SEA VINEー波打ち際にてー
参考URL:https://setouchi-artfest.jp/artworks-artists/artworks/ogijima/
女木島・男木島へのアクセス方法は?
女木島・男木島への交通手段はフェリーのみです。高松駅から徒歩5分圏内の所に高松港があるので、そこから乗船しましょう。
料金は高松~女木島370円、高松~男木島510円、女木島~男木島240円です。※料金は片道分です。
高松港から女木島まで約20分、男木島までは約40分で到着します。
1日で2つの島を巡ることも可能なので、先に男木島を巡ってから女木島に行くのがベストです。
ただ乗り過ごしなどしてしまうと、島で宿泊しなければならなくなるので、船の出航時間などをしっかり確認してから計画的に旅しましょう!
船の時刻表を掲載しておきます。
参考URL:https://meon.co.jp
まとめ
本記事では、夏会期に展示された作品を中心にご紹介いたしました。
瀬戸内国際芸術祭では、本記事で紹介した作品以外にも撮影NGではあるものの、面白い作品がたくさんありました。
特に夏会期は炎天下での行動になるので、帽子、サングラス、飲み物持参して、熱中症予防対策をしっかりして行きましょう。
島やフェリーにも飲み物やカフェがあって困ることはないですが、少し高いという印象でした(ペットボトル1本170円)。
これらを踏まえた上で、ぜひ3年に一度行われる瀬戸内国際芸術祭に行ってみませんか?
瀬戸内海の穏やかな雰囲気の中で、アートに触れて地域の方々と交流して、非日常な世界への旅に出かけましょう!